朝の5時に起床。「ぶらいあん」、阿南のAETでアメリカ人の「ばいろん」2人と落ち合って、全国屈指の前傾ワールドが広がるという、愛知県鳳来町にある「
鳳来の岩場」に行ってきた。天気予報では雨というのに、全くもって物好きである。
乳岩峡駐車場に車を停め、沢沿いの登山道を進む。沢の水は、まるで空気のように澄んでいた。
登山道を登ること4、50分。2人とも足が長いためか異様に歩くのが早く、足まで鍛えられた。
まずは、鬼岩のウォームアップエリアへ。が、5.11台がウォームアップと言うのだから笑ってしまう。
とにかく、貴重な5.10aである「桃太郎」でウォームアップ。クライマーは「ばいろん」。
写真は鬼岩の巨大前傾壁が威圧的な「河原の広場」。
「河原の広場」に集うクライマー達。関西弁、名古屋弁が飛び交うここは、西日本の社交場だ。それにしても、5.12、13、14を登ってしまう屈強なクライマーばかりで驚いた。
写真は、メインウォールの「あんこ(5.10b)」に取り付く「ばいろん」。もんのすごい太い腕と足でぐいぐい登ってしまう彼だが、ビレイ(確保)していてその体重の重さに驚いた。パワーアップと取るか、ウェイトダウンを取るか、それが問題だ。
写真は、どっかぶりの5.12cを登る関西クライマー。お前は忍者か!?と思ったら「くのいち」であった。。。
「姫のウォーミングアップ(5.10d)」にトライする「ばいろん」。
屈強な彼をも跳ね返す巨大前傾壁。
あまりにハードであったので、「ガンコ岩1F」へ移動。それでもやはり、ハードであった。写真は「わかってください(5.12c)」を登る関東クライマー。
「講習会ルート(5.7)」を楽しくリードさせてもらい、「ぶらいあん」は「うるるん(5.10c/d)」にトライ。しかし、ボルト1本目からなんど登ってもフォールしてしまう。時期に闇が近づいたのでタイムアウト。
大急ぎで撤収し、駆け下りるように駐車場へ向かう。帰りの登山道も、帰りを急ぐクライマーが多かった。みんな好きやなぁ。。。
土砂降りの中、2時間ほどで飯田に戻ってきた。これでしばらくクライミングができなくなってしまうと、とても淋しい。