セルフレスキュートレ day1
2014年 05月 31日
今日は、所属山岳会で毎年恒例となっているセルフレスキュートレーニングで、大町の人工壁へ。これで大町は3週連続、笑。午前9時、県外からのメンバーも無事に到着し、朝礼とKY。
まずは、ロングタイトロープコンティニュアス。ロープのまとめ方の確認から。
コンテのメリット、デメリットをトラバースを例に説明。同時登攀で素早く危険箇所を越えられる半面、万一の際のリスクも小さくはない。やばいと思ったら、迷わずスタッカートに変える。
懸垂下降中にトラブル(落石を受けて意識喪失しストップを想定)が発生したときのアクセス&解除の確認。まずは傾斜がないところで練習。この2人は、のちに意識を失い途中で止まってしまうことに。さぁ、無事に下ろすことができるか!?
高さ15mの屋上へ。天気が良く、後立山連邦が輝いている。学生時代のアホ縦走をしてから20数年。こうやって信州に移り住んで、仕事して、山に行っているだなんて、全く想像できなかったなぁ。
慣れたら、実際のロープの張りを想定して、10数m下降した垂壁で実践。
続いて、アブミ登攀の練習。高みを目指して!
自己脱出もスムーズに行えるよう、何度も練習する。
ちょうど、指導員試験53期生のO山さん、そしてA嬢にも偶然の再会!シーズンに向けて、みんながんばってるなぁ!写真は、別ロープでアクセスして遭難者を別ロープに移し、カウンターラペルで降ろす練習に励むA嬢。
あっという間に18時。ゆ~ぷる木崎湖で、灼熱の太陽により析出した汗の結晶を流す。おっきなお風呂は久しぶりなので、気持ちいい!
夕食は、併設の食堂で。昨年、Fukuちゃんが美味しそうに食べていた「黒部ダムカレー」(1,000円)を初トライ!味はもちろん、ボリュームも満点で大満足!もしまた来年も来たら、コレだね!
黒部ダムカレーは日本一の大きさを誇る黒部ダムをモチーフに、2009年7月に長野県大町市の観光・地域振興を目的に「黒部ダムカレー」(http://www.kurobe-dam.com/damcurry/)という名称で7店舗が参加して販売されはじめ、今ではご当地グルメとなっている。定義は「ご飯をダムの堰堤のように盛る」「カレーのルーは堰堤の内側に」「ルーにはガルベ(遊覧船)に見立てた具を」「水をつける」「700円以上とする(なzせ?)」など。他のお店のもトライしたいな。
夜は、いつもお世話になっている山岳総合センターで学習会。ワタシからは「遭難時の留守宅の動き方」、お父さんからは「ロープの特性や墜落係数、色々なヒッチなど」、sonoからは「概念図の書き方を主体とした読図法」について説明。うーん、山岳会っぽいな^^。
概念図描きの基礎、尾根辿り。
学習会は熱が入り、なんと終了は22:00!?M先生も交えて、懇親会!今年の安全登山を祈念して、かんぱーい!
明日はのんびり。つい調子に乗って、午前1時くらいまで話し込んでしまった。(つづく)