伊勢ツアーday2-2「海の博物館」

 2014年11月 2日(日)
 続いて訪れたのは、鳥羽市浦村町にある「海の博物館」。
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 場所:三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68 
 入館料:大人800円
 開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
 休館日:6月26日~30日と12月26日~30日
 カフェあらみは毎週火曜休み

 「海の博物館」とはなんじゃらほい?と思っていたが、水族館という趣ではなく、漁師さん、海女さん、船乗りそして海辺に住む人が、生活として、そして生業として海と付き合ってきた歴史と現在、さらに未来を伝える『海と人間』の博物館であった。ちなみに、建物は日本文化デザイン賞、日本建築学会賞、芸術選奨励賞、公共建築百選、吉田五十八賞など受賞しているとのこと。

 そもそも、今どこにいるのか。ちょうど、名古屋上空から伊勢方面を見た鳥瞰図があったが、こうやって見ると伊勢志摩って渥美半島に近いのね。
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 太平洋で釣りをしたことがないのであまりイメージが湧かなかったが、伊勢湾は実に豊かな漁場となっているのね。
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 遣唐使船の復元模型。原動機がない時代、帆だけで大海原に出るということはとても大変なことであったと思われる。
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 少し前の漁船の断面図。フェリーの内部構造はイメージが湧きやすいが、漁船の中って限られたスペースを有効に活用できるよう工夫されているのね。
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 詳細はわすれたが、個人で造ったとされる潜水艇。中に入ることができたが、ものすごい閉塞感で自分には耐えられないなぁ。
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 昔の海女さんは裸眼で潜水していたが、水中眼鏡の発明は効率的な漁に貢献して、一時はかなり稼ぐ人もいた様子。しかし、乱獲が問題になって、一時期は水中眼鏡の使用は禁止になったこともあるとか。
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 勇壮な、300人掛かりの地引網。すごく描写が細やかで、しばらく見入ってしまった。
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 江戸時代に盛んであった打瀬網(うたせあみ)漁法。昭和30年頃までは実際に行われてきたらしい。
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 定置(ていち)網は、沿岸を回遊して移動する「魚の通り道」に網を仕掛ける方法。季節ごとに回遊する魚の習性や潮の流れを読んで網の設置場所を決めるらしい。
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 巻網(まきあみ)漁。大型の網を円形に広げて、泳ぎ回る魚を群ごと獲る漁法。群を網で囲み、網の底をしぼって囲みを小さくする。効率がよく一度に大量に獲ることができる一方、乱獲という問題にもつながるらしい。
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 捕鯨船で使われる捕鯨銃。先端が平べったいことで入射角が甘くても鯨に刺さるそうな。そして、刺さった後は爪が広がってひっかかるみたい、考えただけでも痛々しい。。。
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 昔ながらの、海苔の製法。昔は、海苔を作るというのは大変な作業だったことが伺える。
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 土佐のカツオの一本釣り。かえしのない針で一気に釣り上げる様は勇壮だ。
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 江戸時代中期の鳥羽城の模型。現在は、鳥羽水族館がある辺りだ。
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 志摩地方の海女さんの魔よけの印、ドーマンセーマン。星形は一筆書きで元の位置に戻り「始めも終わりもない」ことから魔物の入り込む余地がないこと。格子は多くの目で魔物を見張るといわれる。星形は一筆書きで元の場所に戻ることから『無事に戻ってこれるように』との祈りを込めたともいわれている。すべての漁具に記されたらしいが、ウェットスーツの普及で廃れてきているとのこと。
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 海女さん小屋の中の様子。賑やかであったであろうことは、容易に想像できる。
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 昭和30年代の魚市場の様子。紀伊長島の魚市場をモデルにしているとのこと。
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 たこツボ漁。こうやってみると、悠長だなぁ。
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 たこツボには、地方によって色々な種類があるのね。
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 国内外の木造船の展示。というよりは、倉庫?そのボリュームは圧巻。
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 最初は「30分もあれば十分かなぁ」と思っていたが、なんのなんの、結局は3時間近くかかってじっくり見ることができた。鳥羽にはなかなか行く機会もないとは思うが、興味がある方は是非!

 時間も頃合になってきたので、今夜の宿へ移動。海が見える立派な場所で、ちょっとびびった。
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 鳴れないフレンチは、メニューの説明を聞いても分からないことが多い、苦笑。メインは伊勢海老のポアレに、シャラン産鴨肉のローストエピス風味。「エビス」と思ったら違った。
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 折角なので、赤ワイン(ブルゴーニュ ピノノワール2011)もお願いする。わ、なんじゃこりゃ?普段呑んでいるテーブルワインとはぜんっぜん違うわ。。。
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 ということで、御在所には登れなかったけれど、思いのほかBプランが楽しく、充実した二日目となった。もう明日は最終日。やっと天気は回復しそうだ!(つづく)
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by kanechins | 2014-11-02 21:20 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

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