小川山ボルダー。

 2017年8月6日(日)
 今日はお休みを頂いて、日帰りで小川山ボルダー。昨日は午後から雨が舞ったみたいで、しっとり感が残る。
 まずは、水晶岩下ボルダーへ。標高1,600mあるはずなのに、蒸し暑くて汗だらだら。入口岩のマントル7級、スラブ4級でアップ。

 その後に、涙岩へ。昨年秋に登れた「ホワイトティアーズ」4級をさくっと登ってアップの締めへ!と、そうは問屋が卸さない。フリクションのせいにしたくはないが、とにかく左上のカチを取ったあと、右手が離せないのだ。

 先に涙岩で撃っていた方に混ぜて頂く。
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 azも撃つ。
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 左上のカチのフリクションが低く、完全に左足に重心を移さないと右手をフリーにできない、ごまかしが効かないコンディション。ゆえに悔し面白く、撃って撃って撃ちまくる。

 目まぐるしく湿度が変化する中、だんだんとコツがわかってきた。トライを続けること2時間強、なんとか昨年の秋の自分に追いつくことができた、汗。秋は何便かで登れたのでほとんど印象が残っていないが、改めて触ってこの課題の面白さ、人気の理由がよくわかった。

 そうこうしているうちに、雷鳴とともに大粒の雨が降り始めて撤収。が、駐車場まで降りてくると、再び青空が。だめもとで、雨でも登れる「サブウェイ」3級へ。

 さすがに雨が当たらないのでいけそうだ。岡谷の強いご夫婦に混ぜて頂く。
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 岩のコンディションは悪くはないものの、スタンスが微妙に不安定で、細かいカチを全力で保持る必要があり、指への負担が大きい。
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 何度かトライするうちに、中間地点まで到達できるように。しかし、窪みに左手の薬指を載せて体重をかけた瞬間、パチンという音と激痛が!?え?あれ?まさか?

 しばらくレストをして様子を見る。指は動くので大したことはないとは思うが、小指、薬指、中指に疼痛が走るので、無理をせずに今日はこれで止めておくことに。しかし、面白い課題だなぁ~。(写真は岡谷の強いクライマーさん)
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 結局、数年前の自分には今日も追いつくことができなかった。トレーニングを積んで、今シーズン中には再登を決めたいところである。

 予報では午後から雨であったが、結局、16時頃まで登ることができた。楽しい時間を共有させて頂いた皆様、ありがとうございました!

~本日の成果~
入口岩・マントル7級〇(再登)
入口岩・スラブ4級〇(再登)
涙岩・ホワイトティアーズ4級〇(再登)
ビクター・サブウェイ3級×

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# by kanechins | 2017-08-06 23:48 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

夏本番、ガパオライス。

 久しぶりに青空が広がる松本平。入道雲がにょきにょきと立ち上がり、いよいよ夏本番。
 陽射しがキツいこんな日は、辛い料理!ユウキ食品の「ガパオソース」が手に入ったのでガパオライスを作ってみた。
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 初めて作ってみたが、おお、これはカンタンな割りにうまい!ひき肉でペミカンを作っておけば、キャンプでも手ごろに作れるわ~。相変わらず、ユウキ食品やるなぁ!

 ガパオライスというと、伊豆・城山を思い出す。もう、あのお店でシンハビールを片手にガパオライスを食べることはできないのかなぁ。。。

 まだまだ暑い日が続く模様です。みさなま、どうぞお体にお気を付けて!

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# by kanechins | 2017-08-05 22:56 | 「料理」の独り言 | Comments(0)

「風が強く吹いている」/三浦しをん

 今年、4冊目となる本は「風が強く吹いている」。著者は「舟を編む」で惹き込まれた三浦しをんさん。
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 ふとしたきっかけで出会った、故障で走りを諦めざるを得なかった灰二(はいじ)と、陸上名門高でタイム優先の監督を殴って退部し独りの世界に入っていた走(かける)。案内された寮で、走は10人目の寮生に。歓迎会で灰二が「10人の力を合わせて、スポーツで頂点を取る」と箱根駅伝を目指すことを宣言。経歴も能力もバラバラで個性あふれる10人はどこまでいくのか・・・

 正直、駅伝についての知識がほとんどないまま読み始めたが、人と人が走ることを通じて繋がっていく様、それぞれの努力、何より、スピードが重視される世界で「速さ」よりも「強さ」を求める灰二の考え方に共感できる部分が多く、十分に楽しむことができた。襷(たすき)の重さかぁ。
 「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ」。

 初版は平成21年。勉強不足でしたが、漫画や映画もあるそうな。「寝不足必至」と山仲間に言われた言葉も納得。久しぶりに走りたくなってきた。長野マラソンで黒くなった爪も、7割ほど再生が進んできた。まだ歩くとちょっと痛いけれど、そろそろ走り始めないと。忘れた頃に、きっとまた読みたくなる一冊であった。

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# by kanechins | 2017-08-05 00:41 | Comments(0)

穂高合宿day3(涸沢~上高地)

 2017年7月17日(祝)
 前線の通過に伴い夕方から降り始めた雨は、空が白み始めるまで降り続けた。今日はのんびり、午前5時半に起床。朝食を摂り、テントを撤収。
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 昨日登った前穂高岳・北尾根を、涸沢ヒュッテ越しに望む。
 忘れた頃に、また訪れたい。
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 何度訪れても、天気が悪くても、ここはやはり楽園であった。
 3日間、ありがとうございました。
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 名残惜しいが、7:30に下山開始。
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 8:50、本谷橋。
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 9:30、出発。
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 10:30、横尾着。10:50、出発。
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 あのスカイラインを歩いてきたと思うと、感慨深い。
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 11:50、徳沢園着。名物、ソフトクリームを頂く。んー!うまい!
 12:20、出発。
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 明神をスルーし、14:00に河童橋。生憎の天気で、穂高は雲の中。
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 14:05、上高地バスターミナルに帰着。連休だから、バスに乗るのに長蛇の列かと思っていたが、1台分待っただけで乗車することができた。
 
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 生憎の天気ではあったが、合宿に相応しく、久しぶりにがっつり歩くことができた。前穂~奥穂周遊ルートは初めてではあったが、美味しいところを2つも頂けるので、これはこれでよいルートと思った。前穂から下るほうが、後々はラクではあるが、汗。

 3日間ご一緒させていただいた、しげのり夫妻に感謝。
 また、どこかの山を登りましょう~。

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# by kanechins | 2017-07-17 20:24 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

穂高合宿day2(前穂高岳・北尾根~奥穂高岳)

 2017年7月16日(日)
 午前2:30起床。テントから顔を出すと、漆黒の夜空に星が散りばめられている。機内モードを解除し天気図を確認すると、太平洋高気圧の縁にある前線が昼頃に南下するようだ。それまでには、稜線には出られるであろうと判断。

 各々で朝食を摂り、アイゼン、ピッケル、ヘッドランプを装着して、涸沢を午前3:55に出発。(撮影:しげ)
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 例年よりも雪が多いと聞いていたが、7月に入ってからの高温と多雨により、かなり融雪が進んでいた。
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 北穂方面の雪も、思っていたよりも少ない。
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 途中でアイゼンを外し、礫地帯を登る。
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 5:25に5・6のコルへ。テントは2張程度張ることができる。ブヨだらけで、48のミントスプレーを拝借。5:35、出発。
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 まずは、5峰の登り。下部はリッジ状を辿る。(撮影:しげ)
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 主に奥又白側に巻きながら、踏み跡を辿る。
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 こんにちは、槍ヶ岳。
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 5峰への登りは難しくはないが、滑落が許されない部分が多々ある。
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 5峰に立つと、そそり立つ4峰が現れる。ぱっと見は、かなり険しい。
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 先行パーティは既に4峰を登り終えている様子。6:25、4・5のコル。北部の峰々がガスに飲み込まれ、槍ヶ岳周辺の峰々にもレンズ雲がかかり始める。天気が荒れるのは時間の問題だ。休まずに、先を急ぐ。

 4峰は涸沢側から入り、ぼろぼろのルンゼを詰めるところから始まり神経を使う。(撮影:しげ)
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 右に左に偵察を繰り返しながら、高度を上げる。ロープが欲しくなるような場所に出たら間違いで、少し戻って反対側を見ると、ちゃんと弱点がある。ルートファインディングが楽しめるパートである。

 奥穂高岳。雲が厚みを増してきた。
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 要所要所に、下降用の支点がある。
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 できるだけ、岩が硬い部分を選ぶ。(撮影:しげ)
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 途中から涸沢側を登るようになる。行き詰ったところで、奥又白側へトラバース。
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 何年か前に、sonoと登った前穂高岳・奥壁が見えてきた。こんなところを登っていたのか!?
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 4峰の頂きまで上がると、いよいよ核心の3峰が見えてきた。取り付き、中間部そして上部に人がいるのがわかる。3・4のコルへは、つい踏み跡がある奥又白側に入りがちであるが、山頂まで詰めるのが正解。
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 取り付き周辺の様子。
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  7:45、3・4のコル。先行パーティが登っている間に、ハーネスやギアを装着。あまり時間に余裕が無さそうであったので、トップで行かせて頂く。ありがと~。8:00、出発。

 先行パーティは30m位でピッチを切っていた。こっちは、50m一杯までロープを伸ばして確保体制に。1P目はⅢ級程度?
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 2P目はチムニーから。立体的な動きが楽しめる下部、テクニカルな動きが楽しい上部に分かれる。Ⅳ級あるかないか。写真は、先行パーティのロープ。
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 3P目は歩きから。
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 山頂直下の抜け口は、ややかぶっていてパワフル。(撮影:のり)
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 3峰の山頂直下で、とうとうガスに追いつかれてしまう。
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 程なくして、3峰の山頂。写真は、懸垂下降地点。
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 わずか10m程なのであるが、過去に岩を抱いたまま落ちた人の話を聞くので懸垂下降する。
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 2峰、そして本峰への登りは歩き。コンティニュアスでロープを引くも、傾斜がなく、湿って重みが増したロープはずしりと重いが、足取りは軽い。
  
 そして、10:10に前穂高岳(3,090m)山頂!
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 荷をまとめ、軽く食事を摂る。天気は徐々に悪化しているので、先を急いで10:30に出発。岳沢から上がってくるガスはどんどんと濃くなり、暗くなってきた。どこも歩けそうな道だけに、マーキングに救われる。
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 11:00、紀美子平。さすがに、この予報で奥穂方面に進む人はいないようだ。
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 休憩もほどほどに、強い風、時折混じる雨の中、吊尾根を進む。迷いの踏み跡が多く、このガスではマーキングがないとタイムロスにつながりそうだ。

 途中から雨が本格的に降り出し、強風と3,000mという標高に体温が奪われる。ゆっくり、しかし確実に歩みを進め、12:50に日本第3位の高峰、奥穂高岳(3,190m)山頂。なんか、晴れた奥穂に来たことがない、苦笑。
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 風は益々強さを増し、すぐに出発。強い西風に耐えながら高度を下げ、後半の鎖場、ハシゴ場を慎重に下る。
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 そして、13:35に穂高岳山荘着。油断はできないが、ほぼほぼ安全地帯に降りてきた感じでほっとする。
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 残ったパンを頬張りながら、小屋で暖かいコーヒーを頂く。おー!冷えた身体に染み渡るコーヒーの香り!こんなにおいしいコーヒーは久しぶりである、ご馳走さまでした!14:10、出発。

 ザイテングラードは雪はほぼ無し。濡れた岩尾根を慎重に下る。
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 ザイテングラードの末端。
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 ここから北へ大きくトラバースし、涸沢小屋方面に下るトレースを辿る。
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 そして、16:15に涸沢小屋着。お疲れ様でした!

 一旦テントに戻って荷をまとめ、涸沢ヒュッテへ。この天気なので、連休中日なのにテラスはガラガラ。ビールで乾杯し、ラーメンを頂く。体が塩分を欲しているのがわかり、これまた美味しい!
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 そうこうしているうちに、また雨が本格的に降り始めた。屋根の下で雨が遠のくのを待つが、前線の真下にいるのか止む気配がない。まぁでも、涼しい涸沢でのんびり過ごせるのは贅沢なことである。

 雨が弱まった隙にテントに戻ると、やはり今日も暗くなる前に寝息を立て始めたようだ。(つづく)

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# by kanechins | 2017-07-16 21:48 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)


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