市民登山 in 八ヶ岳 (その1、観音平~編笠山)
2006年 08月 26日
標高1,520mに位置する観音平の駐車場はガスに覆われ、8月下旬とは思えない涼しさ。今回の隊長、Inoue氏からブリーフィング。地図、看板を利用して今回のルートや注意事項を説明する。
冷気で体が縮こまってはいけないので、しっかりと準備体操。
しばらくは、緩やかな傾斜で道幅の広い針葉樹林の中を歩く。カンカン照りの中を歩くよりもずっと快適ではある。
総勢11名というのは、私にとっては大人数での山行の部類に入る。
森の中は愛情(ハート)に溢れていた。
標高2,090mに位置する原生林「押手川」の分岐で小休止。
その昔、水を求めた登山者が苔を手で押したところ、コンコンと水が湧き出たことからこの名前がついたようだ。北上すれば編笠山、東進すれば山頂を巻いて青年小屋に向かう。
原生林に彩りを添える「きのこ」。紅色系のカワリハツと思われるが、真相は?
樹林帯を抜けると山頂も近い。
ほどなくして山梨100名山でもある「編笠山(2,524m)」山頂!名前のとおり、下から見上げれば「編み笠」のような山である。
好天を待ちながら大休止。談笑しながら昼食タイム。
時折、山頂を覆うガスが流れて青空が望めるも、ついに景色が広がることはなかった。
北上して下りはじめると、じきに今夜の宿「青年小屋」が見えてきた。
そして小屋に到着。隊長のInoue氏はここで働いていた時期があり、小屋番とも顔見知り。
今夜はコンサートもあるためか予約は満杯。なんと120名以上が宿泊するとのこと。混み合う前に、受付を済ませる。 【続く】