そしてまた車が・・・
2004年 12月 23日
だましだまし乗っていたが、そして、それは起こった。
職場へ向かう途中の踏み切りで一時停止して出発しようとすると、ギアが入らない。
こういう場合はダブルクラッチをすればギアは入るものであったが、こんどは何度かニュートラルでクラッチミートしてもギアが入らない。
折りしも、渋滞する通勤路。焦りまくりでバックギアに入れてから1STに入れたら、なんとか入った。ほんの10秒ほどの出来事だったと思うが、自分の中では1分くらいの出来事に感じた。
それからは、ギアを抜くのが怖く、慣性をうまくコントロールしながらなんとか職場に辿りつくことができた。
そしてその帰り道。
下り坂でシフトダウンした瞬間、ガクガクン、と強い衝撃が走り、クラッチペダルから、なんともいえない「いや~」な強い振動が伝わってきた。
「え!?え!?」っと思っていると、今度はクラッチ板が鳴き始めた。
女性、子供に泣かれるのには弱いが、クラッチ板が鳴くのが一番困ったものだと思う。
クラッチミートし始めると、クラッチ板がこすれる様子が、音と振動で伝わってくるのは、なんとも気持ちの悪いものだ。
いよいよ、危篤状態に陥ってしまった。
最初はミッションオイルが切れただけかと思っていたが、この穏やかでない状況は、クラッチ板が磨耗しきったか、クラッチシリンダーがダメになったか。うーん、恐ろしく金のかかる修理になりそうだ。後ほど、ディーラーから見積もりが来るが、見るのが恐ろしい。