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初めての「初登」。

 2014年 8月31日(日)
 今日は、UeQ、お父さんと天戸の岩場へ開拓に。お父さんは後ほど合流ということで、インパクトドリル、バッテリー2個、ハンマーにボルト、ビットにスパナ、ロープにギア、カム一式を背負ったとき(一体、何キロあった?)、「開拓者」の最初の苦労を知る。「歩荷」には自信があったのだが、さすがに息はゼーハーと切れ切れに。

 UeQと岩を眺める。この時点から、ルート開拓は始まっているのだなぁ。面白そうなライン、硬そうなライン、雨が降っても水の通り道にならなそうなラインを物色し、それぞれに「コレダ!」という場所を決める。

 上部に回りこみ、それぞれのライン上部の樹に支点を取って懸垂下降。ちょうどお父さんも基部に到着し、細やかに場所を指示していただく。上からだとよくわからないので、下から指示してもらうのがよいね。

 ブラシでコケや落ち葉、くもの巣などをクリーニングしながら下降。浮いてそうな岩は、1個1個ハンマーで軽く叩いて確認し、少しでも浮いている岩は全て落とす。下降しながら、オールNPで登れそうな予感が。丁寧に掃除しながら、恐らく1時間以上かけて、まさに背中から耳から全身ドロッドロになりながらクリーニング終了!これは本当に大変な作業で、開拓者の皆さんに頭が上がらない。

 写真中央のハンドサイズのクラックから、右上のチムニーを抜けるルート。磨いたところだけキレイだ。最上部でマントルを返したところに頃合の立ち木があり、そこに終了点を構築。終了点を含めてボルトなしの、オールNPのルートができた!
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 カムをギアラックにセットし、ロープを結ぶ。恐らく、誰も登っていないルート。なんだろ、すごくドキドキする。初登って、こんなにもワクワクするのね。お父さんにビレイをお願いして、いざトライ!下部は快適なハンド&スラブ。途中、右側のスラブからチムニーに入ったところから、プロテクションを含めて面白悩ましい感じ。

 チムニーを抜けたら終わりかと思えば、ホントの核心、マントルが待っていた。この下に終了点を打とうと思っていたのでロクに掃除もしていなかったので、コケをはがしながらの登りに。いつもならとっくにテンションが入っていたと思うけれど、意地でマントルを返して終了点にクリップ。なんだ、この達成感?

 お父さんにも登って頂き、グレードを決定。「うつぼクラック」(5.9NP、推定20m)とした。なぜうつぼ?登ってみればわかるかな、笑。

 UeQも、頑張ってボルトルートを1本開拓!この日はトライできなかったけれど、スケールもありなかなか面白そうなルートに仕上がっていた。次回に期待!
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 しかし、ルート開拓ってこんなにワクワクするものとは思いもしなかった。ラインを見出し、ドロまみれになりながらクリーニングし、そしてルートを築く。それはまるで、岩に新たな息吹を吹き込むかのようだ。今まで「既成のルート」しか登ったことがなかったけれど、そのルートが開拓されるまでにどれだけの労力とコストが掛かっているのかを、初めて考える機会になった。

 既成のルートを登っていて「面白い!」と思ったことはあっても、感謝の念はあまり抱かなかったなー。これからは、もっと感謝の気持ちをもってルートにトライしたいと思った。それは、アルパインルートも然り。開拓者の皆様、本当にありがとうございます!
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by kanechins | 2014-08-31 23:37 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

鳶岩から天戸の岩場へ。

 2014年 8月30日(土)
 「この週末は、ひっさしぶりに小川山!」と意気込み日ごろから行いを良くしていたのに、なにこの予報?まぁ、「悪天も外遊びの天命」ということで潔く諦め、鳶岩で登っているUeQにのんびり合流。取り付きまで行くが、うん、わかってはいたけれど、暑いっ、笑!こうやってみると、意外にスケールあるなぁ。
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 M姐さん(Mではない)、暑いのにがんばる!鳶岩グレードの10、相変わらず恐るべし。。。
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 あまりに暑くてギアを出す気になれなかったら、お父さんから「こんな日は、アマトが良いんでは?」とアドバイス。急遽A壁でトポを作って頂き(!)、アマトを目指す!

 「え~、こんなトコに岩なんてあるの?」と思いながら登っていくと、「あ、アッター!」。Oちん&お父さんらが開拓中の岩場で、既に4ルートにボルトが打たれていた。ルート名は未定、グレードも不明。ということで、一番登りやすそうな右端のルートにトライ!

 出だしはモロそうでいて硬い、溶岩状のぼこぼこフェース。そこからきれいな薄カブリのフェースに。3ヶ所くらい「え?ナニコレ?」みたいに意味不明なパートに出るも、探ればちゃーんとホールド、スタンスが現れる面白い1本(OS/m)!。写真はUeQ。体感は5.10bかな?
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 つよつよのSさんらは、右から2本目のルートへ。なかなか立体的でかっこいい!
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 「ドロドロだよぉ!」と言いながらも、余裕でOSを決めるS氏!
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 M姐さんのきれいな登り。
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 ワタシはというと、一撃とはならず、涙の二撃><。UeQはフラッシュ、やるな!4人で登った体感は5.10d。これも、なかなか面白い1本!

 他にも、10台らしいカンテルートも。
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 垂涎のクラックもある。
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 非公開というワケでもないらしいが、(どこの岩場もそうだけれど)アクセスに課題あり。まぁでも、ローカルには貴重な、夏に登れる岩場になればいいなぁ。Oちん、期待してるよ!(素敵なルート名もね)

 久しぶりに早く帰れたので、折角買ってきた「いしる」(イカの魚醤)を使った料理にトライ!開栓してその強烈な匂いにびっくりして、隠し味程度に。それでもなかなか、強烈な潮の香りであった!なんとか使いこなしたいな!ひじきを炊いて、大好きな「ナスの揚げ浸し」も作った。日本酒がすすむわぁ。
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by kanechins | 2014-08-30 23:12 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

K町の岩場。

 2014年 8月24日(日)
 今日は、DTKの皆さんが開拓しているK町の岩場へ。頂いた地図を片手に、(道を間違えて)藪を漕ぐことしばし、「え?こんなところに?」という場所に岩場が!
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 久しぶりの岩!設定は5.8のアップ岩。
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 設定10aの岩。
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 トポもほとんど整備されており、近日、公開予定とのこと!夏に登れる貴重な岩場になるな~。余談であるが、ウルシの若木がたくさん生えていることに後で気付き、1週間経った今、ワタシの両腕はタイヘンなことになっている><。うるしアレルギーの方は、長袖が必要である!
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by kanechins | 2014-08-24 22:50 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

群馬「ナイト」サファリ。

 2014年 8月23日(土)
 予報が芳しくない週末。最近、外岩を触っていないこともあり、ローテンション。ふと、去年12月に参戦した富岡ハーフマラソンの参加賞で頂いた「群馬サファリパーク優待券」の有効期限が8月31日であったことを思い出した。

 ネットで営業時間を確認すると、夏期限定で「ナイトサファリツアー」をやっていることを知り、行ってみることに。受付が午後5時~6時半と微妙であったので、受付までの間、無料で入れる遊園地や動物園を散策。あら、かわいいレッサーパンダ。
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 が、調べてみると意外な事実が。昔はレッサーパンダは単に「パンダ」と呼ばれていたが、後にジャイアントパンダ(いわゆる白黒パンダ)が発見されたため、「小さい方の」という意味の英語「レッサー」(lesser)が付いたらしい。しかし、レッサーは「蔑称の意味」があるので、英語では「レッドパンダ」と呼ぶらしい。

 また、中国語ではジャイアントパンダのことを「大熊猫」と記すのに対し、レッサーパンダは「小熊猫」と呼ぶらしい。なお、学名である“Ailurus fulgens”はラテン語で「炎色のネコ」という意味をもつとか。なお、ブラウザでも有名な「Firefox」もレッサーパンダの別名らしい!!

 眠そうなフラミンゴ。
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 時間になったので受付に行くと。ナイトサファリは結構人気なようで並んでいた。今回は入園料(通常1人2,700円だが優待)+サファリバス代(1人500円)でチケットを購入。午後6時50分からバス乗車。
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 アナウンスのあと、車内は消灯され雰囲気が一気にアップ!子供でなくても、妙にどきどき。
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 昼間はなかなか「やる気」を見せないベンガルタイガーも、夜は元気でびっくり!
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 ライオンたちも活発に歩き回っていた(暗くてブレてしまい、おとなしいライオンしか撮れず)!
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 2014年6月18日にインドネシアから来たばかりの「スマトラゾウ」は、日本ではココにしかいないらしい。
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 夜に輝くヨーロッパフラミンゴ。フラミンゴって、夜のほうが似合う気がする。
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 シベリアオオヤマネコ。素敵な目線をありがとう。しかし、学名がLynx Lynxって。
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 昼間は寝てばかりで全く「やる気」を見せないヒョウも、せわしなく歩き回っている。夜行性なのね、あなたも。しかし、音もなくかなりの速度で歩き回る様を見ると恐ろしくなる。シルエットがかっちょいい。
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 おなじみ、シマウマくん。平和だなぁ。
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 ナイトサファリはバスツアーのみであったが、冷房もよく効いており、動物の生態などのガイドも聞け、これはこれでよかった。開催期間が限定されてはいるものの、昼間のサファリよりも動物が活発に動いて面白い!動物好きの貴方には、ナイトサファリがオススメです!
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by kanechins | 2014-08-23 23:15 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

愛媛・松山~八幡浜へ。

 2014年 8月19日~21日
 富山・金沢の旅を終え、今日は午前中のみ仕事をこなして、午後から愛媛へ。「特急しなの」、「東海道新幹線」、「特急しおかぜ」と2回乗り換えるだけで松山へ行けることに感動を覚えながらも、5時間勤務後のおよそ10時間の長旅はやはり堪える歳になったなぁ。23:00のJR松山駅前は暗くて静か。
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 共同研究グループのアテンドで現地へ。四国西岸の、じゃこ天でも有名な八幡浜。駅の裏山もみかん畑!
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 「愛媛のみかん」が美味しい理由は、「3つの太陽に照らされるから」らしい。ひとつはホンモノの太陽、もうひとつは歴史感じる石垣の照り返し、そして三崎灘の海の照り返し。ほんと、海に近くてびっくり。
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 信州の農耕地も「傾斜地」が少なくはないのだが、愛媛のソレを知ってしまうとかわいいものに思えてくる。実際に上に立つと、リアルに滑落しそうなほどの傾斜である。
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 信州ではあんまりカンキツを口にする機会がない気もするが、かような大自然の中で育まれたカンキツ、もっと積極的に美味しく頂きたくなった。季節になれば、一面にオレンジ色の斑点で山肌が彩られる様は圧巻。
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 松山で、「夜の部」まで1時間ちょっと時間が空いた。もう松山へ来る機会もそうそう無いと思い、松山城まで上がってみることに。「坂之上の雲」かな?
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 時間が限られているので、ロープウェイ乗り場へ。ぎりぎり最終便に乗ることができた。なんとこのロープウェイ、昭和30年に掛けられたらしい!
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 標高132mの本丸まで上がると、わ、松山の町並みが一望できる。鹿児島に住んでいたことがあるが、なんとなくその風景に似ているなぁ。
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 平城ファンが多い中、ワタシはやっぱり山城が好きだなぁ。
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 昔の兵は、こんなところを登らされては、上から石や槍でいじかめられたのかぁ。大変だ。
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 やば。急いで降りないと、「夜の部」に間に合わない!ロープウェイは既に終了しており「歩けば20分かかりますよ」と言われていたが、10分もかからずに降りることができた。

 翌日の会議も、まぁすったもんだありながらもなんとか終了。列車の時刻がギリギリだったので小走りしながらも、日本ではレアな線路が直行する場所で写真をパチリ。
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 駅で弁当やお土産を買おうと思ったら、高校生でごった返していて買えず。慌てて近くのローカルコンビニで弁当を買うことができ、ぎっりぎり列車に間に合った!
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 今度はぜひ、寒い季節に遊びで来たいな。
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by kanechins | 2014-08-21 23:14 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

金沢・妙立寺(忍者寺)。

 2014年8月18日(月)
 今日は、金沢の「ちょっと気になる」お寺さんにお参りするため、名前の通り、お寺さんが連なる「寺町」へ。
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 昔の城下町がそのまま残っており、ひとたび路地に入れば狭く屈曲した街道が幾重にも交差している。
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 スマホのナビゲートに従い妙立(みょうりゅう)寺まではスムーズに来られたが、駐車場探しに右往左往。妙立寺の参拝には電話予約が必要で「10分前にはいらしてください」と言われていたが、予約の9時になってしまった、汗。既に30名弱の参拝者が説明に聞き入っていた。参拝料1人800円を支払い座して説明を伺う。10人くらいずつのグループに別れ、専属のガイドが寺の内部を説明しながら歩いてくれて、とてもよい!

 しかし、ぱっと見はフツーのお寺なのだが、内部はものすごいことになっていた!撮影禁止だったので写真はないが、実に精巧に、色々な仕掛けを伴う内部構造となっており、外観からは想像できない大きさの迷路のようなお寺さんであった。
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 由来であるが、寛永二十年(1643年)、加賀藩は百万石の禄高を誇る「外様大名の雄」として徳川幕府の監視下に置かれて緊張状態にあり、幕府内では加賀征伐の計画すら存在したという。こうした背景にあって、前田利常は金沢の街をはじめとして、幕府の軍勢を迎え撃つ為の態勢を整えていった。

 金沢城を挟む「犀川」と「浅野川」を自然の濠(ごう、城を取り囲む水のある堀)に見立て、両河川の外側に寺院群を移築し、城の防備とした。特に、犀川は川幅もあり、現在の犀川大橋以外には橋を架けることなく渡し船を用いた。これは、福井方面からの幕府軍勢の侵攻を想定したもので、金沢城が直接攻撃される以前に寺町台で迎え撃つとの計画に基づき、寺町寺院群に出城の役目を持たせたものといわれる。

 妙立寺は1650年代に移築され、前田家の祈願所として歴代藩主自らが参詣し、武運長久と庶民の安穏を祈願した。また、万一の場合の出城として、その中心的役割を持たせたと言われる。そのため、建物全体が迷路状となり極めて複雑な構造を有し、外敵が襲ってきたときに敵を翻弄し、藩主を匿(かくま)い、逃すための隠し通路がいくつもあった。今日では『忍者寺』の別称を持つ。なお、実際は忍者とは全く関係ないそうである。

 もし、金沢でお寺さん巡りをされるのであれば、オススメです。特に、子供は喜ぶと思う!電話予約(076-241-0888)が必要なので、お気をつけて。
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by kanechins | 2014-08-18 23:33 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

金沢の味覚。

 「ひがし茶屋街」を後にすると、小雨が待ってきた。折りしも、最終の循環バスに乗ることができたら、急に空腹を覚えた。金沢の町並みはほとんど知らないが、なんとなく「片町」に賑わいを感じ、一杯ひっかけられそうなお店に入る。カウンター10数席だけのお店で、聞いたこともない銘柄のお酒が立ち並ぶ。

 まずは、石川の郷土料理「能登いしる焼き」を。「いしる」はイカに塩だけで作った魚醤で、秋田の「しょっつる」、香川の「いかなご醤油」に並ぶ、日本を代表する魚醤らしい。知らなかった!イカとホタテ、きのこを「いしる」で焼いた鍋。潮の香りに魚貝類の独特で強い風味が加わり、うまい!一口含めば芳醇な海の香りが口腔を駆け抜ける、素晴らしく日本酒に合う逸品であった。名前に惹かれて地酒「いっちょらい」を頼むも、福井のお酒であった、失敗!
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 天然ゴリの唐揚げ。今まで食べたことがある唐揚げの中で、もっとも高級なものとなった。
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 「いしる」がほんとに美味しかったので、帰りにスーパーで探してみたら、あった!ついでに(?)、加賀鳶の純米吟醸も入手!買って満足しているだけではいかん。早速、料理に使ってみたいな。
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 ふわっふわのつみれ団子などに舌鼓を打った。日本海側って、鳥取に4年間住んでいたこともあってか、なんだか落ち着くなぁ。久しぶりにネオンに照らされる街中を、ほろよい気分で歩く。

 不意に立ち寄った香林坊のスターバックスで、金沢の更け行く街道をぼーっと眺める。雨に濡れる金沢の街並みは不思議と艶かしい。今度は、雪化粧が施された金沢に来て見たいな。
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by kanechins | 2014-08-17 23:59 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

ひがし茶屋街。

 金沢21世紀美術館を後にし、金沢の観光地として有名な「ひがし茶屋街」へ。金沢三茶屋街の一つで、出格子の風情あるお茶屋が軒を並べる。平成13年に「国の重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。
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 ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋を集め「町割り」したもの。格子戸と大戸、それに二階の造りが高い町並みは、藩政時代の面影を今も残している。ここでの「遊び」は琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から、和歌、俳諧に及ぶものであり、巾広く高い技能と教養が要求され「芸どころ金沢」の礎となったとのこと。

 ろくに事前学習もなく行ってみたが、不意に「志摩」(http://www.ochaya-shima.com/)という看板に惹かれて入ってみることに。文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままに残っており、学術的にも貴重な文化遺産として高く評価され、「国の重要文化財」に指定されているらしい。
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 うっすらと暗いが、これがまた涼を誘う。およそ200年前、多くの粋な人たちが登り降りしたと思うと、なんだか感慨深い。
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 「茶屋遊び」はお金さえあれば誰でもできるものではないらしく、「客の側にも芸を解する力量が問われ、旦那衆は茶屋通いのために自ら稽古事を積み、芸をたしなみ、洒落な心がけがなければ『野暮』とされてしまう」らしい。こりゃ、縁はないな、笑。

 前座敷。
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 中庭。
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 ひかえの間。
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 井戸、石室(いしむろ)なども創建当時のまま残っており、排水は石造りの水路から裏側の用水へと導かれている。お茶屋はあくまで遊芸を楽しむ所で、料理は主に仕出し屋等から取り寄せられていたらしい。
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 タイムスリップしたような時間を楽しむことができた。
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 ひがし茶屋街に行かれる際は、ぜひ。陽も暮れてきたので、再び金沢市内へ向かうとするか。
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by kanechins | 2014-08-17 23:56 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

金沢21世紀美術館。

 2014年 8月17日(日)
 今日は、美術に疎いワタシでも楽しめる、金沢21世紀美術館(https://www.kanazawa21.jp/)へ。お盆で大混雑かと思っていたけれど、思いの外に人は少なめ。「21世紀美術館と言えばコレ」というくらい有名な、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」(2004)から。
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 たまたま、エルリッヒの特別展「ありきたりの?The Ordinary?」が開催されていて、氏の作品に触れることができた。いきなり現れたのは「見えない庭」(2014)。最初は普通の円形庭園かと思えば。。。
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 あら不思議、ぐるぐる歩くと庭園の植生に変化が!?
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 続いて、「エレベーター・ピッチ」(2011)。さぁ、ドアの向こうには何が?
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 「エレベーターの迷路」(2011)。
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 どこまでも続く、エレベーター。
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 「階段」(2005)。
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 「雲」(2014)
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 これで貴方もミュージシャン?「リハーサル」(2014)。
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 「サイド・ウォーク」(2007)。
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 とまぁ、どれもこれも「良く考えたなぁ」と思える、素敵な作品ばかりであった。特別展は8月31日までなので、興味がある方はいかが?

 ガラスが多い見事な建物からは、外の風景もひとつの芸術作品に感じさせてくれる。
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 屋外にあるのは、オラファー・エリアソンの「カラー・アクティヴィティ・ハウス」(2010)。
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 オラファー・エリアソンの「反視的状況」(2003)。
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 空に目を送ると、ヤン・ファーブルの「雲を測る男」(1999)。今日は一面の雲なので、測りようもないか。
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 空を舞うエレベーター?
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 とまぁ、実に素直に楽しめる美術館であった。こんな素敵な美術館が近くにあったら、友の会に入って通ってしまいそう。またいつか、忘れた頃にやってきたいな。
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by kanechins | 2014-08-17 23:06 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

氷見、つまみ喰いの旅。

 充実の「氷見キネマ」を後にするも、時間はまだ15時。随分と昔の話だが、「氷見フィッシャーマンズワーフ」なる魚介類を扱うお土産物屋に行った記憶が。スマホナビに従い行ってみる。と、何か閑散としている。「あれ、お盆なのにお休み!?すっかり氷見の街は廃れてしまったのか?」と思ってたら、どうやら港の北側に移転したらしい。
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 上庄川にかかるおっきな「比美乃江大橋」を渡ると、すぐに右手に広大な施設と駐車場が!これが新しくできた「氷見漁港場外市場・ひみ番屋街」(http://himi-banya.jp/)か!?
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 案内には「氷見漁港直送のお魚を使った回転寿司、氷見うどん、氷見牛、氷見カレーなど、地元でしか味わえないさまざまな料理が味わえる飲食店のほか、地場で獲れた新鮮な鮮魚から加工食品に至るまで、富山湾の海の幸を満喫できる店舗がずらりと並ぶ」とのこと。

 お盆の時期だからかものすごい賑いで、駐車スペースを確保するのが大変。中に入ってみる。小腹が空いたところなので、色々なものを少しづつ「つまみ喰い」したいと思い、まずは串揚げ屋へ。
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 氷見名物「ととぼち揚げ」(魚のすり身で、「トト(魚)の餅」がなまったらしい)に「ホタルイカの天ぷら」、「下足焼き」を。これは日本酒が欲しくなる美味しさであったが、嬉しいことに地酒の試飲コーナーまである。
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 知らなかったけど、氷見は「岩がき」の養殖も盛んらしい。
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 折角なので(?)、頂いた!レモンとタレで、つるんと一口で「海のミルク」を堪能、濃厚な潮の香りを満喫!これで1個700円。東北で食べたときの価格と比較してしまうと「高っ!」って思ってしまうが、でもやっぱり美味しいわぁ、うっとり。
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 氷見は「練り物」も有名らしく、揚げたての円盤状の「かまぼこ」が売っていた。外はアツアツしっとり、中はもちもとした食感がたまらない。ビール片手に何枚でも頂きたいところだ。
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 富山と言えば、鱒寿し!同じ製造所だけでも、こんなに種類があるのね、奥深い!
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 「円盤1つはとても食べきれないなぁ」、と思っていたら、おにぎり発見!このサイズなら、まだまだいける!食べてびっくり!普通にコンビニで売っている価格帯(180円前後)なのに、な、なにこの具の厚さ!焼き鯖寿しもトライしたけれど、とにかく具がでかい!ショウガの甘酢漬けがとってもマッチする逸品であった!こんなのが普通に手に入ったらいいのになぁ。
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 焼き鯖寿しがあまりに美味しかったので、1本、お持ち帰り!
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 お土産物屋では数多の試食が置かれ、様々な海の香りを愉しむことができる。広い敷地内には芝が丁寧に管理されていて心地よい。
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 無料の足湯もあり、富山湾越しに(晴れていれば)立山連峰を眺めながら、足の疲れを癒すことができる。
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 忍者はっとり君も御満悦、にんにん。氷見は藤子さんの生家があるらしい!
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 なからにお腹が満たされたところで高岡へ。しっかし、自分で言うのもアレだが、よく食べるなぁ。お盆が過ぎた後が、そら恐ろしい。。。

 ほどなくして大雨洪水警報が発令。夜通し、信州では経験したことがない、バケツをひっくり返したような雨に見舞わられる。改めて、信州はアルプスに守られているのだなぁ、と思った。(つづく)
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by kanechins | 2014-08-16 23:38 | 「旅」の独り言 | Comments(0)


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クライミング、沢に限らず「登山」は体力、技術、経験、ルート状況、気象条件、装備などによりリスクを伴う活動です。本ブログに起因するいかなる事象についても責任は負いかねます。皆様の安全登山をお祈りします!
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