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by kanechin
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北海道BCツアー day1~2(大雪山系・旭岳)

 2011年4月29日(金) 昭和の日
 2月から計画し、トレーニングに励んできた北海道ツアーが始まる。GW初日なので道路事情を勘案し、予定よりも早めに出発して新潟港に到着したのは07:30、出航の3時間前!?が、早く来て正解。乗船手続きには既に長蛇の列。
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 ネット予約&カード決済の場合には乗船証への記入は不要とのこと。チケットを受け取り、ワタシは搬入する車中で待機。
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 とにかく大きいフェリー。車載場はなんと2階建て。タイタニック号とは違い出航後は車に戻れないので、忘れ物に注意。
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 先に部屋を確保してくれていた2人と合流。「乗っちゃった船」なので、もはや車を運転することはなし。宮城のお酒の香りを軽く嗜みながら地図を眺める。minoring特製の「ふき味噌」がたまらなくうまい。船は定刻どおり、10:30に出港。
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 GWを前に山ほど積もった仕事に追われて睡眠不足で眠い。同じく、仕事の疲れがたまった2人は既に深い眠りに。が、ワタシはといえば、今寝たら夜に困るだろうとシアターへ行き、結局、映画を3本「噂のモーガン夫妻」「ナイトミュージアム2」「少年メリケンサック」をがっつり観てしまった。

 2011年4月30日(土)
 翌朝は、フェリーは定刻どおり04:30に小樽港に接岸。大きなお兄さん達の「いびきの大合唱」で結局よく眠れなかったためsonoに運転を変わってもらい、小樽ICから「札樽自動車道」(なんてネーミングだ)に乗り旭川を目指す。それにしても、空が広いなー。写真は暑寒別岳方面。
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 道央自動車道は一部無料区間。旭川北ICで降り、セブンイレブンへ。そこで発見、ご当地おにぎり「いくら醤油漬け」!かなり深い部分まで「いくら」が詰まったうえ、鮭もかなりたっぷり入って145円って、おい!本州でも販売してほしいなー。
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 かっちょいいオプタテシケ岳を正面に見据えて道道1160号を進み、忠別湖を越えて旭岳温泉へ。路面は除雪された直後。先日の雨は、ここでは雪だったみたいだ。旭岳ロープウェイの事務所で入山手続きをし、片道チケット1,000円を購入。
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 09:20発のロープウェイに乗車し、白銀の姿見駅へ。
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 駅を降りると、どどーんと旭岳が!前に登頂したのは、かれこれ12、3年も前のことだ。
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 09:35、ギアを担いで標高1,600mに位置する姿見駅を後にする。
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 旭岳を西面から見上げるのは初めてだが、やっぱかっちょいいなー。
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 旭岳石室がある「姿見の池」を越えると、徐々に斜度が増してくる。
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 硫黄香を湛えた、地獄谷を越える強烈な風が当たる尾根道。背負ったボードがモロに風を受けるため危険と判断し、標高1,900m辺りでシュリンゲを使ってボードをデポ。写真は1,950m付近。
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 標高2,100m付近まで上がると、谷を上がってくる風が乗り越える場所なのか、猛烈な横風にあおられる。体感気温はかなり低く、指先がまた凍りかける。ガスも濃く滑走も見込めないと判断し、11:20に登頂を断念。抜きつ抜かれつの先行パーティも下山を決めたようだ。
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 sonoは南西面にドロップ。ワタシとminoringは尾根を忠実に下る。風に乗ってくる雪片が顔に当たり痛い。無事にボードと再会し、ドロップ!
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 再び「姿見の池」まで戻ったころには、空に青空が。あの天気図からは予想できない好天の再来であったが、こうして青空に生える旭岳を見ることができただけラッキーである。
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 すっかり、山ボードにハマる機会を与えてくれたminoringには感謝。
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 二人仲良く。
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 折角なので。
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 またいつか、白銀の季節に来るよー。
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 途中、風がしのげる静かな森の中でランチタイム。
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 下部の雪面は陽射しで緩み、ブレーキがかかる重たい雪に。13:20に下山。お疲れ様でした。春山は荷物を乾かせるのがいいなー。
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 ほんと、またいつの日か。
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 一旦、旭川まで戻り、国道39号、273号、そしてまるで高速道路な450号、333号を走って遠軽へ。さらに国道242号、238号へと乗り継ぎ、サロマ湖で太陽が西に沈む。
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 途中、鮮魚屋を発見!ここでつぶ貝、ししゃも、イカの一夜干しなどを購入!ここで買った「酢こんぶ」や、minoringが買ってくれた「帆立の貝柱の燻製」が強烈にうまかった!!今まで食べていた「酢こんぶ」は何なのだ!?
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 網走のスーパーに到着したのは21時。予報は雨であったのでテント泊はあきらめ、リサーチしておいた網走の某宿(1泊3,000円であったが、すごくキレイで快適!)へ向かう。逆にタイミングがよく、ここまで「半額」品で揃えられるとは^^;。
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 網走の地ビール(ピルスナー、ヴァイツェン)も忘れずに。
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 長く充実した1日に感謝。
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 明日は、どうひっくり返っても天気が悪そうだ。ということは、呑むしかないな、笑。
 (つづく)
by kanechins | 2011-04-30 23:04 | 「滑り」の独り言