雨上がりのカサメリ。
2017年 06月 25日
今日は貴重な休日、だが午前4時に雨音で目覚める。雨雲レーダーを見ると、関東甲信越一帯、広い範囲で降雨があった様子。
前日にA氏に「予報では夜半より雨。」とメールした返事が「了解!では、カサメリで。」であったので、「今日はどうしますか?」なんて野暮なメールは打てなかった、笑。
6時半に集合、路面はびったびたに濡れている。不動沢の駐車場は、当然のように車はゼロ。一路、雨でも登れるらしいモツランドへ。
名前の由来が気になるモツランド。周囲はびちょびちょに濡れているのに、あら不思議。どうやったらこの地形が生まれるのか不思議な、要塞ちっくなエリア。
もつクラック(5.8 NP)を登るA氏。濡れていないとは言えじめじめ感に溢れ、結構難しく感じた。
続いて、オリーブ(5.11c)を登るA氏。上部は湿っぽい感じであったようだが、さくっと登ってしまう、さすがだ。
レーザーズエッジ(5.10d)の部分だけリードさせてもらったが、思いのほか難しかった。出直してきて、またいつかトライしたい。(写真はA氏)
そう、ビレイしていて、ヌカカがいることに気付く。瑞牆にヌカカがいる認識がなく、既に10カ所くらい刺されていた。自分はかなり腫れがひどいので、明日が心配。梅雨時期のクライミングは虫よけスプレーが必要であったことを、すっかり忘れていた><。
雨ということで登れるエリアが限られるのか、続々とクライマーが集まってきた。続いて、A氏のお目当てであった「金のわらじ」(12a)へ。ガスが立ち込め、上の方は濡れているようにも見えるが、A氏は気にしない!
ワタシは「ぞうりむし」(5.11a)を触らせていただくが、出だしのスクイズチムニーがちんぷんかんぷんで激消耗。中間から上部はクラック&右壁が濡れていて大苦戦。長時間に渡るビレイ、ありがとうございました。。。
そして、A氏。2、3便目で終了点直下まで登るも、最後のマントルでフォール!?時折小雨がぱらつく中、トライを重ねる。そして、この悪条件の中、見事にRP!!このコンディションの中で、果敢に攻める姿はかっこよかったです。
梅雨らしい天気の割りに、岩に触れることができてよかった。本当に登れなくなっていて情けなくなったが、登らないことには体を戻せない。精進したいと思います。梅雨時ながら岩に触らせてくれたA氏に感謝。