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北岳バットレス day2(下部フランケ~Dガリー奥壁)

 2013年 9月29日(日)
 午前02:10起床。結局、sonoは一度も目覚めず10時間近く眠れたらしい、すごいな。それでもまだ眠いらしいが、きっと寝過ぎだと思う。

 お湯を沸かし朝食を摂り、いつになく早くテントを撤収。ヘルメットにヘッドランプを装着し、03:20に白根御池を出発。二俣のトイレで、恒例の朝のお勤め。毎度、タイミングが良いことで。登攀用具をまとめ、幕営装備を河原にデポジット。04:00、二俣発。

 後ろから迫って来るヘッドランプに煽られながら大樺沢を辿るが、「漆黒の闇」と「沢の音」に惑わされ、右往左往しながら登る。C沢を過ぎて「おかしいなぁ、こんなに登ったか?」と思っていたらsonoに「さっきのトコじゃね?」と。「こんなヤブヤブしてた沢だったっけ?」と思いながらも沢を詰めると目印の大岩が。でかした、sono。04:45にD沢出合。初夏に比べると、随分と草が伸び、印象がかなり違う。

 暗闇の中、ゆっくりD沢を詰める。7月に残っていた大きな雪渓は跡形もなく消え、五尾根支稜の岩肌が眼前に。05:05に基部。雪渓が無い時期だと、取り付きがすごく高い所に感じる。やっと周囲が明るくなってきた。タイミングとしてはバッチリだ。

 ザックをアンカーに固定し、「ギアの選定」と「ダブルロープの結束」。朝日がバットレス上部に当たり輝いている。感激に浸るのも束の間、驚いたことに空のワイン瓶が取り付きに捨ててある。な、なんなのだ?

 05:40、下部岩壁の登攀開始。アプローチシューズのまま、1Pはワタシがトップ。40m弱ロープを伸ばしてピッチを切る。写真は、途中で振り返ったところ。
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 程なくして、お陽様が顔を覗かせた。
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 2Pはsono。カンテを越えると、すぐに姿が見えなくなる。
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 グイグイとロープを伸ばして50m一杯まで。まだ登る気配があったのでセルフビレイを解除し、コンテで少し上がると解除コールが。

 フォローで登ると、下部フランケには既に別パーティが取り付いていた!は、はやっ。Dガリーからの巻きも考えたが、やっぱり正規ルートを辿りたいので待つことに。
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 クライミングシューズに履き替え、06:30に下部フランケ(4級下、V-、185m)の登攀開始。

 下部フランケ1P目(3P目・V-。以下、括弧内は通算ピッチ数)はワタシ。ルンゼ内を詰めると途中で一瞬迷う場所があるが、周りをしっかり見て弱点を抜ける。浮いた石が多いので、ロープが擦れて落石を起こしやすいので注意する。

 40mちょっとロープを伸ばす。アンカーは先行パーティーが使っていたのでさらに登り、大きな石で支点を構築。先行パーティーはそのまま4尾根の方へトラバースし、下部フランケは貸し切りに!急にDガリーに静けさが訪れた。歩きで基部まで。

 下部フランケ2P目(4P目、Ⅳ+)はsono。
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 フェースの出だしをなんとかフリーで抜けた!が、抜け口が悪そうだった。くさびハングを越え、前回にピッチを切った所も越えてロープを伸ばし、今回も50mオーバーまで伸ばしてくれる。フェースの体感は、フリーだと5.10+位に感じる。
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 下部フランケ3P目(5P目、Ⅳ+)はワタシ。V字状コーナーの内面登攀から始まる。なんか意外に悪くて支点を取りまくっていたら、後で「悪いところで平気でランナウトしたまま突っ込むクセに、ワケわからん」とsonoに笑われた。
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 思い切りが必要なカンテへの乗り上げを2度ほど繰り返すと、前回の撤退ポイントへ。残置してしまったシュリンゲと捨てビナを無事にクリーンできたのでよかった、ほっ。まだロープに余裕があったので、一杯まで伸ばす。ここの核心は、屈曲したくそ重たいロープだった。

 下部フランケ4P目(6P目、Ⅳ)はsono。「左にトラバースできそうなバンドを探しながら行って」と何度も言ったのだが、それらしき場所が見当たらないみたいでどんどん登って行く。
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 登りすぎると大変そうとsonoも思ったのか、クライムダウンしてきて、適当な所から左にトラバースを始めた。

 「適当な所で早めに切ってね」と言ったのに、どんどんロープを伸ばし、Dガリーまで行ってしまった。フォローするもとても「バンド」とは呼べない場所だったが、随所にハーケンが打ってあったので、恐らくこれが正解だろう。

 しかし!核心は最後に訪れた。下り気味のトラバースは、フォローの方が怖い。最後はボロっボロの草付きのクライムダウンだったので、冷や汗が止まらなかった。Dガリーに入るとリングボルトが打たれていたので、やはり正解か。08:55、Dガリー合流。
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 アプローチ1P目(7P目)はワタシ。写真は、登り始めてすぐに振り返ったところ。カンタンなルンゼ内をノープロ(テクション)でロープ一杯伸ばす。
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 続く、アプローチ2P目(8P目)はsono。
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 今回も50m以上伸ばしてくれて、セルフ解除で同時登攀。いよいよ、憧れのDガリー奥壁が近づいてきた。sonoの頭の上にある多段ハングがそれ。右上はマッチ箱のコル。
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 先ほど、なかなか解除のコールが無かったが、行って納得。なんと取り付きに巨大ウoコが!?丁寧に石を載せてあるが、広いテラス、他に幾らでも場所があったのでは?強烈な臭いと紙まで残置され、捨てられたワインボトルといい、本当に残念でならない。。。

 気を取り直して。さぁ、いよいよ念願のDガリー奥壁(3級上、Ⅳ+、120m)だ。09:35、登攀開始。

 Dガリー奥壁1P目(9P目、Ⅴ+)のハング帯はワタシに譲ってくれた、ありがと。ハングというよりも、幾つかマントル課題が続く感じ。ジャムも効くし、カムのキマリも良く、のびのびと登ることができた。無事にオンサイトを収め、ピッチを切る。長いこと夢見てきたピッチだっただけに、涙がこぼれそうになった。こんなに感激したのは、いつ以来だろう。やっぱ、山っていいな。

 sonoも快適に登ってきた。恐らく、2人ともめっちゃニヤけていたと思う。
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 Dガリー奥壁2P目(10P目、Ⅴ)はsono。本当に天気が良く、マッチ箱のコルを懸垂で降りてくる人たちも実に楽しそうだ。赤いスラブに稲妻のように走るクラックライン沿いに登る。
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 小さいハングを越えると姿が消えたが、50m一杯出てもまだ登っていく。トランシーバーから「ワイドの取り付きまであと数m」ということで、セルフを解除し同時登攀。一気に60m、2ピッチ分を登ってしまった。見事、ワイド手前でピッチを切ってくれたsono。
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 Dガリー奥壁3P目(11P目、Ⅳ)はワタシ。出だしのワイドは体が入るほど広くなかったため、体を乗り出して豪快に越えると上部要塞だ。
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 チムニーを抜けた所から振り返る。
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 大崩落によって「あの」チムニーは本当に消失していた、涙。写真は、2009年10月4日にAWC2の皆と第4尾根を登ったときのもので、今は無き「枯れ木テラス」と、今回崩落した岩。右側の三角形の岩が全て崩落し、奥壁の最終ピッチも消失。
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 崩落後、ここは新たに4尾根との合流点となった。抜け口はルンゼっぽい所が1カ所あるだけなので、ここで渋滞が発生。先行の2人パーティー、5人パーティーが並んでいる。
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 ピッチを切るか悩んだが、まだロープは半分も出ていないので一気に抜けることにする。待つこと、なんと40分!いよいよ順番が回って来た。随所にボルトやハーケンが打たれているので、安心して登れる。フリーで5.9有るか無いかで立体的な動きが楽しい。先行パーティーが詰まっていたのでハイマツで支点を作り、sonoを上げる。
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 後は、終了点までロープアップを兼ねて歩き11:45に登攀終了。渋滞さえ無ければ、1時間ちょっとの登攀であった。バックは鳳凰三山。
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 富士さん、応援ありがとう!
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 終了点から稜線って、意外にある。息を切らして登り詰めると、間ノ岳が出迎えてくれた。
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 そして、12:20に日本第2位の高峰「北岳」山頂(3,193m)へ!
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 感激の余韻に浸っていたいところではあったが、帰りのバスに間に合わなければならない。まだ登攀は終わっていないのだ。名残惜しいが、12:30に下山開始。

 12:35に吊尾根分岐。ココから「八本歯のコル」までは道が良く整備されていて、アッという間。しかし、そこから大樺沢まで、やはり先日の大雨でかなり荒れており、大変。

 登ってきたルートを振り返るのも、アルパインの醍醐味。写真が600mの大岸壁、北岳バットレス。
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 Dガリー奥壁を拡大したところ。赤点線は、今回攀じ登ったルート。
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 下部フランケを含めた全体イメージ。こうやってみると、結構長いなぁ。
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 14:00に二俣へ帰着。デポした荷物を回収し、14:30に二俣発。「バスは17:00まであるんじゃね?」と言われたが、なんか行きのタクシーで「最終は16:00だから気をつけてね」と言われた気がして、念のために早めに降りることに。

 二俣から50分、15:20に広河原着。ウソかホントかわからないが「次のタクシーが最終だよ」と言われた。いやぁ、焦って正解であった。これで乗り遅れた日には、いつかの過酷なロード再来になるところであった。
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 初めてバットレスを登ったのは、飯田山岳会時代だから2006年9月だ。写真は当時、マッチ箱の上から撮影したDガリー奥壁。このときに「いつかこの壁を、自力で登ってやりたい!」と思ったのを覚えているし、これがクライミングを本格的に始める原動力でもあった。そういえば、BrianやTakakoも一緒だったなぁ。
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 あれから7年。何度かトライするチャンスはあったが、2010年9月には取り付きで雨敗退。今考えたら、当時の実力(登攀能力だけでなく、支点構築やルートファインディングなど)では、恐らく登れなかったと思う。

 次にチャンスがあったのは2013年7月。メンバーの体調不良で下部フランケ上部からの撤退。しかし、その後雨に見舞われ、あのまま突っ込んでいたら3人パーティーだったし、濡れたスラブに苦戦を強いられ、多分ビバークになっていたと思う。撤退技術の確認も出来たし、これはこれで正解だったと思う。

 そして、今回。念願だった「青空の下での赤いスラブ」を登ることができた。永年の夢が叶った。続けていたら、登れることがわかった。本当にクライミングをやってきて良かったと思った。今まで色々なルートに付き合ってくれて相互研鑽できたsono、そしてここまで育ててくださった皆さんに、ココロから感謝です。

 ちょっと抜け殻っぽくなってしまったが、また次の目標を定めて、これからも頑張りたいな。
 引き続きみなさん、よろしくお願いします!
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by kanechins | 2013-09-29 01:01 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(2)

北岳バットレス day1(広河原~白根御池)

 2013年 9月28日(土)
 北海道ツアーの余韻が冷めやらぬ中、週末は北岳へ。高気圧が安定して張り出し好天予報。今後のスケジュールを見ても、この週末が我々にとって今年最後のチャンス。否が応でもココロが逸る。

 さすがに前夜は仕事が遅くまでかかってしまい、朝はのんびり7時半集合。中央道を南に走り、白根インターで降りる。夏の混雑も終わり、紅葉にはまだ少し早いためか、この時間にしては人は少なめ。それでも上部の駐車場は満車で、金山沢温泉のところまで下る。折良く、タクシー(1,100円)が迎えに来てくれる。

 夜叉神峠を過ぎると、雲一つない澄み切った青空に南アルプスの峰々が燦然と輝いていた。軽くストレッチをし、登山届を提出。11:40にアプローチ開始。もはや慣れた道となっているが、今日はやけに体が軽い。
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 途中、7月に来たときにはなかった土砂崩落が幾つか。いつぞやの大雨でやられたらしい。なんだか、北岳も年々、どんどん崩れてきているなぁ。
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 13:40、二俣。
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 今思えば、ここに登攀用具をデポしておけば良かったのに、そのまま白根御池に向かう。14:10に白根御池着。
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 前回と違い、テント場は人もまばら。池のすぐ横にテントを設営し、受付を兼ねて夕食セットを持って小屋へ。今回は偵察が要らなかったので、15:30に早めの夕ご飯。さすがに日が陰ると冷え込み、大人しく缶ビールに留めておく。
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 テントに戻り、寒いもんで寝袋に入ったらそのまま寝てしまった。ということで、オドロキの16:30就寝!まぁ、明日は02:00起床だからよしとするか。
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 「んあぁ、よく寝た!」と思ってスマホを見たら、まだ20:00過ぎ!?しばらく寝付けず、ラフロイグを舐めたり、満点の星空を眺めに外に出て見たり。空気が冷え込み、猛烈に星が綺麗だ。そうは言っても、寝ないとな。今夜のテン場は静かで助かった。(つづく)
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by kanechins | 2013-09-28 22:48 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day6 「さようなら、北海道」

 出航1時間前に、折りよく苫小牧東港へ到着。今回お世話になるのは「しらかば」号。
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 e-ticketだと乗船駐車場に並んでいれば良いだけなので、ラクチン!今夜は貨物が多いらしく、珍しく定刻よりも30分以上遅れての乗船。往路はゆったりパーキングだったけれど、帰りはテトリスのように貨物車が並んだあとに、乗用車もギリギリなスペースで駐車。誘導する人に拍手だわ!
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 一般客はかなり少なく(平日だものね)、雑魚寝ルームは本当に貸切!中4日間の短い旅ではあったが、何より無事を感謝して乾杯!出航も1時間ほど遅れたけれど、到着は定刻らしい!?
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 サッポロクラシックを頂きながら、早速、日記をi-Padで書き始める。始めたはずだが、すぐに寝てしまったようだ。。。
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 2013年9月26日(木)
 ちょっとした揺れで目覚めると、既に外は明るい様子。折りよく、北海道へ向かう往路で利用した「アザレア」号を見送ることができた。できることなら、飛び移りたい。
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 ほどなく、しらかば号は秋田港へ気候。着岸する際の、船員たちの統率の取れた機敏な動きは、見ているだけで清々するなぁ。
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 慎重に誘引し、いざ着岸。全く衝撃がなく、無事に秋田港へ。
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 海猿、もとい海上保安庁の船。
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 どなどな。
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 港の外にすぐ信号があるみたいで、ちょっとした渋滞。
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 秋田港は定刻に離岸。「もりもと」で買ってきたパンと、船内でドリップされた珈琲で朝食タイム。
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 沖に出ると、間もなく始まったビンゴ大会!往路にもあったらしいが、全然気付かなかった。折角だから、ビンゴカードを頂いて参戦!
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 すると・・・なんと2等当選!小樽はAuthent HotelのフルーツパウンドケーキをGET!って、神様、ワタシに「もっと肥えろ」と申されるのですか!?
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 程なくして、今度は船上コンサート。新日本海フェリー、がんばってるな!「平成生まれの昭和歌謡シンガー」という、新潟市の「とんどころさほ」さん。すみません、昭和歌謡は知っているようで知りませんでしたが、でもオリジナルと思われる「沈丁花」は、歌詞と歌声ともにとても惹き付けられるものがありました。ハタチでこれだけ唄えるって、今後が楽しみだなぁ。ご活躍をお祈りしてます!
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 はい、自分、高校生並みの食欲です。折角なので「岩のりラーメン・カレーセット」をガッツリいただきました!もう、悔いはないです!
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 そんなことも露知らず、船は南へと進む。
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 程なくして、大好きな山のひとつ「鳥海山」が見えてきた。海から見ると、また違った印象。
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 これがフェリーのお風呂。意外に広くて、なかなか快適。
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 なんだか、いい雰囲気。上越は小雨が舞っているようだ。
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 残りの時間、誰でも利用できる船頭のフォワードラウンジで過ごす。
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 程なく、甲板が賑やかになってきた。いよいよ、新潟港が近づいてきたようだ。
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 そして、船は無事に着岸。後は、慣れた道を帰るだけだ。長野には19時過ぎに到着。クルマのトリップメーターを見ると、1,500km強の旅となった。

 アプローチを除くと中4日という短い北海道ツアーではあったが、思いの外に重厚な旅になったと思う。相棒にはもちろん、旅の先々でお会いしたみなさん、本当にありがとうございました。

 やっぱり、北海道が大好き!
 次回はいつになるのかわからないけれど、いつかまた行きます!常時、相乗りメンバー募集中です!
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by kanechins | 2013-09-26 05:24 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day5-2 「雨の札幌、そして別れ」

 充実の「さけミュージアム」の後、夕方のフェリーまで時間があったので、折角だから電車で札幌まで行ってみることに。快速エアポートだと片道810円、およそ30分の車窓の旅である。思いの外に混雑していた。
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 今回の旅でまだ食べていないものと言えば、ラーメン!最初で最後のラーメンなので、ガイドブックやスマホを駆使して検索。どうせなら、ココでしか食べられないものを探し、そして狙った先は進化系札幌ラーメンとして掲げられている「らーめん 麺のひな詩」にした。根拠?自分、エビも大好きですから。

 で、注文したのは「えびラーメン(みそ) 700円」。まろやかな白湯スープに、北海道産のエビの濃厚な出汁で仕立てられた一品。うーん、香り、風味ともに、エビ好きにはたまらない!けれど、土日限定の「えびどろラーメン」と、期間限定「うにラーメン」という、非常に心残りな宿題も課せられることに、笑。
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 「らーめん 麺のひな詩」
  札幌市中央区北3東3 酒井ビル1階
  11~15時、17~21時営業
  席はカウンターのみ11席!

 札幌といえば、やっぱり「時計台」?こんな天気でないと、ゆっくり札幌の街を歩くこともないだろうから、良い機会である。そして、到着!
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 札幌市時計台、知らなかったけれど「国の重要文化財」!正式名称「旧札幌農学校演武場」らしい、そうなんだ!三角屋根の上に大時計を載せた特徴的な外観の建築物で、札幌ラーメンの店の看板や北海道観光のポスターに多用されるなど、札幌のみならず北海道の象徴とされる例も多い。北海道日本ハムファイターズの応援歌の歌詞にも使われているらしい!

 雨の時計台も、なかなかに風情があってよろしいですな。
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 ということで、札幌散策はラーメン&時計台で終わり。帰りも混雑が予想されたので、指定席(といっても、追加300円)でゴージャスに帰ってみた。切符を刺しておいても、車掌さんに気付いてもらえない切符ポケット。切符を忘れるリスクのほうが高そうだ!?
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 千歳駅の観光物産展では、な、なんと長野フェアが行われていた。「がんばれ、長野!」って応援したくなった!
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 さて、道路の混雑も心配なので、少し早めに苫小牧を目指す。少し時間に余裕があったので、イオンモール苫小牧店へ寄ってみることに。そして、びっくり。で、で、でかい!!長野のどこのイオンよりもでかく、成田並みの巨大モールでびっくり!
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 店内はモンベルをはじめ、いくらでも時間を潰せそう。
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 北海道民には定評らしい、美味しいパン屋さん「もりもと」で朝食をGET!
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 サッポロクラシックとか、鮭とばとか、スープカレーの素とか、なんだ、お土産のほとんどはココで買えちゃうじゃない!クルマだからと、あれもこれも買い漁る。今後、苫小牧ルートでお土産を買うときはココだな!
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 さぁ、短かった北海道ツアーも、本当に終わり。裏道経由で苫小牧東港を目指す!(つづく)
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by kanechins | 2013-09-25 12:07 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day5-1 「千歳・サケのふるさと館」

 2013年9月25日(水)
 いよいよ、最終日。予報通り、北海道は広い範囲に渡ってかなりの降雨に見舞われた。ほんと、赤岩青巌峡に昨日に行っておいてよかった^^;。

 まず、アサイチで「千歳・サケのふるさと館」に行ってみる。朝からかなりの雨に見舞われており、車から出るのに勇気がいる。道の駅「サーモンパークちとせ」に隣接しており、ここに駐車。考えたら、鮭は好物な割に、鮭についての知識がほとんどないことに気が付いたので、わくわくしてきた。
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 入場券を購入し受付を過ぎると、あら、可愛らしい暖簾が。しかし、こうやって見ると、イクラを食べちゃう行為が、なんだか罪深く感じてしまう。
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 まずは、シロザケの稚魚がお出迎え。孵化は昨年の11月末らしいので、10ヶ月かけてこの大きさなんだ!放流というのも、かなり手間暇がかかるものなんだなぁ。
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 サケの姿ってイメージがなかったけれど、なるほど、こんな姿をしているのか。この模型は実際のサケと同じ重さらしいが、持った感じは「おもっ!」。写真は、なかなかいかついオス。
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 メスはやさしい感じ。
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 1尾のメスからどれくらいイクラは取れるでしょうか??
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 メインの水槽。
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 北海道のみに生息するイワナ「オショロコマ」。
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 見たとおりの「ベニザケ」。生まれた河川に戻る母川回帰性はサケ類の中でも強く、なんと生まれた「支流」まで正確に突き止めて遡上する。すごく美味らしいが、多分、口に入る機会はないのだろうな。
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 サケは流れに逆らう性質があるらしく、音楽に合わせて水流を右に左に振ると、まるで音楽に合わせて踊っているかのよう。
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 なんだろ、水族館って飽きないなぁ~。
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 定番のドクターフィッシュもお出迎え。
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 傾斜を利用し、上流、中流そして下流域を模した展示。
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 一言で「サケ」と言っても、こんなに種類があったんだ!
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 サケの特徴は「ヒレ」にある。
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 「どうやって淡水と海水に適応しているのか?「はるばる遠洋まで旅したサケが、どうやって生まれた川に帰ってこれるのか?」など、色々解説があって勉強にもなる。まだはっきりはしていないが、どうやら太陽と地磁気、水の臭いという説が有力だとか。

 最近の水族館は体験型になっていて、子供にはたまらないだろうな。
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 懐かしい、ザリガニ釣りも。
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 ここの目玉は「千歳川の水中を直接観察できる窓」。雨で川が濁っていて視界は良くなかったが、時折、遡上するサケを見て取ることができる。長旅、お疲れ様です。
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 時期がまだ早かったみたいだが、10月になるとこんな光景も観られるらしい!?
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 この展示の発想はすごいが、それを実際にやっちゃった設計士さんもすごいわ。外から見たところ。
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 最後は、ホッキョクグマがお見送り。ホッキョクグマを観ると、shigeを思い出すのはなぜだろう!?
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 実際に使われている、インディアン水車。川を遡上する鮭を捕獲するための設備。水車の籠に鮭が入ると、水力により回転し水揚げされる仕組みである。
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 拡大図。「たいして獲れないだろう」と高を括っていると、入る、入る!水車が回転するごとに、次から次へと活きの良いサケが生簀(いけす)へ飛び込んでいく!
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 聞けば、そもそも千歳市は明治21年よりサケの繁殖事業が「官営」で行われ、当時から遡上したサケを捕獲・採卵するためインディアン水車が設置されていたが、戦後、そのダイナミックなサケの捕獲シーンを一目見ようと、遡上シーズンには徐々に見物人が集まるようになってきた。

 そこで、それに目を付けた千歳市がこのインディアン水車を街の観光名所とすべく、積極的に事業を計画・推進した結果、出来上がった施設が「千歳サケのふるさと館」らしい。歴史あり、なんだな。
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サケの遡上シーズン中の捕獲見学は勿論のこと、それ以外の季節でも楽しめるように、サケや北方圏淡水魚を展示を目的としたミニ水族館や、ウグイ・ヤマメ等の魚が間近で見られる川底の見学設備などを備える。

 いやぁ、大して期待していなかったが、がっつり2時間も楽しませていただいた。 (つづく)
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by kanechins | 2013-09-25 07:08 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day4-3 「サッポロビール庭園」

 占冠(しむかっぷ)~千歳(ちとせ)は意外と近く、1時間ちょっとであった。道東自動車道が開通し、アプローチは随分と近くなったようだ。松本から飛行機で飛べば、赤岩青巌峡まで4時間でお釣りが来る!?なんだ、伊豆よりも近いではないか、笑。

 さて、何度か北海道に来てはいるが、なかなか行けていない場所のひとつに「サッポロビール園」がある。学生時代に北海道に遠征した奴らの話を聞いて「いいなー」って思って以来なので、実に20数年越しの憧れである。

 しかし、夜な夜な札幌まで出るのも大変なので、千歳のサッポロビール工場に併設される「サッポロビール庭園」に行ってみることに。千歳駅からJR千歳線に乗り、札幌方面に2駅で「サッポロビール庭園駅」。
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 無人駅なうえ、降りてびっくり、周囲は真っ暗!?
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 「ま、まさか休園日!?」、慌ててスマホで営業時間を調べると、営業はしているようだ。ナビに導かれて、暗い道を西に5分程歩くと、じきにサッポロビール千歳工場だ。

 駐車場がガラガラなので心配したが、レストラン「ヴァルハラ」の店内に入ると意外に人がいてほっとした^^;。席を頂き、まずは定番「サッポロクラシック樽生」と「黒ラベル樽生」で乾杯!生中なのに、でかっ!
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 ああ、あれも呑みたい、これも呑みたい!
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 「食べ放題」という歳でもないので、「手もみ3種ジンギスカン」と、ビールと言えばソーセージ、野菜等をお願いする。
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 作法に従い、熱せられたジンギスカン鍋にラードを落とし、野菜、ラムの順に焼き上げる。BBQさながら、呑みながらジュージューやるのが楽し&美味しいのだろうな。5~10月限定の「開拓使ビール」(創業答辞の味を再現した濃厚ビール。オホーツク&富良野産の麦芽、富良野産ホップで醸造。430ml 780円!)も頂く。
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 サッポロビール園に行ったことがないので雰囲気の違いはわからないが、静かに楽しむなら「庭園」のほうが良いか?もっとも、こういったのはワイワイやるほうが楽しそうなので、次回は遠征隊で賑やかにやりたいな^^。常時、メンバー募集中!

 がっつり頂き、再び電車に揺られて千歳へ戻る。極寒の地であるからか、幾つもの小部屋に仕切られている感じで、気密性は高そうだ。
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 短かった北海道ツアーも、いよいよ明日で終わりか。寂しいなぁ。(つづく)
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by kanechins | 2013-09-24 23:05 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day4-2 「赤岩青巌峡の岩場」

 道東自動車道に入った頃から、鉛色の空からとうとう雨粒がフロントガラスに当たり始めた。十勝平野を横断。一気に占冠(しむかっぷ)村へ。

 日本国内でも極めて寒冷な地域で、厳寒期には-20〜-35℃になる日も多く、2001年1月には-35.8℃を観測。北海道はおろか、全国のテレビやラジオ等の「今冬一番の寒さ」のニュースで取り上げられることもあるとか!

 インターを降り、道の駅を過ぎて100岩の説明通りにクルマを進める。長いとんねるを抜けると、いきなり「赤岩青巌峡の岩場」(チャート)へ出た!?写真は、「えらいこっちゃ岩」にある看板ルート「天国列車」(5.12b ★★★)。先日ひらひらさんが落としたとのこと、すごいなぁ。いつか、この岩を触れる日がくるといいなぁ。
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 かなりしっかり雨が当たるようになってきたので、周囲を散策。平日と小雨が相まってガラガラであったが、休日はものすごく混雑するらしい。写真は「橋の岩」。
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 若者たちは、ルーフボルダーに挑んでいた。聞けば、東京にあるPUMPのスタッフさんらしい!
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 折角だからと、雨が当たらなそうなかぶった岩を探して触ってみることに。「しゅうちょう岩」の「マサイ族」(5.10a★)へ。最上部は雨で濡れてはいたが、短い中にムーヴが凝縮されていて楽しい1本であった!
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 不思議なカタチの「ねぎ岩」。名前のとおり、本当に赤いんだなぁ~。
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 トポの地図と随分と違うので面喰らったが、どうやら新しい道路が出来て、アプローチ至近の岩場になったようだ。初めての岩場はアプローチ核心であるが、これは迷い様がないな。シーズンは、すぐに一杯になっちゃうんだろうな。
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 NPO法人「占冠・村づくり観光協会」が作った看板。地元とクライマーの間でコミュニケーションが取れているということだね。いつまでも、いつまでも登れますように。そして、いつか、また。
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 どうやら、ボルダーもいっぱいあるみたい。どこかでトポが手に入るのかしら??信州クライマーのみなさん、来年辺り、遠征隊を組みましょう!

 当初は翌日にたっぷり登る予定であったが、予報を見て今日にして正解だった。1本だけでも登れて嬉しかったなぁ~。ほんと、またいつの日か。

 再び占冠インターから道東自動車道に入り、千歳を目指す。(つづく)
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by kanechins | 2013-09-24 22:11 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day4-1 「セイランドファーム」

 2013年9月24日(火)
 午前6時半、起床。今日は移動距離が長い一日になる。最初の目的地は、相棒が以前にお世話になっていた津別町の(有)セイランドファームへ。
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 国道39号の北見道路から美幌をかすめるように道道122号でショートカット。スマホナビ君、すごく使える!

 国内最大の玉ねぎ基地だけあって、ほ場には玉ねぎ満載のコンテナが置かれ、乾燥に供されている。
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 この違いは、性格なのかな?
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 巨大な収穫機の後ろに人が乗り、作業は進む。今まで玉ねぎを頂くときに収穫シーンは想像したことが無かったが、これからはイメージが湧くなぁ。
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 国道240号を南下し、活汲(かっくみ)集落から東へ進む。それにしても、1枚1枚の畑が広い。開拓当時の苦労が偲ばれる。
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 車通りがない、どこまでも延びる道路を走ることしばし。じきに目的地に到着。それにしても広いなぁ。

 生まれて程ない仔牛たち。鹿児島に住んでいた頃に牛の世話をしていたのだが、ホルスタインの仔牛たちもほんとうにかわいい。
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 ちょうど、お母さんが牛を放牧に出すところであった。道路にロープを張ると、牛たちは誰に指図されるわけでもなく、列を成して放牧地へ向けて整然と、ゆっくり歩いて行く。
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 なんだか、この光景はボツワナ時代を思い出すなぁ~。もっとも、放牧地はサバンナの茶色の大地だったし、牛さんたちもジャージーやブラウンスイスが主だったけれど(ホルスタインは暑さに弱いため)。
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 静かで、とても牧歌的な風景だ。美味しい空気とお日様のしたで草を食んでいるのだから、牛乳も美味しいわけだ。
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 こちらでは、有機牛乳生産に取り組まれ、牧草管理はもちろん、飼料にも気を遣っている。有機で飼料作るのか、大変だなぁ。経営面積は驚きの52ha!東京ドーム10個分強の広さだ、東京ドームに行ったことないけど。もう、なんだか本州とケタが違う。飼育120頭規模で、フリーストール、TMR(混合飼料)、放牧(25ha)を組み合わせており、チーズ生産(現在は休止中)まで手がけているとのこと。

 信州ではまだ見かけたことがないけれど、もしお店で見つけたら購入する!
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 相棒の隠れた才能を発見。最近は描いていないらしいが、もったいないなぁ。
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 ここでは若手のスタッフや研修生などが入れ替わりで入ってくるらしいが、逞しいのは概して女性のほうらしい。なるほど、想像に難くないなぁ^^;。
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 尽きぬ話にいつまでものんびりしていたかったが、みなさんもお仕事があるし、頃合いを見計らって牧場を後にする。畜産の勉強をしたのは転職する際だけではあったが、色々な単語がなんだか懐かしくもあった。

 さて、津別町から国道240号を南下し、阿寒湖を掠めるように国道241号に流れ込み、再び足寄(あしょろ)へ。道の駅で小休止。
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 今回知ったのだが、この道の駅は廃線となった「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」の駅だっただみたい。
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 松山千春さんとツーショット。
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 手形に手を重ねるが、ワタシの手は小さいが、氏の手も小さい。スイッチを押すと「大空と大地の中で」が流れる。改めて歌詞を眺めると、ホントウに素敵な唄だなぁと思う。
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 予報どおり、雲行きが怪しくなってきた。いざ、憧れの赤岩青巌峡を目指し、さらに西に進路を取る。(つづく)
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by kanechins | 2013-09-24 21:09 | 「日常」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day3-2 「下山後、焼肉の町・北見」

 充実の斜里岳を下山後、斜里岳が一望できるAhyanオススメのカフェ「HÜTTE」へ。
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 いやぁ、これは知らなければ見つけられない、穴場的なカフェだなぁ~。
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 古い木の家具や暮らしの雑誌、絵本、シンプルで使い勝手の良い生活雑貨など、オーナーが心をも温められると思うものを並べている、素敵なお店。
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 窓から望む、斜里岳。なんて優雅なんでしょう。
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 贅沢な水出し珈琲、ベーグル、キャロットサラダのセット(900円)を頂く。舌は肥えてはいないけれど、香り高く余韻が残る珈琲を頂きながら眺める斜里は、本当に素敵であった。
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 cafe&lounge HÜTTE
 〒099-4403 北海道斜里郡清里町向陽785-6
  Tel / 0152-25-2078
  Open / 11:00~18:00(L.O. 17:30)
  Close / 水曜日、木曜日
  http://www.hutte-cl.com/

 楽しい時間はあっという間。Ahyanと再会を誓い、我々は次の目的地「北見」へ向かう。国道334号を西進し、小清水、美幌を通過し夕方に北見へ。想像よりずっと大きい町で驚いた(失礼)。
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 北見市は網走地方の中核都市。道東で3番目に大きく、オホーツク管内では最大かつ唯一10万人以上の人口を有す。

 ところで、なぜ北見か?実は北見は「野付牛」=「焼肉」で有名らしい。そもそも、北見市の始まりは屯田兵が入植した明治30年。その14年後、野付牛村として発展。大正5年に野付牛町を経て、昭和17年に北見市となった。牧場開場当初から独自飼料(大麦、小麦など)と地場産の無農薬の稲藁、 乾草を牛に給与し、また水は天然温泉(冷鉱泉)を与え、ホルモン剤、 抗生物質は使用せず、常に牛肉の味に拘りを持っているらしい!

 ということで、スマホを駆使して決めたお店はココ、「味覚園・総本店」。
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 ほぼ開店と同時に行ったが、これが正解。次から次へとお客さんが入ってきて、あっという間に店内はほぼ満席。生ビールで登頂を祝ったあと、オススメの「小清水黒毛和牛・いちぼの焼きしゃぶ(980円)」(ランプの横にあるランイチと呼ばれる霜降り)と塩牛たんを頂く。七輪による炭火焼きで香り高く、とても美味しい!
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 一頭買いなので、あらゆるホルモンパーツが揃っている。中でも、すごく気に入ったのが「ハツモト(牛の大動脈) 380円」で、サクコリッとした食感がたまらず、おかわりも。
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 知らなかったが、ここ北見はタマネギの生産量は全国一で国内生産量の約25%を占める。「しお玉焼き(大400円)」を頼んだら、どんぶり一杯のたまねぎが出てきてびっくり!?「こんなに食べられるか!」と思っていたら、本当にほくほくで美味しく、結局食べきってしまった。ここのモツ煮(300円)もボリューム&味ともに、人生ベストの満足度!さすがホルモン専門店だわ。

 炭火焼なので覚悟はしていたが、これまた庶民的な価格でびっくり。
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 がっつり頂いたのにお財布にも優しく、また北見に来ることがあれば、リピート必至だわ、これは。

 「味覚園・総本店」
  北海道北見市北5条西4丁目 ソシアルビル6F
  TEL0157-25-6895
  アクセスJR北海道石北本線北見駅
  営業時間17:00~24:00
  日・祝日 17:00~23:00
  席数79席

 北海道ツアーも今日で3日目、折り返し地点。満腹だし、がっつり休んで後半も「北の大地」を楽むぞ!(つづく)
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by kanechins | 2013-09-23 10:40 | 「旅」の独り言 | Comments(0)

北海道ツアー day3-1 「斜里岳」

 2013年9月23日(月)
 斜里岳(しゃりだけ、オンネヌプリ)は知床半島にある火山群の一つで、標高1,547mの第四紀火山。ブログを書いて初めて気付いたが、日本百名山のひとつ! オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる秀峰である。
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 午前5時起床。昨晩はヤマケイ・ライブラリにハマり、ちょっと寝不足気味。外はキンと冷え込み、雲ひとつない青空が広がっている。気温はなんと4℃!斜里町から清里町へ抜ける。川上村で大きなトラクターには慣れているが、北海道の農業機械はさらに上をいく!写真は、じゃがいも収穫機?
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 今日は清岳荘からのコース。
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 連休最終日のためか、50台位は停められそうな駐車場はがらがら。駐車料金は100円。
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 登山届を記帳し、07:00に登山開始!
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 登山道、林道を経て、じきに一の沢川に入る。ここからは渡渉の連続となる。
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 熊見峠へ分ける「下二俣」を07:50に通過。かじかむ手を暖めながら、沢伝いに道は続く。
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 普通に沢登りなんだけど、笑。
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 先日の大雨でかなり沢は荒れている様子。それでも、このような小滝を縫うように道は続いて飽きが来ない。
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 09:10に「上二俣」通過。じきに沢の源頭を越え、お日様の当たる気持ちの良いトレイルを辿る。
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 屈斜路(くっしゃろ)湖が見えてきた!
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 このガレ場まで来れば、馬の背はもうすぐ。
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 09:30に馬の背に到着。
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 知床方面を望むと、海別(うなべつ)岳が視野に入ってきた。
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 前回、GWにトライした南斜里岳。
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 山頂が近づいてきた。あともう少し!
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 そして、10:00に斜里岳山頂(1,547m)に到着!
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 雲ひとつなく、風も穏やかで本当に気持ちいい。海が見える山って、なんでこんなに気分が良いのだろう?そっか、海と山と両方楽しめるからか!?ゆったり山頂で過ごし、10:30に下山開始。途中、上二俣を熊見峠に進路を取り、Ahyanオススメの「竜神の池」に寄る(11:10)。地下からの湧水が溜まった不思議な池。水尻は滝になっており、なんだか印象的。
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 清里は開拓時代(明治後半)に原生林を切り拓いた開拓者の土地。1932(昭和7)年は雨の降らない年で、干ばつを恐れた農民たちは大きな「藁の大蛇」を作り、夜をかけて斜里岳に登り、この池に沈めて祈ったところ雨が降り始め、農民たちは救われたという伝説が残されているらしい。

 熊見峠へ続く、気持ちの良い稜線。
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 12:00に熊見峠着。山頂方面を振り返る。名前の通りヒグマさんが見られると思ったけれど、残念。
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 急な道を下ると、下二俣と合流。林道、登山道を経て、13:30に清岳荘へ帰着。ちょうど6時間ほどの、手ごろなハイキングコースであった。うん、ワタシの睨んだとおり、素敵な山であった!百名山も納得の1山だなぁ~。
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 GPS(&地図)をクルマに忘れるという大失態。いや、ナメていたんじゃないってばさ。ということで、手書き鳥瞰図。
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 本州からはなかなか行き辛い場所にある山ではあるが、百名山を抜きにしてもオススメの山である。案内してくださったAhyanに感謝! (つづく)
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by kanechins | 2013-09-23 00:37 | 「山」の独り言 | Comments(0)


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