みょうが一考。
2012年 06月 27日
帰り道。スーパーで茗荷があったので思わず購入。もうこんな季節なのね。ということで、今日の夕食は暑さにやられたので、体を冷やしてくれる夏もので。
茗荷&冷奴、茗荷&塩もみ胡瓜、茗荷&わかめ、それにつゆだく素麺。わかめは高知産の塩蔵品を頂いたので、塩を抜いて梅しそドレッシングを和えてみた。うーん、冷えた日本酒が合う。ニッポンの夏だのぉ。
ところで、ふと調べてみたら「(花)みょうが」って「つぼみ」だったのね、あら名前のとおり!この業界にいながら、知りませんでした。恥ずかしい。可憐な白い花が咲くらしい。一度見てみたいな~。さらに調べると、なんと学名の種は「mioga」、英語では「Myoga」と言うらしい。
そこで気になるのが語源。wikipediaによると、「大陸からショウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを『兄香(せのか)』、弱いほうを『妹香(めのか)』と呼んだことから、これがのちにショウガ・ミョウガに転訛した」との説が有力。ほうほう、そうなんだ。
すると気になるのが、中国語ではなんというのか?調べると、現代中国語では“蘘荷”(ランフー)と言うらしく、結果として「茗荷」というのは和製漢語のよう。 てことは、世界の「みょうが」ではないか!
ちっちゃい頃、うちの実家では「みょうがを食べるとばかになる」って言ってあんまり食べさせてくれなかった記憶がある。これ以上ばかになっては困るが、調べたらそんなことはないらしい。新鮮なうちに明日も頂こう。どうやって召せばもっと楽しめるかな?