梅雨の晴れ間に、瑞牆ボルダー
2012年 06月 23日
週末のたびに天気が悪い2012。それでも、5週連続で「高原のぱん」を頂きそこそこ登れているのだから、いちお晴れ男ということにしてほしい^^;。
今日はUeQ、そして熱き男Fuku-chanと瑞牆ボル。3人共通のお目当ては「がりとら」。まぁ、焦る何とかは貰いが少ないということで、今日はハイキングを兼ねて「二ノ谷」から。梅雨らしく、新緑の薫り溢れる白樺林が心地よい。
まずは団栗岩の裏側にある「ハング」(4級SD)から。
最初はチンプンカンプンであったが、1手1手ムーヴを固めていく。絶妙な位置にホールドやスタンスがあり、バランシーなムーヴで登れる好ルートであった。
【動画】 瑞牆・団栗岩裏 「ハング」(4級SD)
リンク:http://youtu.be/6YfKPp9zNyM
UeQもトライ!外ボルは初めてご一緒させていただくが、なかなかイイ動きをするのぉ~。ジムよりも外向きっぽい印象だ。
続いて、団栗岩本体の「団栗」(5級)へ。右側にあるガバやポッケは8級とかぶるので使わないのだろうと、左側限定でトライ。が、ん?悪いぞ?真剣にムーヴを探索するが、どうしても直上できない><。
ホールドもスタンスもプアだけど、UeQは結構ひょいひょいと上がっていく。や、やるな!
気分転換に、隣の8級に取り付く。下部はがっばがばで楽しー!って思ってたら、核心は上部のスラブ!?
【動画】 瑞牆・団栗岩 「無名」(8級) by UeQ
リンク:http://youtu.be/_eQxycBOQXQ
いつの間にかボルダラーが増えトライ。「え?右側って使っちゃいかんの?」「確かにルートがかぶるしなぁ~」と、いつの間にか左側限定でみんなでセッション。ホントのところは不明。
あーでもない、こーでもないってやっている時間が、またボルダーの楽しいところ。そして、ワタシの番。つくづく自分って「かっこつけしぃ」と思うけれど、みんなが見ているとなぜかパワーが出る。軽くなった体(気持ちだけ)で探っていると「これだ!」というムーヴを発見。そして上部をこなしてなんとか完登。うーん、ムーヴがわかれば5級って気もしないではないけど、辛めなのは間違いないな~。
【動画】 瑞牆・団栗岩 「団栗」(5級)
リンク:http://youtu.be/mYmtFf90vVI
そして、3級のテストピースとされる「あかね雲」へ。もうこの頃には本命など忘れて撃ちまくり。アップのつもりが弾切れなんてよくある話で^^;。気づけばもう14時過ぎ、いかんいかん!
Fuku-chanの課題「桃源(左)」へ。念入りにホールドやスタンスを確認するFuku-chan。この課題は、体が大きい人には辛そうだ><。
その間に、今日は寒いだろうと用意してきた「オニオンスープ」を作る。具には前もってうちでソテーしておいたたまねぎと信州産のアスパラガス、小粒に刻んだポークビッツ。うーん、温まる~、っていうほど涼しい1日。
UwQも桃源にトライ!下部は美しく仕上がっているが、上部はリーチが足りなそうで辛いところだ><。
そして、Fuku-chanは両手指に血をにじませながらトライを重ね、見事に完登!いやぁ、感動した!がんばる姿って美しいなぁ~。なお、動画のムーヴは体が大きい人向けである。
【動画】 瑞牆・桃岩 「桃源(左)」(5級SD) by Fuku-chan
リンク:http://youtu.be/vkyVQC87HIY
そして、我らの本命「がりとら」へ。が、もはや3人とも前腕も指皮も売り切れ寸前><。おまけに中間部は木曜の雨でびっとり濡れている。クラックにタオルを詰め、岩もふきふきすると20分くらいは登れそう。
核心は最後のパート。リーチのあるFuku-chanは一気に右側を取りにいけるが、リーチがないワタシ&UeQはムーヴに悩む。そして、解決スタンスを発見!これで二人も射程圏内。次回はアップをしすぎず、一気に完登を目指したい!
そうこうしてたら、またも19時近くに。やばいなー、すっかりボルダーにはまってしまった。山も沢もルートもクラックもやらなきゃいけないのにー><。それでも、また来たいな、瑞牆ボルダー。今回、手を挙げてくださったお二人に感謝!
【本日の成果】(星は個人的評価)
・団栗岩 「無名」(8級) ☆☆☆★★(ガバからスラブへ。高さもあり、なかなか楽しい) /OS
・団栗岩 「団栗」(5級) ☆☆☆★★(右側は使わず。ムーヴがわからないと難しく感じる)
・団栗岩裏 「ハング」(4級SD) ☆☆☆☆★(絶妙なホールド&スタンスでバランシーに登る好ルート)