ブルーベリー園の造成開始
2007年 01月 24日
下流域の大反対から始まって一時はどうなるかと思ったが、問題点をひとつひとつ解決していくことで今日に至ったので、ちょっと感慨深かった。
まずは、搬送されてきた重機で遊休桑園の抜根作業。
普段、桑の根を見る機会はないが、「二の腕」ほどの逞しい直根がしっかりと大地に根付いている。この根はチップ化して園地に還元される。
春の植栽に向けて作業が順調に進むことを祈っている。
午後は、りんごの剪定指導会。ベテラン農家の腕が冴える。「この枝はどうだに?」「なんでその枝を残すんな?」など、皆であれこれ意見交換。
剪定作業は、枝を切ったり引っ張ったりして樹形を整える大事な作業。
光がまんべんなく入り、農薬が効率的にかかり、また作業もしやすいように「三次元的」に考えながらの作業。この枝を切ると他の枝がどう育つか、実が付いて枝垂れてきたらどうなるかなども考える、大変に技術の要る仕事である。「さぁ、どれを切るんかな?」
太陽が西に傾くまで、みな熱心に意見交換していた。
そのまま、S新聞社の取材対応で、親田辛味大根組合長のところへ。長野県にある伝統野菜特集を近々組むとのこと。しっかりPRしてもらえるといいな。