秋色の木曽御嶽山(その4)

 「サイノ河原非難小屋」まで来て稜線を越えると、眼下には新たなカルデラ湖「三ノ池」が見下ろせる。
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 いよいよ下山せねばならない。秋の陽はつるべ落とし。下山が決まれば、あとはさっさと降りるだけ。しかし、この斜面がまた急である。最近起きたと思われる崩落箇所を恐る恐る通過し、振り帰るとその傾斜のきつさが脳裏に甦る。
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 「飛騨頂上」と「三ノ池」との分岐から見下ろす三ノ池。
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 写真は、三ノ池非難小屋越しに見上げる主稜線。まさか、この上に二ノ池があるとは想像し難い。
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 ここから8合目までは、延々と続くトラバース道。途中、崩落が進んでいる沢を渡ったり、岩壁にかけられた木製のはしごを下降するところもあり、緊張が絶えない。
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 西に傾いた日差しが、時折、紅葉を照らし出す。いよいよ、高山は麗しき秋に突入だ。
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 そうこうして8合目に再び合流。二ノ池ですれ違った年配のパーティーとも再会。ロープウェイで登って来た皆と違い6合目まで降りないと行けないので、休憩もそこそこに登山道を駆け下りる。「若いねぇ~。」と幾人にも声を掛けられたが、ホントに若いのは、60歳、70歳になっても元気に山に登り続けている「みんな」だと思う。
 6合目に到着したのは、樹林帯の中が薄暗くなる午後4時。天候も最後まで持ち、秋色に染まる木曽御嶽を存分に楽しめた。

 帰りは、南木曽温泉「床浪荘」で汗を流してきた。かなり高いpHのアルカリ泉、いわゆる「美人の湯」。山深くに位置する床浪荘は、秘境の湯と言って恥ずかしくない。暮れ行く紺碧の空に浮かぶ高層雲を眺めながら、ゆったりと疲れを癒した。
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Commented by あんぱんまん at 2005-10-04 21:26 x
いつも楽しく訪問させてもらっています。
今年の紅葉はあまりきれいじゃないと予想していたのに・・!あー、紅葉登山したくなってきた。
御嶽は6年前に行ったのだが登山口に行く頃には雨が降り出して3度目の正直で登って来れました。あんな高い所にエメラルド色の池があるのには驚いた記憶がある。
Commented by kanechins at 2005-10-05 20:52
 正義の味方、あんぱんまん!いつもご訪問、ありがとう!
 新聞の一面を賑わせているけど、紅葉はなかなかですにー。
 けれど、この週末はずっと天気が悪そう。。。
 長く山をやってるけど、なぜ今まで木曽御嶽に行かなかったのか、自分でも不思議でした。。。けど、とても変化があっていい山だったに!!
by kanechins | 2005-09-30 23:33 | 「山」の独り言 | Comments(2)

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