山陰ツアーday1-3 出雲大社&島根ワイナリー。

 倉吉から、さらに西に走る。山陰自動車道は鳥取県側にも延伸中であり、大栄東伯ICから米子西ICまでは無料設定。途中、左手に18年振りに望む伯耆大山(ほうきだいせん)が顔を出した。高速道路を使っても、倉吉から出雲まで2時間の距離。
b0050067_08352277.jpg


 山陰自動車道を出雲ICで降り、ナビの案内に従う。途中、狭い住宅地の中を進む。大社が現れる雰囲気が微塵も感じられなかったが、先に見えていた森の麓に辿り着くと、不意に出雲大社に到着。最短距離を案内してくれるのは嬉しいが、参道の風情を感じられず、ちと残念。行かれる方はナビだけに頼らず、ぜひ周辺地理をご確認ください!

 平日だけあってか、スムーズに駐車。「ようこその お参りでございます」の看板脇を抜け、いよいよ。

 出雲大社は、島根県出雲市にある神社。正式呼称は「いづもおおやしろ」らしいが、一般的には「いずもたいしゃ」と呼ばれているとのこと(出展:Wikipedia)。地元の方には「大社さん」と呼ばれ、親しまれているようである。

 八百万神(やおろずのかみ)さま達は迷わないであろうが、一般人である我々はガイドも案内図も見ないで歩いたら迷ってしまい、本堂ではなく神楽殿を先にお参りしてしまう。二拝四拍手一拝の作法で拝礼。注連縄(しめなわ)は長さ13m、胴回り8m、重さ4.5tと大迫力。
b0050067_09370609.jpg


 なお、ネットで検索すると「注連縄に硬貨を投げて刺さるとご利益がある」と記されるものが散見されるが、これは「厳に慎んで頂きたい」とのこと。冷静に考えれば、注連縄は神道における神祭具であること、また古神道においては神域と俗世の端境や結界を表すもの、そもそもお金は投げるものではないこと等から、大変に失礼であることが想像に難くない。ぜひ、静かにお賽銭箱に奉納いただき、御祈願くださいとのことでした。

 神楽殿は本来、千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されたが、明治からは出雲大社教の神殿としても使用され、現在では神楽殿として御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われているとのこと。

 境内を散策し、御本殿の参道へ。銅鳥居から拝殿を望む。
b0050067_09412469.jpg


 傍らに、「ムスビの御神像」。右が大国主神(おおくにぬしのかみ)、左が日本海の荒波に乗った「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」と呼ばれる「魂」とのこと。生きとし生けるもの全てが幸福になる「縁」を結ぶ、縁結びの神と慕われる所以らしい。
b0050067_09414011.jpg

 通常は、中に入ることができない八足門(やつあしもん)。1667年(推定)に創建され、2004年7月6日に重要文化財に登録。八足門の内側が出雲大社のご本殿となり、御祭神である「大国主大神」が鎮座されているとのこと。
b0050067_10015192.jpg


 十九社(じゅうくしゃ)。名前の由来は、「19枚の扉」があるお社であること。写真の東十九社は1748年に再建されたといわれ、八百万の神々(やおよろずのかみがみ)が、神議(かみばかり)にお越しの際に、この東西の十九社に宿泊されるらしい。
b0050067_10023681.jpg


 彰古館(しょうこかん)。「彰」は「明らかにする」、「古」は「いにしえ」などの意味合いで、「古い過去の遺産を広く世間に公開する」ということで、現在は展示館となっている様子。
b0050067_10553703.jpg

 建造物としては、出雲大社境内の建造物では珍しい「軒反り(のきぞり)」が見受けられる。ツンとしていて、凛としている。

 最初、カイガラムシかと思ってしまった(失礼)。
b0050067_10591890.jpg


 出雲大社は男女のご縁だけでなく、様々な縁結びの神様でもあるらしい。今までのご縁に感謝しつつ、これからも様々な縁が結ばれることを祈念し、大社を後にする。

 まだ時間があるので、島根ワイナリーに足を運んでみる。
b0050067_11004834.jpg

 お目当ては、試飲コーナー。運転手をあっきゃんにお任せし、色々と頂く。
b0050067_11015237.jpg


 大社は縁結びの神様だけに。
b0050067_11021411.jpg


 そして、今夜の宿泊地へ移動。(つづく)


 

[PR]
Commented by 通りすがりの人 at 2018-07-10 05:10 x
おはようございます(^^)

朝早くからすみませんm(_ _)m

すごく丁寧な書き方と、詳しく大社さん(地元民はそう呼んでいます)の神様のことや、お社のこと書かれていて、これから出雲を訪れる方たちにもわかりやすくて役立つな〜と思いました。

ただひとつだけどうしても訂正しておきたい箇所があり、注連縄にお金を投げ入れる。ことは絶対やめてください。(近年では、一部の注連縄には網を張ってお金が刺さらない様にしてあります)

神様にお金を投げつけてるのと同じなので、お賽銭は必ず賽銭箱にそっと納めていただけたらと思います。

突然偉そうにすみませんでした。m(_ _)m
Commented by kanechins at 2018-07-13 00:08
通りすがりの方へ。
コメント、ありがとうございました!西日本は大変なことになっており、ただただ無力感に打ちひしがれております。
当方の不勉強な点について、適切なご指摘をいただき、ありがとうございました!本文については修正させていただきたいと思います。
なかなか山陰に行けない状況になってしまいましたが、第二の故郷ですので、また時間を作ってお参りにお伺いしたいと思います。
by kanechins | 2018-06-29 16:28 | 「旅」の独り言 | Comments(2)

【 Facebook、Twitter、mixi からご訪問の方】  最新の投稿を見るには、タイトル「旅鳥の独り言」をクリックしてみてください。


by kanechin
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30