ラミネートパウチ加工の講習会
2006年 10月 19日
下條村は赤なし、りんご、市田柿でも有名な果樹産地でもある。台風などでちょっとしたキズができたりして出荷できない廃果の有効活用手段として、このラミネートパウチ加工を検討、推進しているのだ。
果実の良い部分だけを丁寧に選別、計量。そこにシラップ液と、制菌・退色抑制を目的としたクエン酸を正確に量り入れる。
今回は、巨峰、ラ・フランス(西洋なし)、紅玉を使用した。
真空包装機で丁寧に脱気、シールを行う。
規定温度で規定時間(量、品目により異なる)だけしっかり火を入れる。
できあがった製品。
このままでも美味しいが、ケーキやタルトなどの材料にしても最高においしい。問題は、販路の確保。新鮮な果実が手に入る村内ではまず売れないだろうと読み、ニーズの焦点をどこに絞るかがポイントになりそうだ。