黒姫山・東尾根BC。
2017年 02月 11日
今日は先週とほぼ同じメンバーで、久しぶりの黒姫山へ。1回券チケット3枚(計1,800円)を購入し、08:35に第1クワッドリフト(チケット2枚)に乗車。次のリフト乗り場へ滑走。
第2ペアリフト(チケット1枚)のオープンは9:00になりそうとのことなので、ワタシとこばさんは、ここでシールオン。(撮影:こばさん)
09:05、第2ペアリフト運転開始。09:10、リフト最上部へ。旧ゲレンデには、注意事項が記載された目立つ看板(英語表記あり)と、入山届の提出箱。昨今、オフピステへの進入禁止が各地で進む中、ありがたい対応である。くれぐれも、事故には気を付けないといけない。
メンバーは、ここでシール装着。
既にシールを装着していたワタシは、時間稼ぎで一足お先にラッセル開始(09:15)。ワタシの板(買ったときは太いと思えたセンター80cm)で脛から膝の深さ。
ふと振り返ると、え、こんなに人が!?
当然ながら、ラッセルを強いられるトップの歩みは遅いので、徐々に詰まってくる。上部リフト直下。(撮影:こばさん)
これだけの人数でのラッセルなので、効率は良い。もし我々だけであったら、1.5倍の時間を要していたと思われる。
時折、青空もちらり。(撮影:天飾さん)
12:10、ドロップポイントへ。普段ならここで大休止なのだが、こばさんの温度計はマイナス20℃を示したらしく、じっとしていると末端から痛くなってくる。ここでシールオフ。
12:30、ドロップ。(撮影:天飾氏)
出だしは結構な急斜面。尾根を忠実に辿る。広い斜面に入る前に、強めにスキーカットを入れてみると顕著な弱層は無さそうだが、油断ならない積雪量。
ファットスキーでも、止まると膝くらいまで潜ってしまう、底付き感がほとんどないほどのパウダー。
あっきゃん、嬉しそう。(撮影:天飾さん)
はねとんも、いつになく吠えている。
下界からは想像できない積雪量で、ブッシュは全く気にならない。(撮影:天飾さん)
ワタシ。(撮影:天飾さん、ありがとうございます!)
休み休み滑走し、ブナの森も楽しむ。
このパーティと相性が良いのは、このペース感覚かな?
楽しい時間はあっという間。最後の谷はブッシュが多そうであったので、右の杉林へ。意外にパウダーが温存されていて、最後の最後まで快適な滑走を満喫できた。13:30に林道。30分ほど大休止。
標高900m地点でも、気温は恐らく氷点下。「雪うさ」を作れないほど、雪はさらさら。14:00、ゲレンデへ向かって下降開始。
敷かれたトレースに導かれ、快適にゲレンデまで。
最初に見えるリフト沿いに下ると、別のところに降りてしまうので注意。左奥の第1クワッドリフトを目指して大トラバース。そして、14:30に無事にゲレンデ帰着。
鳥瞰図(Google Earth)。
国土地理院地図におけるGPS軌跡。(国土地理院コンテンツ利用規約に基づき、地理院タイルにGPS経時位置情報を追記)
・沿面移動距離9.7km、累積登高約850m(リフト除く)、滑走標高差1,190m。
今まで、自分は太板は必要ないと思っていたけれど、考えたら、必要な場面に遭遇したことがなかっただけか!?今日はさすがに、太板が欲しくなりました。
リフトからバックカントリーに入ることが、大っぴらではないにしても許容されている貴重なエリア。十分な装備、体力を備えて、事故なく末永くこの状況が続くことを願っております。
ともに素敵な時間を共有させて頂いた仲間、現地でお会いした全てのスキーヤー、そして黒姫高原スノーパークに感謝しております。