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第5回駒ヶ根ハーフマラソン。

 2017年9月24日(日)
 5:30に起床し、シャワーを浴びる。ストレッチを入念に行い、軽く朝食を摂る。ゼッケンを装着して、シャトルバスに乗車し会場へ。
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 なんと、任国の国旗をそれぞれに作ってくれており、第三の故郷であるボツワナ共和国の国旗を背中に背負うことができた。
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 なんと、以前所属していた山岳会のトレイルランナーN村氏、仕事でお世話になっているS氏、T氏、そしてボツワナ時代にお世話になったH夫妻とまさかの21年ぶりの偶然の再会!すごいな、駒ヶ根マラソン。。。

 スタートラインに向かう前に、協力隊チームで記念撮影。50名強の参加があったが、予想タイムが1時間25分台という方々が9人も!?やっぱ、ふつーじゃない集団だなぁ、笑。
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 スタートラインに並ぶも、気温は既に20℃超え。じっとしているだけでも、Tシャツが汗ばんでくる。
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 ハーフマラソンの部は、定刻通り9:00に号砲。
 国道153号沿いに南下し、天竜川へ下る。道が狭く、3km地点までは団子状態。後半の登り返しを考えると4:30/kmペースを出したいところであるが、4:50がせいぜい。天竜川を渡ってからも細かいアップダウンが続き、強烈な陽射しも加わりかなり消耗。

 中間部にあるアップ・ダウンヒルはなかなかの傾斜で、歩きはしなかったものの、かなりのスローペースを強いられた。ヒルトップで、東伊那小学校の児童が、何やら布切れを。

 「さいごまできをぬかないでがんばって下さい!」と書かれていた。おおよ!応援メッセージも頂いたことを思い出し、気を持ち直す。ありがとう!
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 慎重に丘を下ると、ハーフ地点。なんとエイドでアイスクリームが!しかし固くて齧ることができず、カップに入れたまま河川敷まで運んで頬張ると、おお美味い。

 浄化センターで折り返してすぐの登りが、これまた強烈。なんとか乗り越え、16km地点を過ぎると、後はひたすら登りとなる。登りは得意なはずなのだが、なかなかペースが伸びずに苦しいランを強いられる。

 伊那バイパスの橋を潜ると、最後の急傾斜で歩くランナーが続出。山屋の意地でぐっと堪えて、再び国道へ。往路はアッという間であったが、帰路の長いこと。

 沿道の声援が徐々に遠のくように感じる辛さ。あと少し、あと少しと自分に言い聞かせ、いつになく必至の形相でゴール。めちゃくちゃ頑張った割りには不甲斐ない、ギリギリ1時間50分切り。。。
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 平均ぺース、5:09/km。反省点としては、タイムを稼ぐべき天竜川まで下る部分(~5km)が遅すぎ。そっからアップヒル(8km)までは計画通り5分ペースをキープ。傾斜があるとはいえ、あの登りで6分ペースは山屋なのに修行が足りてない。河川敷は計画通り5分ペース。わかってます、練習が足りてない。今年のハーフはこれで終了(予定)。いかん、このままでは今年も抱負をクリアできない。。。 
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 終わってしまったものは仕方がない。しっかり、参加者得点のレトルトカレーを頂く、うまい。
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 バスに乗る前に、全員で再度、記念撮影。皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした!もし来年も参加者枠があるのであれば、参加したいな。あれ?ゴール直後は「もう二度と走らない」と思ったはずなのに、苦笑。
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 帰り道。折角なので、駒ヶ根名物「ソースかつ丼」を、無難に明治亭で。ソースかつ丼。いや、うまいわこれ。
 ふと気付いたが、今まではハーフを走った後は食べ物が喉を通らなかったはずなのだが、今日は普通にぺろり。これって、進歩?
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 出走者人数は過去最高の3,650名、完走者人数は3,590名(完走率98.4%)。暑いわ、坂ばかりだわでほんときっつい大会であったが、振り返れば景色は最高、エイドもGOOD、そして多くの方々の応援に支えられ、結果は出なかったものの、とても素晴らしい大会であった。

 大会運営スタッフ、声援を下さった沿道の方々、JICAスタッフ、そして苦楽を共にしたランナーの皆様。お疲れ様でした&ありがとうございました。ぜひ、来年も参加したいと思います!

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by kanechins | 2017-09-24 22:15 | 「走り」の独り言 | Comments(0)

下見、地図トレ、前夜祭。

 2017年9月23日(土)
 午前中に家事を片付け、マラソンコースの下見に駒ヶ根へ。車で試走(?)してみたところ、天竜川まで下ってただ登り返すだけかと思ったら、ご丁寧に途中にアップ&ダウンヒルも用意されている。それ以上に、随所に細かなアップダウンも目立ち、なかなかハードそう。

 中間地点となる駒見大橋。「全国のランニング大会100撰」に認定されるとともに、参加ランナーの投票でハーフマラソンの部で全国1位となったらしいが、確かに景色はなかなか。
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 コースを一巡し、懐かしの「森と水のアウトドア体験広場」でOMMのパートナー、タカコと待ち合わせ。過去2年分の大会地図を見せてもらい、行動判断の目合わせ。なかなかに、格好良い地図だ。
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 駒ヶ根高原に移動し、1/25,000図に適当にポイントを設定して、コンパスと地形図を頼りに探索。


 ポイントに到達したら、GPSで答え合わせ。


 伊那谷を見下ろす。明日のマラソンコースもよく見える。

 
 駒ヶ根の山中に、こんな素敵なエリアがあったのか。

 
 お互い、山屋の端くれなので、まぁまぁなんとかなりそうか?

 下りの車中で、腕をマダニが歩いているのを発見。軽く藪を漕いだので、そのときにもらってきたのかな。恐らく、ヤマトマダニの雄成虫。やっぱり、同定用にエタノール瓶は持ち歩かないといけない。動物が専門のタカコはタカコで、血液を与えた際の形態変化を見たくてウズウズしていたらしい、笑。


 日が暮れかける前にタカコと別れ、JICA駒ヶ根訓練所へ移動。


 明日の大会は、駒ヶ根市の計らいで協力隊経験者枠が設定されているらしく、訓練所からバスの送迎もあるらしい。OBは有料で訓練所に宿泊できるとのことで、エントリーした次第である。
 私自身は広尾訓練所での16人の大部屋生活で楽しい思い出が残っているので、個室は良いような、悪いような、という印象。
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 懐かしい!という友人もいるのでは?

 
 荷物をまとめてお風呂を頂き、前夜祭(会費制)に参加。


 初めてお会いする方ばかりであったが、世代、任国、職種を越えて色々と熱いお話ができて、かなり刺激を受けた。しかし、訓練所の食事はやっぱ美味い。


 明日は5:30起床なので、21時過ぎにベッドに入る。
 この夏は残暑が厳しく、ほとんど練習ができなかったからか不安が大きく、寝付きが悪い夜となった。(つづく)

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by kanechins | 2017-09-23 20:00 | 「走り」の独り言 | Comments(0)

剱岳・源次郎尾根 day2

 2017年9月10日(日)
 午前2:50起床。昨晩は隣のテントから0時過ぎても話声が聞こえた気がする。テントを打ち付ける雨音にも何度か起こされ、眠い目を擦りながらバーナーを点火し、目覚めのコーヒーを淹れる。

 朝食を作りながら、テントを撤収しやすいように荷物をまとめる。 
 03:40、ヘルメットにヘッドランプを装着し、テントを残して出発。剱沢小屋脇から剱沢に入る。下見をしていたので、迷わずにぐいぐい高度を下げていく。

 このルートだけは先行者を許したくなかったので、周囲にヘッドランプの灯りが見えずに、心底ほっとした。

 雪渓に入り、6本爪アイゼンを装着。早朝の雪渓はカリンコリンに凍結していたので、軽アイゼンを持参して正解。ザクザク降りれるので速い。右岸から離れすぎないよう下降し、平蔵谷出合いへ。

 明るい時とは全く雰囲気が異なる。「取り付きには蛍光テープの目印があるかも」と言われて来たが、そんなものは存在しなかった。よかった。

 およその見当をつけてガレ場を登ると、1発で取り付きの踏み跡に。いや、ほんと下見しておいてよかった。
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 04:35、登攀開始。踏み跡は比較的に明瞭だが、真っ暗闇なので、所々、迷いの踏み跡に悩まされる。初登者の気持ちになって弱点を狙っていけば、自ずと正しい道にたどり着く。明るければなんともない道なのだろうが。
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 05:00、東の空が白み始める。
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 じきに、ハーケンが打ってある垂直の岩場。昨晩の小雨で濡れていて、ちょっと悪い。墜ちれば、後ろの巨岩に打ち付けられそうな恐怖感もあったが、わくわくしている自分もいる。短いがⅣ級以上あると思われ、岩登りに慣れていないメンバーがいる場合は、迷わずロープを出した方が良さそう。
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  右手から対岸の尾根が迫ってくる。
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 尾根上は、所々岩が露出している。支点はなかったと思う。墜ちるような難しさはないが、不意にホールドやスタンスが取れれば墜落の危険もあるので、一手、一手慎重に登る。
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 眼下に剱沢が望める。
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 露出した岩尾根は硬く、なかなか快適。
 天気が悪い時にはあまり登りたくないなぁ。このような場所が点在するので、いざ撤退となると、かなり面倒なことになりそう。
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 剱沢キャンプ場がある、剱沢源頭を振り返る。
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 堕ちるような難しさはないが、墜ちればひとたまりもない。
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 05:55、ルンゼルートと合流。上部は崩落が進んでおり、ブッシュを高巻く。写真左上がⅠ峰。
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 05:45、稜線に太陽が上がる。
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 朝陽に照らし出される剱沢源頭。
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 尾根上を忠実に辿ると、ふと壁に行き当たった。
 あちこちに踏み跡が散在し、右と左のルートを確認。直登する踏み跡もあるが、上に行くほど壁が立ってくる様子。ろくに支点も取れなそうで、行き詰るのだけは避けたい。尾根全体を俯瞰し、右手が弱点と判断。
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 踏み跡を辿ると、大きなスラブ壁が。まるでココを通ってください、とばかりに右上する溝が走る。右下は数百メートルの崖となっており、滑落は許されない。
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 慎重にスラブをトラバースするはねとん。「ルート違うんじゃね?」と何度も言われるが、もう戻ることはできません。
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 地形図から、右手の尾根に上がるのが正解と判断し、右側のスカイラインに沿って登る。踏み跡も多々残っているので、あながち間違いとも思えない。
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 じきに明瞭な踏み跡へ。もしかしたら、もっと楽なトレースがあったかもしれない。都度、弱点を突いてベストのルートを選択してきたと思うので、良しとされたい。
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 07:00、源次郎尾根Ⅰ峰(2,709m)山頂。
 剱岳山頂、Ⅱ峰が眼前に聳える。圧巻である。
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 07:15、Ⅰ峰とⅡ峰のコル。Ⅰ峰の下降は歩きで、なんら問題なし。
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 Ⅱ峰の登りは傾斜が強そうに見えたが、右手にハイマツ、左手に硬い岩をホールドできるので、むしろ楽しいくらい。
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 07:35に、あっけなくⅡ峰山頂に到達。冷たい風が強く当たる。
 下降地点には、頑丈な鎖が。が、下を見て愕然とした。
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 「これ、50m位あるんじゃね?」「もしかして、50mが2本必要だった?」と焦る。ハングしており、ロープを投げても下の様子がわからない。ロープ1本と思い込んでいて、ろくに確認してこなかった、反省。

 最悪、登り返してシングルで降りることも覚悟し、空身で下降。周囲のスケールが大きすぎて目が錯覚したらしく、50mロープ折り返しでテラスまで降りることができた。はねとんにザックを降ろしてもらう。
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 08:00、下降終了。恐らく、これで核心は全てクリアしたと思われたので、ゆっくりブランチを摂る。右手に八ツ峰が迫る。中央の巨岩が「熊の岩」っぽい。下の雪渓にはテントが3張。
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 08:15、剱岳本峰を目指して登り始める。
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 核心を過ぎたといっても、過信は禁物。迷い道も多いので、先を見て慎重にルートを取る。
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 そして、09:05に多くの人で賑わう剱岳山頂(2,999m)に初登頂!
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 名残惜しいが、09:25に下山開始。まずは、カニの横這い。隠れて見えづらいが、スタンスは豊富。
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 下から見上げたところ。
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 アンカー3本に鎖が6本、さすが。餓鬼岳の針金1本と対照的。
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 登りルートの、カニの縦這い。
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 ここを越えれば、平蔵の頭(へいぞうのずこ)。
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 登りルートと下りルートが分かれている。
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 ガスが退くと、富山の街並みまで一望できる。
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 源次郎尾根が一望できる場所から。
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 前剱への登り返し。
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 09:55に前剱(2,813m)をスルー。ここの下りも事故が多いらしい。
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 下降途中から前剱を振り返る。なかなかの傾斜である。
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 下が武蔵コル。一服剱(2,618m)へ若干の登り返し。
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 一服剱を越えると、剱山荘が見えてきた。
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 剱沢小屋から剱沢へ延びる道。雪渓が融けるに従い道が下がっていくので、これだけ多くの道ができるのかな。左下に黒ユリの滝が望める。
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 11:20に剱山荘着。ここもスルー。
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 剱沢源頭まで来ると、源次郎尾根の全容がわかる。中央右がⅠ峰。
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 拡大。Ⅰ峰に突き上げる14ピッチのルートがあるらしい。
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 11:45、剱沢キャンプ場に帰着。テントをひっくり返して、床を干しながら昼食。出来ることなら、帰りたくない。
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 最終トロリーバスに遅れる訳にはいかない。テントを撤収して、12:30に出発。
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 さようなら、剱岳。
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 なんだろ、別山乗越が遠く感じる。フィジカルなものなのか、メンタルに起因するのか。歳か、いんや違う。
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 13:00、剱御前小屋。
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 いつか、今度は八ツ峰へ。素晴らしい1日をありがとう、剱さん。
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 13:20、雷鳥沢に向けて下降開始。
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 14:10、雷鳥沢キャンプ場。15分休憩。
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 14:25、出発。写真は雷鳥沢キャンプ場と、左が別山、右が真砂岳。
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 15:05、室堂着。みくりが池越しの雄山。
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 15:40のトロリーバスに、無事に乗車。お疲れ様でした。

 初めての山域、初めてのルートは、難易度が高くなくても冒険心を満たしてくれる。また、尾根を詰めて頂きに上がるルートは、とても楽しい。ルート内容も充実し、初登者には頭が下がる。

 登りそのものの難易度的には、一部難しい岩場があるものの、高くはない。しかし、絶対に滑落が許されないパートがほとんどであること、標高差も高いこと、撤退が容易ではないことから、気楽に取り付けるルートでもないと感じた。

 もし紐付きでガイドされていくのであれば、体力のある中学生なら登れてしまうだろう。しかし、初見で自らルートや天候判断していくとなると、なかなかに経験と体力が必要となる、手応えのある素晴らしいバリエーションルートと思う。

 忘れかけていた剱岳。共に歩いてくれたはねとんには心から感謝。

(参考コースタイム)
2017.9.9
9:00 室堂
9:45 雷鳥沢キャンプ場(0:45 CT不明)
10:50 剱御前小屋(1:05 CT2:00)11:00発
11:30 剱沢キャンプ場(0:30 CT0:40)
12:10 偵察開始(1:50)
14:00 帰着
~実行動時間 4:10

20017.9.10
03:40 出発
04:35 取り付き(0:55)
07:00 Ⅰ峰山頂(2:25)
07:35 Ⅱ峰山頂(0:35)
09:05 剱岳山頂(1:30)9:25発
09:55 前剱(0:30)
11:20 剱山荘(1:25)
11:45 剱沢キャンプ場(0:25)12:30発
13:00 剱御前小屋(0:30)13:20発
14:10 雷鳥沢キャンプ場(0:50)14:25発
15:05 室堂着(0:40)
~実行動時間 9:45(2日間計 13:55)

(標高差データ)1/25,000図から算出
初日(偵察無し)累積登高505m、下降477m
初日(偵察含む)累積登高815m、下降787m
2日目 累積登高1,656m、下降1,684m
合計(偵察無し)累積登高・下降2,161m
合計(偵察含む)累積登高・下降2,471m
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by kanechins | 2017-09-10 11:54 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

剱岳・源次郎尾根 day1

 2017年9月9日(土)day1
 永いこと山を登り続けているが、剱岳は未踏。北アルプス連峰の中でも、剱岳の存在感は格別。どうせならバリエーションルートから登りたい山、と思っている内に機会がなく、この歳になってしまった。

 そんな折り、お盆にはねとんから「源次郎どうよ?」と言われて二つ返事。しかし、天候に恵まれず延期。
 そして、この週末がやってきた。天気予報は好天を告げ、申し分ない。二人とも剱岳は初めてなので、心地よい緊張感もあってなお良い。偶然にも今日は剱岳の日らしく(H29.9.9)、お膳立てはばっちり。

 7:00に改札集合だったのでのんびり出発するが、忘れていた。扇沢の混雑振りを。
 06:45に扇沢着。市営第一は既に満車、第二は閉鎖。第三駐車場に戻っても駐車できる保証はなく、時間も迫っていたので有料駐車場(1日1,000円)へ。

 チケット売り場には長蛇の列。WEBチケットという窓口があった。事前にネットで予約すれば、並ばずに済むのかな?
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 無事にはねとんと合流し、始発である7:30のトロリーバスに乗車。黒部ダムを渡る。
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 この時期は毎日、観光放水しているらしい。
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 ケーブルカーに乗車の際、ロープウェイの整理券を頂く。
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 黒部平駅で、最初のロープウェイに乗車。グリーンシーズンのたんぼ平を眺めながら、大観峰まで空中移動。
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 再びトロリーバスに乗車。トレラン風の方が数名。
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 9:00に室堂(標高2,432m)着。左が雄山、右は浄土山。
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 みくりが池と別山。
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 雷鳥荘が見えてきた。
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 下が雷鳥平キャンプ場、コル(別山乗越)にあるのが剱御前小屋。来シーズンは、滑りに来たいな。
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 9:45、雷鳥沢キャンプ場(標高2,260m)。
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 休まずに足を進める。雷鳥沢沿いに高度を上げ、途中から尾根に。振り返ると、右手に奥大日岳が見えてきた。
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 箱庭のような、室堂。
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 10:50、剱御前小屋(標高2,755m)着。間近に迫る剱岳が。はじめまして、だ。
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 20分ほど休憩し、11:00発。カール右手の裾を巻くように進む。
 じきに、色とりどりのテントがひしめく剱沢キャンプ場が見えてきた。
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 11:30、剱沢キャンプ場(標高2,460m)着。始発で来たためか、スペースは一杯空いている。水場にも近い好適地にテントを設営することに(これは失敗)。
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 野営場管理所の建物には、診療所と剱沢警備派出所(山岳警備隊)も併設。特にルートに問題は無さそうだ。
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 テントを設営し、12:10に源次郎尾根の偵察に向けて出発。
 逆さ剱が映える小池に寄ったり。
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 写真中央右の双耳が源次郎尾根Ⅱ・Ⅰ峰のようだ。剱沢へ下る道は踏み跡だらけ。明日は真っ暗の中で行動するので、歩くルートを決めておく。
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 黒ユリの滝を過ぎて5分位で雪渓末端に。この時間帯は雪渓表面が腐っており、アイゼン無しでも歩けた。
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 雪渓中央を避けてぐんぐんと下る。左手から平蔵谷が入り込むところに、巨大な岩が。その対岸に、源次郎尾根の踏み跡を見つける。
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 見上げると、巨大な源次郎尾根が天に向かって伸びていた。なかなかの迫力。
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 再び、キャンプ場に向けて300m以上の登り返し。写真は黒ユリの滝。
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 14:00にテント帰着。受付(1人1泊500円)を済ます。「初めて」と言ったら、消毒して飲用可の水道と冷たい沢水が汲める水場(共に無料)、トイレ2カ所を説明してくれた。振り返れば、別山が。なんという素敵なロケーション。
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 時間がたっぷりあるので、持参したワインを開けて剱岳に向かって乾杯。いつもながら、贅沢な時間を過ごす。夕ご飯を食べ終える頃には、深い霧に剱岳は包まれてしまった。
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 明日は早いので、18時前に就寝。しっかり休めそうだ。

 ところが、どこから歩いてきたのか、18:30過ぎにヘッドランプを点けたパーティが到着し、すぐ横にテントを設営。遅い夕食の後に宴会が始まった、汗。テント泊の登山者が随分と増えた感があるが、もう少しマナーに気を配って頂きたいところである。(つづく)

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by kanechins | 2017-09-09 23:33 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)


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