GWツアー day1 月山BC。

 2017年5月3日(水)
 転勤が決まった4月。慌ただしい中でも、久しぶりの長期休暇に期待できるGW。懲りもせず、東北へ!

 前日、定時に仕事から上がろうとしたところ、4時を回ってから立て続けに仕事が舞い込む!?
 仕事を片付け慌てて帰宅すると、な、なんとカメラを職場に忘れてきたことが発覚、涙!

 仕方なくスマホのカメラで撮影するも、起動は遅いわ、屋外では液晶画面が見えないわ、ズームもできない(デジタルズームのみ)と三重苦。しかし、同行メンバーは名だたるカメラマンばかり、多くの写真をお借りすることができた、感謝。

 初日は月山(がっさん)。山の名前は、農業の神「月読尊(つくよみ)」を祭ったことに由来するらしい。羽黒山、湯殿山と共に、出羽三山のひとつ。魅力ある山の名前では、個人的にはダントツ。

 前夜19:30、自宅発。更埴であっきゃんをピックアップし、北を目指す。途中、道の駅で仮眠をとりながら、月山・志津野営場の駐車場へ。

 20台は裕に停められるが、トイレ・水場はなし。ここで本日のメンバーと合流し、車2台で月山スキー場へ。駐車料金は1日500円、領収書には今も内訳が記載されており好印象。

 07:35、駐車場発(標高1,152m)。月山スキー場のチケット売り場で登山届を提出し、1回券(580円)を購入。リフトの営業は8:00~16:30。

 8:05、リフト乗車。リフトに乗るときに、ザックを背負っている人が入ると減速してくれるのが嬉しい。

 高度を稼ぐに従い、白く化粧が施された飯豊方面の山々が望める。
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 それにしても、今年は東北も雪が多い、というか、これが平年並みらしい。
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 いつもは地面が見えているリフト下が真っ白!
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 08:20、リフト下車。シールを装着して、08:35に登高開始!
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 天飾氏、あっきゃんは、早速ボトムへ滑り込み。最近、山に入っていなくて自信がないワタシは、あまり高度を下げずにトラバース気味に進む。(撮影:増村氏)
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 今年は気温が低めに推移したためか降雨がなかったようで、雪面は比較的にフラットで嬉しい。
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 ボウルを振り返れば、遠く飯豊の山々が。こうやってみると、日本海側(写真右側)はやはり雪が多いのがわかる。
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 焦る旅でもなし、ゆっくりと雪上散歩を楽しむ。(撮影:あかねずみさん)
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 傾斜がゆるんだところで小休止。左からワタシ、あっきゃん、地元自然案内人のあかねずみさん、分県登山ガイドを執筆されている福井さん、「ヤマケイの漫画」と言えばのゲキさん。ん?冷静に見れば、すごいメンツ!?(撮影:増村氏)
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 尾根の鞍部で小休止。
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 ここからは、結構な急斜面。ジグを切りながら高度を稼ぐ。(撮影:あかねずみさん)
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 横を見れば、ハイカーも少なくない。
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 振り返れば、続々と上がってきている。
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 上部にある祠で板を外し、ザックに括り付けて山頂を目指す。
 程なくして、山頂からのフラットな稜線へ。写真は頂上小屋。
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 10:55に月山山頂(1,980m)に到達。
 後方に遠く、鳥海山も望める。(撮影:増村氏)
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 シールを外し、11:20に山頂から東面に広がる大雪城に向けて滑走開始!(撮影:増村氏)
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 念仏ケ原、黒盛山方面を望むボーダーら。
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 月山東面に広がる、これから滑り込む大雪城。
 見かけの傾斜は緩いが、スケールの錯覚。なかなかの好傾斜。
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 あっきゃん。
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 ゲキさん。
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 雪の状態は良く、また広大かつ適度な傾斜の斜面が広がる。どこでも滑ってよし!11:30、2段ほど下の沢に滑りこんだ標高1,690m地点まで。

 再びシールを装着し、11:40に登り返し。
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 展望もよく、登り返しが全く苦にならない。
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 12:10に再び月山山頂。ここで大休止。
 山頂小屋の横でごろんとなると、心地よい眠気が襲ってくる。

 名残惜しいが、13:05に下山開始。
 祠のところで板を装着し、滑降開始。写真は福井さん。
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 ワタシ。(撮影:増村氏)
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 飯豊の山々を望みながら、無木立の広大な斜面を滑る。
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 稜線の鞍部から、再スタート!(撮影:増村氏)
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 気温が高く、ストップ雪になってしまったことから、ボウル下部への滑り込みは諦め、トラバース気味にボウルの縁を進む。

 うまくして、登り返しなしで13:40にリフト上部駅に帰着。ここから沢沿いに滑走し、14:00に姥沢集落へ。

 一旦、ここで落ち合い、右手の谷へ向けて14:10に出発。ブナの疎林が広がり、なかなか気持ちよい。小高い丘を目指し、右側から石跳(いしぱね)沢へ。振り返ると、真っ白に輝く湯殿山がブナの木々の間に望める。
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 石跳沢沿いは藪もなく、快適。(撮影:福井さん)
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 ブナに囲まれた沢を、快適に下る。
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 トレースを辿ると、導かれるように14:45に自然博物園へ到着。
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 ここから、あかねずみさん、福井さん、天飾氏そしてワタシで車の回収に向かう。今思えば、なぜ板とザックを担いだまま向かったのだろう?


 15:00に駐車場帰着。
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 スキー場へ車の回収へ向かう。手間はかかるが、静かなブナ林の中を散策できる楽しいルート。月山には何度も来ているが、まだまだ知らない場所があるなぁ。

 今回のルートイメージはこちら。
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 沿面移動距離16.1km、累積登高差1,576m、累積滑走差1,814m(いずれもGPS数値)。国土地理院地図におけるGPS軌跡(国土地理院コンテンツ利用規約に基づき、地理院タイルにGPS経時位置情報を追記)。
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 少し時間が遅くなってしまったが、一路、鳥海山を目指して移動開始。

 しかし!月山第二トンネルに故障車があるということで、国道は大渋滞。結局、抜けるのに1時間程余計にかかってしまう。GWに故障とは、本当に気の毒である。

 山形自動車道、日本海東北自動車道を乗り継ぎ、酒田へ。
 途中、水鏡に映る鳥海山をぱしゃり。
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 遊佐・吹浦にある、鳥海温泉「あぽん西浜」(400円、6:00~22:00、第2・4月曜休館)へ。で汗を流す。前に来たときの印象は薄いが、改めて泉質の良さ(ナトリウム塩化物泉)を実感。

 象潟で夕食。前から気になっていた、ガスト横の鮨ダイニング「鳥海山」へ。
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 悩んだ末、地魚丼(1,500円、税別)。近海で獲れた磯の魚も入り、なかなか美味。
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 今夜のうちに祓川に入る予定であったが、時間は既に21時を回っていたため、車のデポ地点である中島台駐車場で泊まることに。100台位停められるような大きな駐車場で、トイレ・水場完備。

 満点の星空。明日に備え、早々に就寝。(つづく)

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# by kanechins | 2017-05-03 22:53 | 「滑り」の独り言 | Comments(0)

乗鞍岳BC。

 2017年4月23日(日)
 午前04:45起床。空が白んでいてびっくり。随分と日が伸びてきた。
 自宅を05:30に出発。雲一つない、いい天気。
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 乗鞍・三本滝駐車場に06:50到着。近くてびっくり。今日は久しぶりに乗鞍岳。平年だと位ヶ原山荘までのバスが運行される時期なのだが、今年は雪が多くて1週間延期となっている模様。

 駐車場はほぼ満杯で、既に多くの人が登高を始めている。準備を整え、07:40に三本滝を出発。
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 「走り」と「登り」は、やっぱ使う筋肉が違うなぁ~。今日はテレのH野氏、山スキーのT子&Fちゃんに混ぜて頂く、ありがとう!
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 位ヶ原山荘に続く林道の除雪が進み、林道を渡るときに2回、板を脱ぐ。
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 ゲレンデ最上部を直登する3人。
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 ゲレンデ最上部から、バックカントリーエリアへ。
 最初の関門は、入口の急斜面。
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 ここを越えれば、気持ちの良いトレイルが現れる。
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 標高2,350m付近、トレイル最後の急斜面の直下に看板。
 右に行けば位ヶ原山荘。
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 急な斜面を標高差で100mほど登れば、そこは広大な位ヶ原。左上がこれから目指す乗鞍岳・剣ケ峰。山頂から右下に下ったルンゼを滑走予定。
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 ここから肩は、近いようでなかなか遠い。標高差で300mほどある。
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 10:40、肩の小屋付近。
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 10:50、出発。レーダーアンテナが設置されている、摩利支天が見える。
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 朝日岳を巻くように登る。途中から風が当たるようになり、雪面はカリンカリンに凍結。ヤバくなる前に、クトーを装着。高度を稼ぐにつれ、後ろに穂高連峰、北アルプスの峰々が顔を覗かせてきた。
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 時折、クトーの刃ですら食い込みが悪い硬い雪面もあるが、慎重に高度を上げていく。下は穏やかな天気ではあったが、3,000m峰だけあって上は風が強い。手袋を冬用に替え、アウターも装着。

 11:30、稜線。風も強いし、標高2,980m地点からドロップすることに。稜線の右側に出ると、風が凌げて暖かい。
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 クトー、シールを外して、しばし大休止。
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 遠く白山も望める。
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 12:15、ドロップイン。斜度もさることながら、カッチカチに凍っており転倒は許されない。慎重にターンを刻む。途中で振り返ると、こんな感じ。
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 T子。
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 H野氏。
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 Fちゃん。
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 位ヶ原直下で小休止。天気も良く、雪もほとんど腐っていないので快適。
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 雪質も悪くはなく、13:15に三本滝に帰着。お疲れ様でした!
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 さすがに汗が噴き出たので、湯けむり館で汗を流していくことに。
 あれ?いつの間に移転していたの??
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 今回のルート(Google Earth)。
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 国土地理院地図におけるGPS軌跡(国土地理院コンテンツ利用規約に基づき、地理院タイルにGPS経時位置情報を追記)。
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 総行動時間は6時間、累積登高差は1,200m強、沿面距離は11.3km。
 1か月以上、まったく滑っていなかったので心配してはいたが、なんとか快適に行ってくることができた。楽しい時間を共有させてくださった皆様、ありがとうございました!




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# by kanechins | 2017-04-23 20:53 | 「滑り」の独り言 | Comments(0)

第19回長野マラソン。

 1万人規模のマラソン大会への、初めての参加。
 大会のダイジェスト映像はこちら。




 フルマラソンの制限時間としては厳しめの5時間。それでも、エントリー開始からわずか28分で定員締め切りという人気の高さ。当日は天候に恵まれすぎ、午前10時には20℃超えと厳しいコンディションで、完走率は77.9%。実際、過酷なレースではあったが、走って実感、人気も頷ける素晴らしい大会であった。


 2017年4月15日(土)
 地区の会合を終え、午後から長野マラソンの受付に向かう。長野を離れて2週間しか経っていないが、既に久しぶり感でいっぱい。
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 受付会場はビッグハット。会場に到着すると、折り良くグループ相談会なるものが始まるところであった。

 時間は潤沢にあったので、まずは「ランニングフォームのアドバイス」に参加。講師はバルセロナオリンピック競歩代表の園原健弘氏。
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 今までフォームにあまり気を配っていなかったので、全ての話が新鮮。筋肉を縮める運動は疲労がたまるので、伸ばした反動を活かす。もも上げは着地の反動を意識する。内転筋を鍛える。

 特に印象的であったのが、重力の活用。骨盤を前傾させることで、体が倒れ込む力を走力に活かす。特に30キロの壁を越えてから意識するとよいとのこと。

 後半は「中級レベルのトレーニングアドバイス」、講師はシドニー・アテネオリンピック代表の大島めぐみさん。
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 本番の予想気温は24℃と暑いレースになる見込みなので、給水について。今まで、給水といえばコップを掴んではこぼし、飲んでは顔面にかかり、焦ればむせる、と散々であった。
 
 コップの掴み方、つぶして飲み口を作ること、気温が高いレースでは脱水が顕著なので、必ずすべての給水所で150ml程度しっかり飲むこと、とアドバイス。また好天時は強い陽射しにより目から疲労がくるので、サングラスよりは帽子をかぶるほうがベター。

 質問コーナーでは、食事について聞いてみた。前夜は炭水化物を中心に普段の1.5倍食べること、豚肉とネギの取り合わせがよいこと、朝は納豆ごはんがよいと。先生は「ごはん」と「おかゆ」を食べて、即効性と持続性を狙うと。サプリはハーフ、30kmで摂ること。給食は前半はバナナ、後半は饅頭がよく、塩分が抜けるので梅干しも良いと。なるほど、先生、ありがとう!

 受付でゼッケンを頂く。自己申告は確か4時間15分であったが、番号は8456番!?スタートブロックはJ。どんだけ速い人が多いのだ!焦るわー。。。

 受付も無事に終わったので、須坂・関谷温泉「湯っ蔵んど」へ。暑いレースとなりそうなので、苦手なサウナで身体を高温に馴らしてみた。効果あるのかな?

 4月にまさかの転勤となったので、今夜は某所で車中泊。周りにはランナーっぽい人がちらほら。山屋もランナーも、考えることは似ているなぁ。午後8時過ぎに就寝。


 2017年4月16日(日)
 午前04:50起床。車の音も気にならず、しっかり眠れた。す〇家で「納豆定食ミニ」を頂き、選手駐車場に05:20頃到着。既に20台ほど停まっていた。身支度を整え、シャトルバスでスタート会場「長野運動公園」へ。

 午前06:10頃、会場入り。まだ人もまばら。
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 選手の荷物を運ぶトレーラー群。大きな大会って、すごいなぁ。
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 ウォーミングアップエリアである県営野球場へ向かい、軽く2周走る。
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 07:00を回ると、徐々に人が増えてきた。
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 トイレも済ませてあるので、結構、余裕。上着を脱いで荷物をトレーラーに預け、07:40にスタートエリアへ移動。
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 スタートブロックはAからMまで。自分のブロックであるJが遠いこと。前に7千人くらいおり、スタートアーチがはるか彼方に見える。
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 そして、08:30に号砲!しかし、3分ほど全く列が動かない、汗。それからも、歩いては停まりを繰り返し、スタートラインを通過したのは6分後。この時点の順位は6,147位。
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 左手でQちゃん(高橋尚子さん)が声援を送ってくれる。初めての生Qちゃんにテンション上がり、タイムロスを忘れることができた。

 しかし、スタートしてからもノロノロ走行。人口密度が高すぎて、抜くにも抜けない。それでも、スペースを見つけては地味に抜いていく。応援してくださる方々の数がハンパない!

 5kmを過ぎると、善光寺への軽い登り。ここでかなり抜くことができ、順位は5,594位にアップ。ここから参道を下るが、応援がすごい!結局、10km地点までは団子状態。

 タイムロスが気にはなったが、キロ5:40前後のアップペースで10kmを越える。周りの声援に励まされるうちに、気付いたら10kmを過ぎていた。順位は4,914位。

 ビッグハットへの道路は広く、ここで団子状態から脱する。後ろから歓声が聞こえると思ったら、なんとQちゃん!ハイタッチを頂き、再びテンションアップ。この辺りから、キロ5:20ペースに上げる。飛ばし過ぎないよう注意。

 この頃から、暑さが気になり始める。慣れ親しんだ落合橋を越えると15km、順位は4,515位。ここからMウェーブまでが遠いこと。しかし、到達すると周回コースには多くの応援が!給水ポイントもあり、元気をもらって出発。

 五輪大橋へのキツイ登りを終えると、展望がよいフラットな橋。遠くアルプスまで望める。橋を下るとハーフポイント。タイム掲示は2時間3分!?自分の中で「まじ!?これじゃサブ4は無理やん!」と激しく落ち込む。(後で考えたら、スタートロスが6分あるので、実質、ハーフは1時間57分。慌てる必要はなかった。)

 しばらく行くとアートウォール。「誰かいるかなぁ」と思っていたら、旗を振る森山お父さんが!!ハイタッチを頂き、再び気合が入る。タイムはともあれ、ベストを尽くすのみだ。

 ここから大塚南の交差点までも長く辛い道のり。折り返してホワイトリングを過ぎると25km地点、順位は3,843位。無料でアミノバイタルを配っていた!まじか、すごいぞ!この充電は大きかったかも。

 ここから千曲川添いの道に。展望は良いのだが、陽射しを遮るものがなく、またはるか遠くを走るランナーを見て気持ちが萎える。歩き始める人もちらほら見え始め、自分も誘惑に駆られる。しかし、一旦歩いてしまえば走り続けることができなくなると思い、とりあえずは給水所を目指して頑張る。

 そして、フルマラソンの大きな壁である30km地点へ、順位は3,470位。さぁ、ここからだ。松代PAを過ぎ、再び千曲川の河川敷へ。衝撃だったのが、折り返しとなる岩野橋が遠すぎて見えないこと。炎天下の河川敷は、本当に過酷。気持ちが落ちると、ペースも落ちる。改めて、メンタル力も不可欠だなぁと感じる。

 そして、赤坂橋。ちょっとしたアップダウンが堪えるが、ここにはなんとQちゃんのハイタッチゾーンがあり、再びテンションアップ!辛くなるポイントに設置されているのがニクいなぁ~、惚れてまうやんか。

 しかし、気が遠くなる河川敷はまだ続く。すると、今度はthe Canadian Club がトレーラーの荷台で、大会テーマソング「1/2」を歌ってくれている。「・・・さぁ探しに行こう 知らない自分。まだ諦めるには早いだろう・・・」という歌詞が聞こえてきて、なんだかじんときてしまった。元気を頂き、岩野橋に入る。

 次の給水所まで頑張る、ということを繰り返し、いよいよ35km地点へ、順位は3,172位。強い横風もあってか歩く人が増え始め、路肩でストレッチする人も散見される。松代大橋までの3kmは、目まいが続いてきつい。

 松代大橋の38.8km地点の給水所の次は、1kmも走らず、39.9kmで再び給水所。これはありがたかった。そして、南長野運動公園に続く直線路。ここもきついが、応援もハンパない。

 踏ん張れば4時間切れるかもしれない、と、しんどい中でベストを尽くし続ける。ふと、骨盤のポジションの話を思い出し、重力を意識しながら足を前に出す。体は本当に限界で、視野が狭くなり、音が遠のいていく。ラスト2km、サブ4に不可欠なキロ5:40を維持しながら、必死で走り続ける。

 サッカースタジアムが見えたところで、突然の嘔吐感。汚い話だが、内容物が口まで上がってきた。多くの応援者がいるので必死でこらえ、ぐっと飲み込む。

 そして、いよいよオリンピックスタジアムへ。子供たちが手を差し出してくれるが、それに応える余力はゼロ。そして、倒れ込むかのようにフィニッシュ。

 終わったー。フィニッシャーズタオル、フィニッシュ目メダルをかけていただく。おしぼり、おにぎりを受け取り、スタジアムの外へ。
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 公式記録(グロスタイム、号砲からの記録)は、4時間4分58秒。総合順位は2,731位、3,416人を追い抜いた計算になる。ネットタイム(スタートからの記録)は、ぎりぎりサブ4となる3時間58分50秒!くー!いつか、堂々とグロスで4時間を切りたい。
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 Runkeeperの記録。6km位まではカメさんペースであったが、それが体力の温存につながり、最後までキロ5分台をキープできたのかもしれない。計算すると、平均ペースは5分39秒、時速10.6km。結果的には、理想的なペース配分となった。
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 荷物を受け取り、シャトルバスで駐車場まで送って頂く。初めてフルマラソンを走ったときは、足はガクガク、内臓はボロボロで食欲なんて出なかった。
 今回はそこそこ歩けて、食欲もある。松代インターで、調子に乗ってカツカレーを注文するも、やっぱり内臓は疲れてたみたいで食べきるのに苦労。
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 安定のレース運営で、走ることに集中することができた。エイド、給水も充実しており、桜に彩られた善光寺平を走ることができる素晴らしいレース。レースが終わった直後は「もう2度とフルは走らん!」と思ったが、辛かった思いはのど元を過ぎ、また走ってみたいと思うようになった。

 できることなら、また来年も参加してみたい。エントリー核心という話もあるが。スタッフの皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました!
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# by kanechins | 2017-04-16 22:22 | 「走り」の独り言 | Comments(0)

第13回笛吹市桃の里マラソン大会

 2017年4月2日(日)
 3月中旬に急遽転勤が決まり、いつになく慌ただしい年度末。当初は泊まりで山梨入りするはずであったが、引っ越しが重なり、仕方なく日帰りで参加。

 午前7時半頃には指定駐車場へ。シャトルバスに乗り、開会式の会場である「笛吹市いちのみや桃の里スポーツ公園」へ。
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 受付を済ませ、参加賞の「オリジナルワイン」を受け取る。
 さすが、ワインの国。

 本大会のゲストランナーは「猫ひろし」。
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 荷物を預け、軽くアップで会場周囲を走る。少し肌寒いくらいで、好みの気温。9:30、スタートラインへ。ハーフマラソンへのエントリーは866人。慌てることなく、スタートライン近くを陣取ることができた。
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 9:45、号砲。下見ができなかったので標高図しか情報がなかったが、200mの登りがあるようだ。最初はゆるやかな下りで、1km当たり4:40とオーバーペース気味に。

 6km付近から12km付近までの6kmで200mの登り。キロ5:10程度で頑張るも、最後の1kmが異様にしんどく、キロ5:30台まで落ち込んだ。

 そこからは、逆に急な下りが始まり、再びキロ4:40ペースを維持。苦手な長い下りであるが、やや重心を前にブレーキを掛けないこと、足で受ける衝撃を少なくすることに意識を置き、流れる風を感じながらの快適な下り。

 一方、ちょっとした登り返しが散在するが、しんどいことこの上ない。最後の数キロは距離感がつかめず、残り1キロの軽い登りで一気に減速してキロ5分台に。メンタルが切れた途端に落ちるペース、難しい。

 結果は、まさかの自己ベスト(PB)となる1時間43分38秒。壮年男子は504人中94位。これでぎりぎり上位五分の一かぁ。世の中、速い人はいっぱいいるなー。
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 弟家族も参加していて、レース後に参加賞である「豚汁」と、なんと「お弁当」を一緒に頂く。お弁当が出る大会なんて、初めて!!
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 大会終了後は抽選会。特産品であるワインや桃、ぶどうをはじめ、石和温泉の優待券などが商品に掲げられている。抽選を行うのも、猫ひろし!みゃー。
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  会場内には、幾つかのワイナリーから提供されるワインの試飲会(1杯100円)も。くー、そうと知っていれば、電車で来るのもアリだったなぁ~。
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 昨年は桃の花が咲いて彩りも鮮やかであったようだが、今年は気温が平年並みに推移し、残念ながら桃はつぼみ。

 それでも、コースは最初、南アルプスの白い峰々を眺めながらのラン、そして最高点に達して振り返ると、開けた甲府盆地が一望できて、なかなかの光景も楽しめる。裏を返せば、アップダウンも激しいコースではあったが、汗。
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 帰宅して、頂いたワインの封を切り、無事の完走を祝って乾杯。
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 ワインが頂けたり、お弁当が配られたりとローカル感が溢れる、素敵な大会であった。また来年、参加できるといいなぁー。好天に恵まれ、本当に充実した1日となった。運営スタッフの皆様、ありがとうございました!

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# by kanechins | 2017-04-02 21:36 | 「走り」の独り言 | Comments(0)

妙高山系・容雅山BC(退却)

 2017年3月11日(土)
 午前2:50に起床し、出発準備。遊び過ぎかもしれないが、仕事の関係で、3月に遊べる週末は今日が最後。わがまま言って、魅力的な名前の「容雅山」を目指し、午前4:00に出発。

 高速に乗ってすぐ、「中野でチェーン規制」の電光掲示板。「え?満月なのに?」。が、信濃町を過ぎたら突如、吹雪!?路面にもシャーベット状の雪が積もる。妙高SAで大休止。とりあえず、行くだけ行ってみることに。

 中郷ICで降り、西菅沼新田の集落を目指す。集落終点から除雪車が入っていたので、行けるところまで行く。が、終点は除雪車のUターンスペースしかなく、途中の待避所に停めてアクセス問題になってもいけないと思い、結局、集落終点に駐車。予定よりも遅れ、5:40着。
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 5:55、歩行開始。ほぼ車1台の幅しかなく、また待避所もほとんどないことから、後ろから車や除雪車が来ないかひやひやしながら歩き、06:20に除雪終了点へ。
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 ここからノートレース。H氏と交代で、くるぶし~中脛位のラッセル。軽い部類のラッセルではあるが、距離8km、標高差400mあるのでボディーブローのように効いてくる。

 8:00、林道終点。展望が開け、第三発電所と容雅山(右上)が見えた。
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 発電所をめがけて、急斜面をトラバース気味に下る。
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 な、なんか、想像よりも雪が多い。
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 隙間だらけのつり橋を渡る。
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 8:20、第三発電所に到着。小屋の裏側に、登るべき送水管があるみたいであるが、どこをどうやって行くのだ??小屋の縁は高い溝が走り、滑落は許されない。
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 右側から小屋裏に回り込めないか偵察してみるが、板を脱ぐと股下の深雪。
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 ツボ足で行けないかと試みるが、とにかく雪が深い。
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 何も食べずにここまで歩いてきたので、大休止。天気は回復するはずなのだが、日本海に近いので、あまり期待できないか?雪も多いし、テンションだだ下がりで退却ムード。。。

 そうこうしていると、2人が斜面を降りてくるのが見える!?
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 9:00、発電所の作業員さんらがなんと、クロカンで登場!仕事でクロカンだぁ。「遠いところ、お疲れ様です!」とお伝えすると、「いや、うちらはスノーモービルで上まで来てるので」と。それで、モービルの跡がうっすら残っていたのだ。
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 どうされるのか見ていたら、再び板を履いて上に登っていくではないか!そっか、こちらから回り込めばよいのか。それにしても、こんな雪でも発電所の管理に人が上がって来てくださっているのね。お疲れ様です。
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 右側から裏の尾根へ回り込み、送水管の上まで上がる。
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 じきに、なんとあっきゃんのお友達であるボーダー2名も上がってきた。730m台地を共に進む。澄川の河原へ一旦降り、渡れそうなスノーブリッジを探す。
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 なんとか渡り切り、10:20に北桑沢に入る。谷は所々深く口を開いている。深い山の中での万一のことを考えれば、やはり10m位の補助ロープは持ってくるべきであったと反省。

 10分ほど谷に入ったところで、未知のルートであること、視界、天候、体力、谷の状況、ワタシの滑走能力、帰路などを含めて勘案し、山頂まで行くのは困難と判断。H氏と相談し、涙を呑んで退却を決定。また、天気が良いときに来よう!Hさん、ここまで来ておいてごめんなさい。
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 来た道を滑り降り、再び澄川を渡る。
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 送水管の斜面は、気温の上昇に伴い重い雪に。11:20に発電所帰着。
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 11:30、林道終点。往路では望めた容雅山は、霧の中。また来るよ。
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 シールを外して林道を下り始める。4kmほど進むと、急に青空が広がってきた。標高が低い上に日射も加わり、ぺたぺた雪になって板が走らず苦労する。
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 除雪終了点からの林道は融雪が進み、途中から板を外して歩く羽目に。そして、13:00に西菅沼新田の集落に帰着。
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 折角なので、新井の「道の駅」へ寄る。小雨が舞ったりと、すっきりしない天気。振り返ると、山は再び深い霧に包まれていた。
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 国土地理院地図におけるGPS軌跡(国土地理院コンテンツ利用規約に基づき、地理院タイルにGPS経時位置情報を追記)。総行動時間は7時間、累積登高差は771m、沿面距離は18.2km(いずれもGPS数値)。
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 鳥瞰図。白矢印が第三発電所。赤三角が容雅山。
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 偵察としては北桑沢まで入ることができたので十分。実際に来てから記録を拝見すると、なるほど、よくわかる。またいつか、青空の下であの大斜面を目指したい。


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# by kanechins | 2017-03-11 22:30 | 「潜り」の独り言 | Comments(0)


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