朋友来訪 (その1) 涼を求めて戸隠へ
2007年 07月 07日
「晴れたらアルプス散策に連れて行く!」と約束していたのだが、生憎の梅雨空。悪天時のことは「な~んにも」考えていなかった。けど、なんとかなるらぁ。。。
土曜日の朝に彼らをピックアップし、それでも「どこか自然の中を散策したい」とのことで、涼を求めて戸隠方面に向かうことに。「七曲がり」を登りながら近況を報告。そして戸隠へ。
巨木が目に止まり、まずは中社へ。じっとして写真に写ることができない、戸隠中社での二人。
右側が「物知り」で語り始めたら止まらない米国・東海岸出身の彼(趣味は習字)。左が人情深くて気配りやの西海岸出身の彼女(趣味は茶道)。ちょっとしたことでまるで関東人と関西人のように「東はどうだ、西はどうだ」と主張し合うときがあるが、それがまたなんとも微笑ましい2人だ。そんな楽しい彼らが、残すところわずかで帰国してしまうのだ。。。
ヨセミテが近い彼女は、巨木に興味深々。「なぜ、境内には巨木が多いの?」と鋭い質問も出た。「御神木」という言葉もあることから、昔から樹木に神様が宿り、切れば「崇り」が起きると信じているからかなぁ、とお茶を濁したが、ホントのところはどうなんだろう??
緑のトンネル、やわらかい光のシャワー。奥社へ続く参道は標高もあるため、かなり冷涼で快適!
改修中の三門を過ぎると現れるのが、巨木の杉並木。彼らならずとも、私も畏怖の念を抱かずにはいられない。。。
杉並木を越え、ちょっとした坂道を登るともうすぐ奥社。「お清め」は、まず左手、そして右手を洗い、左手を使って口を漱(すす)ぐ。キンと冷えた湧き水が喉を癒す。
九頭竜神社。習字が趣味の「あだむ」は漢字の造詣が深く、「オオ、頭痛のズの発音ネ~!」っと何でも吸収してしまう。。。
そして、彼らが狛犬に興味を持たない訳がない。一般的に右側が「阿形(あぎょう)」で角はなく口は開いている。左側の像は「吽形(うんぎょう)」で、1本の角があり口を閉じている。「阿吽の呼吸」の「阿吽」だ。
厳密には、角のない方の像を「獅子」、角のある方の像を「狛犬」と言い、1対で「獅子狛犬」と称するのが正しいとされるらしい。ここでは、角があるのが右側に居たのだが。。。
そして、戸隠山の麓に鎮座する奥社へ到着!御神酒を酌み交わす集団がいた!おっと、運転手、運転手^^;。
再び参道を降りると、三門の近くにも狛犬が。そこでさすが、外国人は視点が違う。「あれん」が「ネェ、口ノ中ヲ見テ~!スゴクリアルヨ~!」。どれどれ、おお!その朱の色といい、細かいヒダの描写といい、まるで生きているかのようだ!
そして、奥社の入り口まで戻ってきた~。ちょっと下っただけなのに、暑さ倍増!ここでソフトクリーム!彼らは蕎麦ソフトを、私はわさびソフトを。これがまた美味い!蕎麦も香りがしっかりし、わさびはすりおろしたホンモノが混ぜ込んである!
ってゆーか、じっとして写真に写れないんか!?楽しいけど^^;。 【続く】