第37回北信越国民体育大会・山岳競技。
2016年 07月 24日
この週末は、岩手県で開催される本国体への出場権をかけた予選となる、北信越国民体育大会。
今回も、ビレイヤーとしてお手伝いさせていただくことになった。
(暗い体育館内でのコンデジのみの撮影となり、お見苦しい部分はご容赦ください)
タイムキーパーも大切な仕事。機器や音響を調整中。
こちらが、少年女子の課題Ⅰ~Ⅱ。
同じく、Ⅲ~Ⅳ。今回も、セッターの腕が光る好課題。
スタッフが位置につき、いよいよボルダー競技の開始。
まずは、オブザベーションと呼ばれるムーヴ解析。選手はホールドには触れることができない。
そして、競技開始。各課題に2名の審判とビデオ撮影が入る。
続いて、成年女子。ホールドがさらに減らされたり、向きを調整するなどして、より高難度の課題に。
オブザベーションにも力が入る。
競技開始。限られた時間の中で、各選手とも素晴らしい登りを見せてくれた。
続いて、少年男子。
課題Ⅰ。
課題Ⅱ。
課題Ⅲ。ちなみに、ゴールは左上の赤テープ。
そして、課題Ⅳ。
初日のボルダーは、けが人もなく、無事に終了。
2016年7月24日。2日目、ルート課題。
ベールに包まれた壁。外すのは簡単だが、覆うのは大仕事であった、汗。
そして、オープン。感嘆してしまうほどの、立派な壁。
正面から見るとそうでもないが、基部から見上げると、なかなかの傾斜。
本国体も意識して、設定グレードは驚きの13a。
なかなか厳しそうである。
全体のレベルが上がることで、結果に差が出る課題設定は、なかなか難しい様子であった。
少年男子のオブザベーション。
選手のみなさん、素敵な登りをありがとう。
閉会式。
長野県は、成年男子及び女子は本国体へのチケットを得ることができた。少年男子、女子は一歩及ばずではあったが、来年が楽しみな登りを見せてくれた。
成年男女の選手のみなさん、本国体ではガンバ!参戦された選手の皆様、応援に駆けつけてくださった皆様、そして運営スタッフの皆様。本当にお疲れ様でした。
そして、仕事は終わっていない。本当に残念なことだが、この素晴らしい壁はすぐに取り壊されてしまう。
慣れたスタッフの手にかかれば、わずか2時間程度でこのとおり。
ホールドの皆さんも、お疲れ様でした。
そしてなにより、素晴らしい課題を設定してくれたセッターのお二人にも拍手を送りたいと思います。