錦秋の小川山
2006年 09月 30日
テントを設営して荷物をまとめ、小川山デビューも2人いたのでガマスラブへ向かうことに。ホールド持ちポーズの愉快な仲間たち。
私とMiyauchi氏でロープを結び、Shimizu師匠、会長夫妻の3人もロープを結び合う。まずは、私がトップでガマルート(5.9、4P)に取り付く。写真は、1P目の核心を越えて快適なカンテをフォローするMiyauchi氏。
トップの確保点から横に目をやると、他のパーティが登ってきた。天気も良く、風が心地よい秋の日。
写真は2P目でハンギング・ビレーするMiyauchi氏。
核心をフォローする会長の奥様。
最終ピッチ「ソドムの頭」をフォローするMiyauchi氏。廻目平を一望できる快適なポイント。
今回初めて、全ピッチをリードすることができた。初めてガマルートに取り付いたときには、フォローでもおっかないわ、難しいわで、一生リードなんてできないと真剣に思ったものだ。
それから数年。自信を持ってリードできる自分がここにいた。進歩した自分と出会えるクライミングって、やっぱりすごいと思った。
さて、名物でもある50mの懸垂下降。初めての人の練習も兼ねて、2ピッチに分けて下降する。写真は、数年前のTV番組「ウリナリのマッターホルン登頂隊」取材で打ち足されたボルト群。
取り付きに戻ってから2手に別れる。私と師匠は、一段高いところにある「ごめんねエッちゃん(5.10b)」に移動。師匠、オンサイト(初見でのリード完登)を決める。私も続けてリードトライ。下部でかなりてこずったものの、レッドポイント(初見でないリード完登)できた!うれしー!私的には★を2つ付けたくなるような好ルートと思う。
次に、すぐ隣りの「ウィスキーキャット(5.10a、25m弱注意)」にトライ。師匠はオンサイト、私もリードトライし、かろうじてレッドポイント(1、2年前にトップロープでトライした記憶がある)。右に左にフラフラとスタンスを探すことから、このルート名?
途中の倒木が極めて邪魔だが、「なんじゃこりゃ?」と思えるところも、よーく探すと隠しスタンスがあったりして、師匠的には★を付けたくなる好ルートのようであった。
今日は「長野県山岳協会のクライミング交流会」だけでなく、「クリーンキャンプ」とも重なっていた。写真はクリーンキャンプに参加した人たちが、Aサイトを借り切って抽選会か何かをやっている様子。
そんなこんなで、天気にも恵まれ、ほのぼのと楽しい1日を過ごすことができた。
さぁ、今年はあと何回、小川山に来れるのだろうか。