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前穂高岳・北尾根 (追加写真)

 無事に戻ってきたカメラ。ワタシの視点。

 夏の陽射しに輝く穂高。
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 横尾から見上げた、前穂高岳。このスカイラインを攀じ登るのだ。
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 前回は皆、雨で傘をさしていた。晴れでも使える傘。
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 随分と、キャンプ場の雪も解けてきた。
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 Yundyとも、無事に再会!
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 空が白みはじめる頃、出発。
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 登れば登るほど、傾斜が増す。
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 5峰への登り。
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 思っていたよりも悪い、4峰。
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 先行パーティは岳沢側から。悪そうだったので、我々は稜線を忠実に詰める。
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 途中から、奥又白側へ。マークがなくとも、自然に導かれる。
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 奥又白側に巻いてから、ルートがわかりづらくなった。バンド沿いに登り続けるとハマると聞いていたので、早々に涸沢側へ戻る。が、最後でハマリ、後続パーティに再度、抜かれてしまった。。。
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 4峰から望む、3峰。既に2パーティほど取り付いていた。どんだけはやいんだー^^;。
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 ワタシと同じところでハマった後続パーティー^^;。迷ったら、引き返すべし。
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 3峰のチムニーを登るパーティ。どこを行っても登れそうだ。
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 後行パーティに追いつかれる。風がしのげて、上部の様子がわかる展望台でお待ちかね。
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 んでわ、行ってきます。
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 1P目を登ってくるSahya。
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 4峰をバックに、ビレーしてくれるSahya。
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 チョックストーンは左側を巻いた。
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 深いガリーをフォローするSahya。マントルの繰り返しで、荷が重いと大変^^;。
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 チョックストーン横をリードするSahya。
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 涸沢から見上げると緩やかに見える奥穂高岳も、上から見るとこんなに急^^;。
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 先週に登った北穂高岳・東稜と、槍ヶ岳、岳沢をバックに。
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 3峰最後のピッチはSahyaがリード。ナイス判断でピッチを切る。
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 3峰頂きからは、2峰がぐっと下に望める。
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 3峰最後のピッチはココが正解か解らないが、足元がすっぱり切れた上にガレガレでしぴれた^^;。
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 2峰の懸垂箇所。白くなっているので、最近に崩落したのか?この重荷ではとてもクライムダウンする気になれず、練習を兼ねて懸垂下降した。
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 そして、前穂高岳山頂!
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 ココからの下りが、真の核心かもしれない。。。
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 大好きなイワツメクサを、西穂高の稜線をバックに。
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 ペンキの○印って、こんなに安心できるんだ^^;。
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 新装開店したばかりの岳沢小屋が望める。見えている小屋は遠い。。。
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 カメラが戻ってきて、本当によかったです!心配してくださった皆様、ありがとうございました!おかげさまで、無事に戻ってまいりました!
 カメラ君には残置したお詫びで、新しい衣服とハーネスを買ってあげました。これからもヨロシクね!
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by kanechins | 2010-07-31 23:32 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

岳沢、松本、佐久、北杜。350kmの旅

 7月31日(土)

 カメラを紛失してから「誰かに拾われたかな?」「今も雨ざらしかな?」っとずーっと気になっていた。渡辺謙の携帯CMが頭を巡り、かわいそーという気持ちすら。警察にも届け、穂高岳山荘と岳沢小屋にも電話を入れてみたが、届いていない様子。

 土曜日の深夜0時。ふと思い立って、山と岩の装備を車に積み込み沢渡へ。午前2時過ぎに沢渡着。車中泊となるが、蒸し暑くて寝苦しい。あるかもわからないのに、来てよかったのか。。。

 あ。気がついたら午前4時45分。外はどんより天気で小雨が舞っている。慌てて準備するも、やれツェルトがどこだ、ヘッドランプはとかやっていたら、ブブブ・・・と始発である午前5時のバスが行ってしまった、あほか。午前5時15分のバスで上高地へ。まさか3週連続で上高地に入るとは。

 AM05:40、バスを降りるや否や、岳沢に向け出発。カメラを忘れた場所は、岳沢を下ってくる人には発見しづらい場所みたい。平日、かつあまり天気もよくなかったので、岳沢を登る人はそれほどいなかったと踏む。なので今日、朝一番で登れば、まだ登山道にカメラが落ちているかもしれないという望みに賭けた。

 湿っぽい薄暗い登山道を、一人黙々と進む。登山口までに3パーティほど抜かす。すぐにトップに出れると思っていたが、まだ岩の上に濡れた足跡が残っていた。登山道に入る。岩は濡れ、滑る。カメラもびっちゃかな?

 カメラがあるかもわからず登る岳沢は、なかなか辛い。時間とお金、体力をかけて来たのに無かったらショックだよな。でも、このままじっともしていられなかった。天候も芳しくなく焦りも加わる中、イロイロなことを考えていた。もしこれが、カメラじゃなくて山仲間だったら。

 北鎌の彼は、まだ見つかっていない。直接の知り合いではないが、北鎌ということもありすごく気になっている。これだけ探して見つからないということは、シュルンドか。昔、厳冬の富士で、普通じゃ人が入らない場所で遺体を発見したことがある。もし、我々が見つけていなければ、ほんの半日後には猛烈な吹雪に埋り、初夏まで見つからなかったはず。
 当時は早く見つけられたことよりも、見つけてしまったことがかなりの衝撃であった。しかし、今こうして考えると、やっぱりあの時、本当に悪天の前に見つけられてよかったと思う。事故そのものは本当に切ないが、「見つからない」ということの切なさ、悲しさ、苦しみは本当に想像を絶する。日々、平穏で居られるはずがない。たかがカメラを失くしただけで、泣きそうに登っている自分がここにいるのだから。
 ワタシの仲間や親族に、こんな思いをさせてはいけない。たとえヘタレと呼ばれようが、チキンと呼ばれようが、これからも安全を主眼に山と向き合っていきたい。彼が一日も早く見つかることを、本当に、本当に願ってます。

 そんなことを考えているうちに、さらに3パーティを追い越した。そこでトップに出たことを確信。くもの巣が体にかかるようになったからだ。

 その頃、今度は岳沢から下ってくる人たちとすれ違うように。「すみません、重太郎でカメラ見ませんでしたか?」と。「いやー、見てないなー。でも、カメラは大事だよね。見つかるといいね。」と皆、異口同音に暖かい声をかけてくださる。

 AM06:40。ほぼ1時間で岳沢小屋へ。
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 気持ちは焦っていたが、落ち着いて小屋に寄る。「お忙しいところ、ごめんなさい。先日お電話した者ですが、カメラ、やっぱり届いていないですよね~??」「あ、昨日お電話下さった方ですね!もしかして・・・ゴソゴソ・・・コレですか??」「あー!!!!これ、これです!!」
 なんと、キャンプ場に落ちていたらしく、登山客が小屋に届けてくれたそう。やっぱ、山ヤはいいなー。拾ってくださった方は名乗られなかったようですが、この場をお借りして。ほんとにありがとうございました!!

 小屋の方々にお礼を申し上げ、岳沢を後に。AM06:50小屋発。ぐんぐん下り、途中で声をかけた方々にも「見つかりました!!」とお礼を述べつつ、一気に上高地へ下る。途中、朝もやが美しい。
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 ココロ、和む。
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 今日の穂高は霧の中。AM07:45、上高地着。駐在所にお礼に行くと「遺失物届けの解除は松本署でないとできない」と。ちゃんと連絡します^^。
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 こんな時間に沢渡行きのバスに乗る人は少なし^^;。車に戻ると、急に睡魔が。そうだ、2時間しか寝てなかったからなー。ここで2時間ほど仮眠。

 目覚めてから、松本のKスポーツへ。こんな時間だし、誰にも会わないと思っていたら、なんとヨシ夫妻とばったり!ウェイクボードが中止になってしまったらしい。。。カメラも見つかったことだし、キャメ#6を買いたいと思って来たのだが、それよりもずっとレンジが広いビッグブロー#4を買ってしまった^^;。いよいよ、ワイドの世界へ突入の予感!?

 すんごく久しぶりに三才山トンネルを抜け、佐久時代に一緒にバレーで汗を流した仲間が集まるというので、遅れて合流!ちょっと会わない間に、子供が産まれたり、結婚してたり、と時間は確実に流れている。すんごく遅れたのに、席を用意してくれていて、ありがとー!また、ゆっくりやりましょう!
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 喫茶店で近況を報告しあい、夕方にワタシは皆と別れ、一路、山梨へ。途中、「灯明の湯」で汗を流し、北杜の某所で車中泊。蒸し暑かったが、疲れもたまっていたのか良く眠れた。
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by kanechins | 2010-07-31 22:59 | 「山」の独り言 | Comments(0)

前穂高岳・北尾根 day2

 7月25日(日) 涸沢-5・6のコル-前穂高岳-岳沢-上高地
 
 午前3時15分、起床。周りのテントに迷惑にならないよう、静かに準備開始。空が白みかかった中でバーナーの音を聞くのは久しぶりだなー。ちゃっちゃと朝食を済ませ、テントを撤収。

 午前4時20分、ヘッドランプをヘルメットに装着し、行動開始。トレランシューズに12本爪を付けたのは初めてであるが、意外に快適であった。雪原を歩き、斜面に差し掛かったところで美しい朝焼けが。天気は大丈夫??
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 小屋泊の5人組み(A隊)が先を歩いていた。やられたー。5・6のコルに伸びる雪渓に入ると、そのさらに前に4人パーティー(B隊、写真左上の小さな点)が小さく見えた。こりゃ、渋滞は必至か!?
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 コルまで残り1/3くらいのところから、急に傾斜が増す。先週、突っ込まなくて本当にヨカッタ^^;。上部のミックス帯ではブルーアイスの部分があり、ちょっと緊張。
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 振り返ると、先週に登った北穂・東稜が。稜線へ続くルンゼには、やはりまだ雪が残っている。
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 コルに到着すると、先行パーティがアンザイレンの準備をしていた。「抜かせる!」、そう思った矢先、早々にピッケルとアイゼンをしまい、速やかにギアをハーネスに装着。何も言わずともSも状況を悟ってくれ、速やかに出発。A隊のリーダーらしき人の焦りが伝わってきた^^;。

 5峰は歩き。ルートは明瞭。後ろから迫ってくるパーティに追われるように登る。こっちはテント泊装備なので、結構大変。頂きまで上がると、どどーんと4峰が頭を覗かせた。
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 写真は、4・5のコル。A隊は5人でアンザイレン(ロープで連結した同時登攀)していたので遅くなるだろう、と思っていたらこれまた速く、始終、追われる形に^^;。風がすんごく強く、ザックが風を受けて体を持っていかれそうにもなる。
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 北尾根は3峰が核心とされるが、悪さ(難しさ)で言えば4峰の方が上とされる。実際、事故も4峰の方が多いらしい。記録だと「まず、涸沢側から巻く」とあるが、なんだかよくわからなかったので、忠実に尾根を登っていく。

 すぐに傾斜は増し、垂壁に近くなる。「ん?こんなに悪いのか?」と思って、涸沢側のカンテを巻いたら、すぐ横に、さらに先を行っていたB隊が至近の距離!直上はかなり悪そうなので、B隊に続いて涸沢側から巻く。じきに傾斜が落ち、巨岩が見えてきた。
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 これを巻くように、今度は奥又側へ。斜上バンドを上がるが、行き過ぎないよう注意。ここでB隊を追い越す。

 急なルンゼを再び尾根めがけて詰めていく。A隊は完全にルートを把握しているのか、迷いなく接近してくる。こっちは偵察を含め、登っては降りを何度か繰り返す。そして、ほぼ頂きに近いところで涸沢側に入る。ん?悪いぞ!?岩も不安定で、足元がすっぱり切れたところを登るはずがない!?

 「ちょっと戻る」と伝えて少しクライムダウンしたら、A隊は再び奥又側へ迷い無く進む!ここで再び、A隊に抜かれてしまった。。。焦っても仕方がないので、周りの風景を楽しみながら4峰を越える。すると、核心の3峰が眼前にそそり立つ!お~、すでに2パーティほど岩に取り付いているではないか!どんだけ早く出たのだろう^^;。
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 連休は、ココで3時間待ちだったらしい。ここで初めて、長めの休憩。前に5人いるので待つナァ、と思ったら、な、なんとトップが行ったあと、残りの4人は同時登攀でフォロー!!す、すごい!時間が短縮できるので、ありがたや、ありがたや。写真は、1P目の取り付きから3・4のコルを振り返ったところ。
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 それほど待たずして、我々の順番が。リング2本の支点からスタート。が、すぐにA隊に追いついてしまった^^;。1P目はいくつかルートがあるが、比較的難しいとされる中央ルートへ。が、4峰に比べたら岩は固く安定し、0.3~0.75番のキャメロットも持参していたので支点も取れ、実に楽しいピッチであった。尾根に上がったところでA隊がピッチを切ったので、手前の急斜面でカムで支点を作ってSのビレーに入る。

 Sにツルベで、そのままトップに入ってもらい2P目へ。そして、大クラック直下でピッチを切る。3P目は再びワタシがトップに。
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 傾斜は緩いが、岩のひとつひとつが大きくって、マントルの繰り返しで重荷にはちょっと辛かった^^;。窓状の大きなチョックストーンがあるところでA隊に追いついてしまい、また少し下でカムで支点を作ってSにフォローしてもらう。次のピッチはSがリード。このピッチはクライミングらしいピッチであった。よくがんばりました^^。

 先が読めないので、その先もスタッカートで登攀。Sをビレーするワタシ。
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 3峰直下はSがリード。振り返ると、遠く槍ヶ岳まで見渡せる。
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 3峰直下も、よくわからない。カムをセットしながらトラバースに入るSが、じきに「何か違うー」と引き返してきた。途中で支点を作ってもらい、とりあえずフォローしトップへ。
 が、直上もトラバースも悪そう。なんとか行けるかな、という弱点をついて、パワーで越えた。結論から言えば、最後は直上が正解っぽい^^;。ここまで来ると、奥穂高岳から続く吊尾根がすぐそこに望める。
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 2・1のコルへは、練習を兼ねて懸垂下降。荷が重かったので、ちょっとクライムダウンする気になれなかったというのも、正直な気持ちではあった^^;。そして、ちょろっと登れば、もう高いところがない。そう、前穂高岳山頂(3,090m)だ!A隊に写真を撮ってもらう。お疲れ様でした!
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 登攀具を解いて、大休止。実は北尾根は2回目。10年以上前に、当時所属していた会の大先輩に連れて来てもらったことがある。そのときはロープに引かれてついていくだけであったので正直「楽勝」と思ったし、そんなもんでルートの記憶は皆無に等しかった。。。

 が、いざ、こうやって自分達の力で登ってみると、結構大変であり、そして充実した、実に登り甲斐のある1本となった。ともに道を分かち合ったSには、ココロから感謝。写真もね^^;。

 1時間近く休憩。が、B隊が登ってこない!?かなり心配していたが、じきに尾根にヘルメットが見えて一安心^^。写真は、2峰を進むB隊。
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 さぁ、いよいよ、本当の核心である重太郎新道の下り!ここから一気に1,600mの下り!?重荷がヒザにかかり、ほんとに大変な下りの始まり。。。
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 下る、下る、とにかく下る。途中、軽く3度ほど休憩。思ったよりも疲れているみたいで、ペースが上がらない。やばい、ちょっと時間が押している。その焦りも加わってか、最後の休憩場所にカメラを忘れてしまう。気がついたのは、岳沢小屋に着いてから、涙。

 慌てて、あまり考えずに走って重太郎新道を登り帰す。5分ほどの間、途中で追い抜いた3パーティに「カメラ、落ちてませんでしたか?」と聞くが、「気がつかなかったなぁ~」と。すると、遠くで雷鳴が聞こえ始めた。時計を見ると、15時。これは、諦めるしかない。。。

 再び、走って小屋へ。かなりショックではあったが、落ち込んでいる場合ではない。飛ばして飛ばして、1時間ちょっとで上高地へ。終バスは16時だと思っていたが、17時であった。よかった、間にあった。

 終わりがちょっと切なかったが、それでもずっと自力で再登したいと気にかけていた北尾根に登ることができた。が、これはまだワタシには、そしてSにも、それぞれの通過点である。Sにはかなり無茶を言ってきたけれど、よくがんばりました。ほんと、ありがとー。

 大事なカメラを失くすなんて、あー、ばかばかばか。ほんと、焦るとロクなことがない。。。
 けれど、やっぱ、山はいいなー。
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by kanechins | 2010-07-25 23:02 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

前穂高岳・北尾根 day1

 7月24日(土) 上高地-涸沢

 岩の計画もあったが、この暑さ。モチベーションも上がらず、予報がよくなったこともあり、先週に装備不足で諦めた前穂・北尾根に行くことに。なお、下山中に岳沢・重太郎新道で大事なカメラを紛失してしまっため、写真は全てSからの頂き物である、ありがとう。

 上高地では、ホグロフスのI君にバッタリ。槍を目指すとのこと。横尾にて、明日に登る前穂北尾根を望む。
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 この5日間で、随分と雪の量が減ったなー。
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 涸沢直下の雪渓も、随分と小さくなっていた。
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 テント泊装備に加え、食料や火器に鍋、ロープやギアなどの登攀具、さらにはピッケル&12本爪アイゼンも加わり、かなりの軽量化を図ったつもりではあったがザックは18kg強、笑。それでも、先週の山行で体が慣れたのか、先週よりずっと楽に、快適に歩行。4時間強で涸沢着。

 テント場の雪も随分無くなり、また連休に比べれば人は少なく、通路に近い快適な場所を確保。
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 快適な寝場所も確保できたので、ランチを兼ねて涸沢ヒュッテの展望テラスへ。北穂沢の雪も減ったものの、東稜へのルンゼにはまだ雪が詰まっていた。
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 この上無き、贅沢。先週はざざ降りで寒いくらいだったが、今日はビールが似合う夏の一日。まったり~。KスポーツのYさんにバッタリ。これで下山されてしまうそう、お疲れ様です。
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 Yundyも涸沢に入っているという情報があったが、ヒュッテには泊まっていない様子。なので、涸沢小屋へハシゴ。そしたら、小屋でお手伝いしてた^^。ハシゴなので、ココでも呑まなければ。モツ煮がウマウマ^^。バックは、明日に登るバリエーションルート、前穂高岳・北尾根。なんと、48ちゃんも白出コル(穂高岳山荘)に上がっているとか!?
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 今日の夕食は、軽量化により久しぶりにアルファ米+ハンバーグカレー。あれ、アルファ米って、こんなに美味しかったっけ!?涸沢マジックかな^^;。連日の寝不足も祟って、19時前に寝入ってしまう。暑い。これなら、寝袋なんぞ要らなかったなぁ^^;。

(続く)
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by kanechins | 2010-07-24 23:43 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

北穂高岳・東稜 day3

 7月19日(祝) 快晴

 今日はのんびり午前04:45起床。テントの入り口から顔を出すと、「梅雨明け10日」による紺碧の朝空が広がっている。行く予定であった前穂高岳が、また一段と輝いて見えた。

 行けないとなると行きたくなるのが悲しい性。しばらくダダをこねてしまったが、えーい、さっさと降りてしまおう!
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 それにしても、連日の豪雨がウソのような良い天気!また来るにー。
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 が。雪渓を下ったところから、涸沢渋滞に巻き込まれる^^;。まぁ、これも風物詩。
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 横尾で、既に暑さにやられ気味。。。下界に下りたらどうなることか!?途中の小池でぱちり。
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 水鏡。そんな歌があったなぁ。
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 奥穂、西穂も輝いていた!
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 それにしても、山に来たのはほんと久しぶり!アルパインのために始めたクライミングにすっかりハマってしまい、山をご無沙汰していた。ご無沙汰すると体力は落ちるし、そうなるとさらに山から遠ざかってしまう、悪循環。
 「クライミングが上手くなりたいなら、山に行っているヒマはないよー」ってよく言われていたが、ホントにそうなってしまった。その割りに上達は乏しいが、涙。

 でも。やっぱ、山はいいー!春から仕事がかなり忙しく、すんごくストレスフルで人に当たったりしてしまうことがあったが、涸沢に来て、がっつり汗かいて、なんかちっちゃなことが全て吹っ飛んだ感じ。すんごくリフレッシュできた。(もっとも、連休あけは平日が4日しかないので、さらに忙しくなるのは目に見えているが、OK)

 一緒に歩いてくれたShige、Nori,Sahya、ほんとにありがとー!また、憧れであり、ずっと狙っていた東稜を、みんなと一緒に歩けてよかった!すっかり、生き返りました^^。また、近いうちにご一緒ください!
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by kanechins | 2010-07-19 23:43 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(4)

北穂高岳・東稜 day2

 7月18日(日) 快晴

 午前4時起床。空は一面の青空!逸る心を抑え、準備を整える。
 涸沢小屋からは雪渓にステップが切ってあり、快適!整備してくださった皆さま、ありがとー!
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 ぐんぐんと高度を稼ぎ、振り返ればテント村はすぐに小さく。
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 屏風から太陽が顔を出し、雪渓を照らし出した。きれいー!(写真:Shige)
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 雪渓から一旦外れ、夏道へ。涸沢から小1時間ほど登り、南稜へ分かれる場所が東稜の取り付き。分岐でみんなに待っていてもらい、偵察に向かう。
 うーん。。。しばし斜度、予備を含めたルートを探る。斜度は行ってみないとわからないが、SABで雪渓を直登するか、カムも幾つか持ってきたのでいっそ支尾根を登れば大丈夫と判断。皆にgoサインを!
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 オーダーを変更し、タイトコンテで雪渓をトラバース。
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 トレランシューズでステップを切るので、すぐに足がびっちゃに。夏だから許される^^;。(撮影:Sahya)
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 ガラ場直下から斜度が増す。雪渓は思いのほか硬く、ピッケルのシャフトを打ち込みづらいため、時間がかかってもしっかりステップを切っていく。(撮影:Shige)
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 ガラ場は岩が不安定であったので、脇の雪渓を詰める。徐々に斜度は増し、慎重に行動。(撮影:Sahya)
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 堕ちればモレーンで止まるだろうが、痛そうだ^^;。
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 ガレ場上部からは前爪がないと危険と判断。大きな岩が重なったところでShigeのキャメ0.3番を決め、ここからスタッカートに入る。Shigeのビレーでトップに入る。行ってきます~。
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 支尾根を見上げ弱点を探し、左上のルンゼっぽいところに入る。
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 岩があまり安定していなかったので、カム3つで流動支点を作りフィックスを張る。カムは北尾根用に持ってきたのでテントに置いてくるはずであったが、間違えて持ってきて正解であった^^;。(撮影:Nori)
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 トップを行くワタシ。写真で見るより、実際はもうちょっと斜度がある。(撮影:Sahya)
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 Nori、Shigeはプルージックで登ってくる。4本爪だと厳しいだろうなぁ、お疲れ様デス。
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 詰めるほどに雪渓は急になっているので、このまま支尾根を登ることに。(撮影:Sahya)
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 50mいっぱいで尾根まで登れた。再びフィックスを張る。ラストを登ってくるSahyaをビレイするワタシ。(撮影:Shige)
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 尾根に辿りつくと、明日登る前穂高・北尾根がどどーんと!が、5・6のコル直下まで雪がびっしり。。。装備をなめてたな~。各自、ピッケルと12本爪がないと厳しい。「自信と過信」って紙一重だけど、今回の北尾根は「過信」と思い、この場で断念。。。
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 そうと決まれば、今日をのんびり楽しむまで。ほら、奥穂が笑ってる^^。
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 東稜まで上がれば、そこはお花畑が広がる岩稜の天国。
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 前穂をバックに、ぐんぐんと高度を稼げる。
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 通称「ゴジラの背」が近づくほどに、リッジが立ってくる。
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 すっぱり切れた空間を跨ぐときは、もうドキドキ!?
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 ゴジラの腰の辺りかな??
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 リングボルトが有るところからアンザイレン。高度感のあるトラバースは、天気も良くて快適っ!!!不安な人は、小さめのカムがところどころ決まるので安心できる。
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 最後の花道はSahyaに。楽しそうでヨカッタ^^。
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 ビレイポイントにて。まぁ、堕ちないとは思うけれど、環付きを使いましょう^^;。
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 トップから見ると、こんな感じだったみたい。ゴジラの頭ら辺かな??(撮影:Sahya)
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 下降地点から見上げる北穂高小屋と、そこへ続く急な稜線。うーん、楽しいっ!
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 残置のシュリンゲはともかく、ビナが錆び錆びで慎重に下る。
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 巨大「マッチ箱のコル」みたいな感じ^^。急がない旅なので、ここでゆっくりランチタイム。
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 最後のツメ。迷い込むと悪いと聞いていたので、ここからのルートファインディングは慎重になった。
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 高度が増すに連れ、ゴジラは下に。
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 紺碧の頂きに向かって攀じ登れ!(撮影:Sahya)
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 岩が安定した弱点を偵察しながら、慎重に進む。(撮影:Sahya)
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 少し先を行き偵察しながら、北側に回りこむ。普通はこのまま大キレットからの登山道に合流するらしいが、急峻な雪渓に分断されていたため、尾根をそのまま詰める。すると、じきに北穂高小屋の直下に。
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 ヘンなところから小屋へ失礼する^^;。一人一人、握手を交わす。いやぁ、楽しかったにゃ~!
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 小屋でのんびりランチタイム!お疲れ様でした。Shigeさんらに、小屋の美味しいコーヒーをゴチになる。三歩の気持ちも良くわかる。う~ん、うまい!
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 かなりのんびり天上喫茶を満喫し、北穂高岳(3,106m)山頂へ!あれ?前にココに立つのは、ちょうど20年前!?当時、テント担いで白馬からココまで13日かけて歩いてきたのを思い出した。若かったなぁ。。。
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 さぁ、あとは南稜を下るだけだ。
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 またいつか来るねー。
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 登ってきた「ゴジラの背」を望む。
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 北尾根は、また今度^^;。(撮影:Shige)
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 さぁ、我らがテント村もすぐそこだ。
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 登ってきたルートを望みながらの1杯は、実にうんまい。
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 今宵の夕食もSahyaが用意。まさかのちらし寿司!デンブに錦糸卵まで、びっくり!これで明日も頑張れるらー。
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 明日はのんびり出発になったので、星空が涸沢を覆うまで展望テラスで語らう。明日はもう下山か、寂しいなぁ。。。

 (つづく)
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by kanechins | 2010-07-18 23:11 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

北穂高岳・東稜 day1

 7月17日(土)
 待ちに待った連休は、久しぶりに穂高連峰へ!上高地へ来るのも、3年前の北鎌以来。
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 バスターミナルでShige、Nori、Sahyaと合流。
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 頃合い良く、怒涛の梅雨も明けた模様。なんちゅうラッキーな。
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 明神を横目に。
 
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 屏風も横目に。なんだか、空気が重たい。こりゃ、夕立が来るなー。
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 小屋まであと3~40分というところから、涼しい雪渓歩きに。
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 ヒュッテと小屋の分岐辺りで、とうとう雨が降り始め、雷鳴が涸沢カールにゴロゴロと響いた。カッパを装着するや否や、雨粒も大きくなる。
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 ロープを濡らしたくなかったので、大急ぎでヒュッテへ駆け込む。雨宿りしていると、他の登山者同士が「おい、雪が多くて、テントを張る良い場所が無かったぞ」というのが聞こえてきた。慌てて雨の中を駆け出し、テン場へ。
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 確かにテン場は思いのほか雪で埋っており、下地が良い場所を求めると随分と下の方に。仕方なく、雨が降る中、一人でテントを設営。雨中の設営って、ほんと久しぶり!?やっぱ、山だなー^^。テントが設営できた頃、Sahyaが到着。

 荷物をテントに放り込み、一旦ヒュッテへ。じき、ShigeとNoriも到着。体が冷える前に、恒例の生セットで乾杯!
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 程なくして、再び青空が戻ってきた。
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 晴れ間が覗き、テント村も再び活気付いてきた。
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 今日の食当Sahyaは、なんと皿うどんを!山で食べるのは初めて!
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 キクラゲたっぷり、野菜たっぷりで、めちゃうまー。鍋の始末が大変だけど、その価値も十分な美味しさに感激。アリだと思います^^。
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 濡れた装備を乾かしながら、しばしの談笑。
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 夕方、駐在に東稜の様子を聞くと、親切にも北穂小屋に稜線の様子を確認してくれた。稜線まで上がれば大丈夫であるが、稜線まで雪渓が続いており12本爪とピッケルが欲しいとのこと。
 我々の装備はパーティーにピッケル1本、ワタシは6本爪(しかトレランシューズに合わなかった)、Sahyaは12本爪、他の2人はレンタルの4本爪。まぁ、分岐まで行って考えることにしよう~。

 さぁ、明日も晴れるかな~!?寝不足がたたって、太陽が稜線に沈むや否や、深く寝入った。。。 

 (つづく)
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by kanechins | 2010-07-17 23:27 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(0)

小川山・屋根岩3峰(南稜レモン)

 7月10日(土)
 久しぶりの晴れ予報、日帰りでsonoと小川山入り。やっぱ、屋根岩は青空に映える~^^。
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 ずっと行きたかった屋根岩3峰「南稜レモン(5P、5.9☆☆)」へ。写真は、前回登った2峰から見た3峰で、赤線が南稜レモン。
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 セレクション基部で、強そうなアメリカ人2人にルート状況を聞かれる。基部を西へ回り込み、3峰基部へ。ダブルロープを接続し、11:40に登攀開始。1P目(40m)はワタシトップ。写真は途中のボルトから見下ろしたところ。
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 同じく、ボルトから上。ここから傾斜が増し支点が取りづらくなるが、スタンス、ホールドは豊富。
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 前回登った2峰は、裏から見るとこんな感じ。山頂に2人組みが見える。右中央に見えるのが駐車場。
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 2P目(35m)はsonoトップ。2本のぺツル支点からトラバース開始。ピンはないが、しっかりとしたスタンスがある。
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 sonoはやる気満々で、登りすぎてしまった!?一旦、懸垂でクラック基部まで降りてくる^^。
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 逆光でうまく撮影できなかったが、これが3P目(5.9、15m)の弓状クラック。
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 振り返ると、さっきのアメリカンが山頂から懸垂で6P目へ。Y字クラックの左側を下見??
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 懸垂で降りてきたsonoとギアの受け渡しをし、ロープも整理しなおす。ちょっとした手間が大事。
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 3P目はワタシトップ。出だしの1歩が厳しい。クラックは斜上しており、クラックに慣れないワタシはレイバック気味に登るが、消耗が激しい。写真は途中のボルトから見下ろしたところ。1番、2番を2個づつ使用。やってはイケないクロスロープ。。。まだまだ修行が足りない。
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 しかし!ボルトから上部がちんぷんかんぷん!?フレアした斜上ワイドで、成すすべもなく時間を浪費。カンテ登り、スラブ登りもするが、全く歯が立たず。見かねたsonoが、トップを代わってくれることに^^;。4.5番も持っていってもらい、ずりずりと体を入れて上がっていく。やるなー!!
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 フォローで上がる。大きなキャメ4.5番をしても、すんごく奥にやっと決まる程度。sonoにアドバイスをもらい、なんとか体を上げていく。こうやって経験値を上げていくしかないな~^^;。
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 3P目終了点のsono。ありがとにゃー。
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 3P目出口のワタシ。
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 そのままワタシがトップでスラブを上がる。後ろが2峰。一旦懸垂して南稜神奈川に継続することも考えていたが、時間も時間なので山頂を目指すことに。
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 さらにsonoに最終ピッチの基部まで歩いてもらう。写真が5P目で、右側のリッジを登るらしい。左下にsono。
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 5P目(40m)はワタシがトップ。ボロボロのスラブをノーピンで上がり、リッジへ回り込む。去年、登っていたパーティが「ロープが重い!!」と言っていたので、ロープの流れに注意しながら登る。要所要所にカムががっちり効くポイントがあり、開放感、高度感が心地よい快適なピッチ!
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 15:30に3峰山頂に到着。頂きにてワタシ、きもちいー!3P目の酸っぱさも忘れるほど、楽しい最終ピッチであった。
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 箱庭のように広がる、廻目平。マラ岩がちっちゃく見える。
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 山頂から懸垂下降40mほど。
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 歩いて戻り、そこからさらに45mの懸垂で1P目の終了点付近へ。降りる方向に注意。
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 さらに40mほど懸垂し、17:10に基部へ戻る。ちょうどアメリカン2人がやってきた。これから1P目だけでも登るらしい。荷をまとめて下山し、駐車場に18:00着。
 西日に照らされる屋根岩を振り返ると、1P目終了点に白シャツのアメリカンが見える。ん?セレクションの最終ピッチにも赤シャツの人が。今夜は廻目で泊まりかぁ、いいなぁ~。
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 ずっと念願であったレモンは甘くはなかったが、山頂まで繋ぐとなかなか充実した1本であった。やっと願いも叶ったし^^;。要領もわかったので、次回はさくっと再登したいな~。sonoたん、付き合ってくれてありがとー。
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by kanechins | 2010-07-10 22:12 | 「岩」の独り言 | Comments(8)

布岩クラックトレ

 7月3日(土) 雨 のち くもり のち 雨

 夜半、強い雨音で目覚める。朝になっても、路面は濡れたまま。
 予報は雨であったが、レーダーを見るとなんとか持ちそう!?M山組長と合流するも、今までの経験から組長は天気や予報をあまり気にしないのを知っていたので、天気の話題はゼロ、笑。小雨が舞う中、出発。

 途中でsonoをピックアップ。が!鳥甲牧場辺りから、なんと陽射しが!林道ではヒメシジミ(かな?)が翅を広げて乾かしていた。もしホントにヒメシジミなら、準絶滅危惧種だ。さすが深山、秋山郷。
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 発達した柱状節理。長いものは90mに達するとか。
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 3人でギアチェックし、大きめのカムは置いていく。キャメロットも3世代が揃い、ちょっとした博物館!?
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 中央岩壁の取り付き。やっぱ、近くで見るとデカい。 
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 まずはアップで無名ルート(以下、グレード不明)へ。勇んでリードするも、苦手なオーバーフィスト+慣れないオフセットクラックにてこずり3テン、がっくし。写真は組長。さすがの余裕。腕はもちろんだが、やはり足遣いがうまい!!イメトレ、イメトレ。
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 続いて、2Pのルートに。まずはM山組長がトップに。
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 トップは20mほどでピッチを切り、続いてsonoがセカンドに。
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 そして、ラストにワタシが。
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 回収って、ほんと大変。足ジャムを意識するも、20mもあると後段はもう足が痛いのなんの。ここで組長にギアを受け渡す。
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 1P終了点にて。
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 見下ろすと、こんな感じ。二人は「快適ー」とウレシそうだが、準高所恐怖症のワタシは正直、落ち着かない^^;。
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 2P目も組長トップ。
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 今度はセカンドにワタシ。続くオフセットにかなりまごつく。途中、ブランクセクションがあってフェースになったり、後段はこれまた苦手なスクイズ。。。こんなんトップで行かんで、ほんとよかった。組長、すごいっす。終了点から見下ろすと、こんな感じ。
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 スクイズを登るsono。うまいなぁ~。
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 ここから40m越の懸垂下降。ラストのワタシはバックアップのカム2つを回収して懸垂。古いボルト2本での下降は、かなりドキドキ。支点に衝撃を加えないよう降りる。
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 下降の途中の、高嶺の花。
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 人が来ないような(来てるけど)絶壁の途中にも、美しき生命が。
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 そんなこんなで、14:30を回った。雨が舞いそうな雰囲気もあったので、これにて撤収。なんとか天気も持って、よかった、よかった。
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 しかし、自信を付けるはずに来た布岩であったが、自信を失くして帰ることに。そして、まだまだ修行は続く。
 組長は明日、葛西でクライミングの指導会とか!?げ、元気だ!お気をつけて!
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by kanechins | 2010-07-03 23:02 | 「岩」の独り言 | Comments(0)


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