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by kanechin
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2019長野マラソン。

 2019年4月21日(日)
 午前4時半、起床。気温は3℃で寒さで目が覚める。空が白み始めており、随分と陽が長くなったなと感じる。
 「す〇屋」で朝食を摂り、指定駐車場のオリオン精機へ。足首をテーピングで固定し、ウェアを着替え、左袖に完走祈願のステッカーを貼る。
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 午前6時20分にシャトルバス乗車。
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 車中、今年のテーマソングである the Canadian Club「OVER」が流れる。過去の報告ムービーも流れ、徐々にテンションを上げていく。
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 体育館で入念にストレッチ。仕事関係のT氏にばったり会い、互いの健闘を祈る。
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 トイレの数も半端ない。スタート時刻を見越して用を済ますのも大事なテクニック。(といいながら、レース途中で1度トイレに行く羽目に。。。)
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 7時を回ると、ランナーの数も増えてきた。満開の桜に励まされる。
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 山仲間であるCotと合流し、互いに励ましあう。荷物をトラックに預け、アップエリアへ。(撮影:Cot)
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 野球場を5周ほど走って体を温める。7時50分にスタートラインへ。号砲まで40分あるが、その間に軽い尿意を覚える。多少スタートが遅れようが、ここはトイレに行くべきであったと反省。

 長野運動公園をスタートし、善光寺、ビッグハット、エムウェーブ、ホワイトリンク、松代PAを経てオリンピックスタジアムへ続く、昨年と同じルート。
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 Qちゃんのエールを受けて気持ちを盛り上げる。そして、定刻どおり8時半に号砲!
 実力以上の3,000番台ゼッケンを頂いたが、スタートがあまりに近くてびっくり。写真は、Cot撮影のスタートゲート。
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 行ってきます!(撮影:Cot)
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 3,000番台はさすが速い。2km地点での大河の流れは、およそキロ4分45秒前後。フルマラソンでは未経験の速さであったので、自分はキロ4分50秒を目安に足を進める。心肺には余力を感じ、「もしかして、これ行けるんでは!」と快調に進む。(のちに、大変な過信であったことに気付く)

 エムウェーブ(約17km)前で「3時間30分のペースランナー」に追いつき、追従。ぐるっとエムウェーブを周回する部分は応援も多く、励まされてペースが上がりがちになる。21km地点の五輪大橋の登りが異様にキツイ。昨年は感じなかったキツさ。

 ハーフポイント(21.1km)でのグロスタイムは、なんと1時間46分28秒。明らかに飛ばし過ぎだが、時は既に遅し。(撮影:Cot)
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 アートウォール前でみゆきさん、まみたすの声援を受けてハイタッチを頂き、再充電!
 空を覆っていた雲が消え、急に陽射しと温度を感じるように。給水所ではスポンジを受け取り、頭から首筋、腕を冷やす。ホワイトリンクへの折り返しは体力的にも、精神的にもキツいパート。この辺りから、明らかなペースダウンを感じる。(撮影:Cot)
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 更埴橋を渡り、千曲川の河川敷に。松代ロイヤルホテル(およそ30km地点)が彼方に見え、メンタルががくっと落ちる。それを見越してか、28km前後でQちゃんのハイタッチを頂き、発奮。(撮影:Cot)
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 名物「ふたこぶラクダ」がめちゃくちゃしんどい。松代PAを過ぎて、再び河川敷へ。電池が切れかかっているのが明らかで、その1歩が辛い。給水所ではしっかり水分を取り、梅干しやバナナを頂く。

 赤坂橋の手前だったかな、テーマソングを歌うthe Canadian Clubが「ここまでよく来た!」と応援してくれ、泣きそうになる。岩野橋で急に嘔吐感に襲われ、危うく観衆の前で迷惑をかけるところであった。

 35km前後で、前の職場で一緒だったOさんがハイタッチをくれた!最もキツイパートなので、本当に励みになる、感謝。消防学校前辺りから、情けないことに何度も歩き交じりに。。。今年は松代橋がすごく遠く感じる。

 そして残り2kmの直線道路。ここの応援も半端ない。気持ちを盛り上げ、体を前に進める。そしてオリンピックスタジアムが近づいてきた。トラックに入り、電光掲示板がまさかの3時間40分台を示している。最後の最後まで足を止めず、ぎりぎり40分台でゴールすることができた。(撮影:Cot)
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 あれだけ歩いたのでタイムは諦めていたが、前半の貯金が奏功し、まさかのフルマラソン自己ベストとなる3時間49分10秒(号砲からのグロスタイム、2,311位)。昨年比、1分34秒の短縮、155位の上昇。地味だけど、嬉しい。

 それよりもびっくりしたのが、ネットタイム(スタートからゴールのタイム)!
 3時間47分33秒だったのだが、昨年は3時間47分35秒。なにこの正確さ、笑。2秒だけど、速くなったのでヨシとしよう。

 ペースグラフ。ハーフまではほぼ4分50秒をキープ。そこからのガタガタ加減がひどすぎる。最も問題だったのが、やはりフルを走り切る脚が出来上がっていなかったこと。長距離走をもっとやらないといけない。
 どうしてもタイムを意識すると前半に飛ばしがちに。よく「抑えるのが難しい」というけれど、かといって抑え過ぎてもタイムは出ない。この辺りはやはり経験がものをいうのだろう。今回は本当に勉強になった。
 
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 とにもかくにも、寄る年端に抗りタイムを短縮できたのだから、「頑張った、自分!」ということにしたい。
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 走っているときは「もう二度とフルマラソンには出ない!」と強く誓ったが、もしかしたら、また参加するかも??
 応援してくださった皆様!そして運営スタッフの皆様!今年も素晴らしい大会を、本当にありがとうございました!長野マラソン、最高!!

【公式報告ムービはこちら】

【データ】
・出走者数 9,493名(出走率94.6%)
・完走率 85.45%
・最低気温8.0℃(8:00)、最高気温19℃(13:30)
・天気 曇り時々晴れ
・最大風速 1.9m/s(12:00)


by kanechins | 2019-04-21 23:32 | 「走り」の独り言