<   2007年 11月 ( 7 )   > この月の画像一覧

初冬の燕岳 (2日目)

 翌朝、午前5時起床。黎明の燕岳。テント泊の人たちが撤収に入っている。
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 裏銀座から、夜の帳が上がっていく。
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 今日のエネルギーを充電。
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 午前6時38分、真っ赤な太陽が八ヶ岳から飛び出した。
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 朝日を受け、燃え始める燕岳。
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 槍ヶ岳へと続く表銀座も燃え上がる。
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 朝日が小屋を輝かせる。
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 燕隊&愛知隊で燕岳をバックに記念撮影!
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 秋に師匠と這いずりあがった北鎌尾根も、すっかり雪化粧。
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 さぁ、アタック開始だ!(07:30)
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 愛知隊とはここでお別れ。見送ってくれてありがとー!
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 通称、めがね岩。
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 さぁ、いよいよ燕岳山頂(標高2,763m)だ!(08:00)
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 碑。
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 表銀座。
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 後立山連峰をバックに燕岳登頂隊のメンバーと。蓮華・針ノ木をはじめ、爺、鹿島槍、白馬まで望めるドピーカン!たっぷり40分間、展望パノラマを満喫!
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 縦走路。
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 モデルを熱心に撮影するカメラマン2人。
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 風もなく、日差しが強い一日になりそうだ。
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 槍をバックに北アルプスに顔を覗かせるイルカ。
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 イルカと一緒に真っ青な大海原でジャンプする筆者!?
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 小屋に戻り、お湯を沸かして早めの昼食。燕ブレンド(岳 第5巻)を楽しむ隊員も!?名残り惜しいが、10:25に山荘を出発。「お吸い物」っぽい雲海(命名:小野ちゃん)に浮かぶ八ヶ岳&富士さん。
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 妙にかっこいいアニー嬢。槍よりも大きいね!?
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 さぁ、長い尾根を一気に下るんだに。気温が上がり、ダンゴに注意!
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 ラッセルを楽しむ元気な2人。
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 尻制動を楽しむ元気メンバー。後の人ほど滑って楽しい!?
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 13:45、中房温泉に無事到着!お疲れ様でした~!
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 まぁ~、なんちゅう元気な人たちだ!駐車場へ続く道路にて。
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 下山後は「新蕎麦!」と皆で決めていたので、昼食もろくに取らず空腹状態で「くるまや」へ突撃!みな、冷えた体を温めるべく暖かい蕎麦を注文するが、おなかばっりちスタンバイな著者とゆんでぃは「大蕎麦(3人前)」をそれぞれ注文!きた~、想像以上の大きさ!七味の缶が小さく見える。。。
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 勢いが大事と、会話もせずに香る蕎麦を流し込む~!途中ちょっとヤバかったけど、なんとか完食~!蕎麦で満腹になれる幸せ。

 エネルギーを補充したあとは、温泉「ほりでーゆ 四季の郷」で汗を流す。露天風呂からは前常念が望める。暮れ行く空を眺めながら、楽しかった3日間を振り返った。
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 なにしろ好天に恵まれた3日間。楽しい時間を与えてくれた仲間、そして山に心から感謝!
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by kanechins | 2007-11-25 23:17 | 「山」の独り言 | Comments(4)

初冬の燕岳 (初日)

 翌朝。予報ではあまり良いことを言っていなかったが、安曇野を見てびっくり!?なんだ、この好天は!?これから登る燕岳もくっきり望める。
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 岐阜から来るA嬢を豊科でピックアップし、車を2台に減らして中房温泉へ。風は強いものの、上を見上げると紺碧の空。09:50に燕登頂隊、登山開始!
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 夏がだらだらと続いた割に、冬の入りが早い年。登山口を入って間もなく、雪が地面を覆い始めた。
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 第1ベンチにて。すでに積雪は4,50cmはありそうだ。みんな、元気~!
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 登るにつれ、積雪量が増してくる。11月とは思えない雪の量にウレシクなる。
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 急な尾根を乗り越えると、尾根の上に佇む合戦小屋に到着(13:40)。
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 紺碧の空と白い雪面のコントラストが目映い。
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 ちょっと、ちょっと~、オレの写真も撮ってほしいなぁ。ということで、パチリ。撮影はA嬢。
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 急な斜面を乗り越えれば、尾根上に出られる。
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 有明山を眼下に、快適な尾根道を辿る。トレースもばっちり付いており、至極快適な展望街道である。
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 仲良し4人衆~。何のポーズ??
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 筆者も交じって、耐風姿勢訓練??こんなんじゃ、突風に飛ばされちゃう??
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 藍青色の天へ伸びる尾根。歩いていて震えるような幸せを感じるのは、なぜだろう。神々しいほどの美しさに、脳が歓喜の声を上げているのかもしれない。
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 突如、天を射抜くように現れた槍ヶ岳!手を振っているように見える。
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 槍ヶ岳を見上げながら、ゆっくりと尾根を詰めていく。
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 稜線直下で筆者。ぐっと燕山荘が近づいてきた。
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 稜線直下の、最後の急登。
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 一歩一歩、確実に高度を稼いでいく。
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 そして稜線に到達!眼前に燕岳がどかんと現れた。
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 15:40、本日の寝床となる燕山荘に到着!みんな、おつかれさま~!今まで幾度となくこの尾根を登ってきたが、小屋に泊まるのは初めて!この燕山荘も、今夜で小屋閉めとなる。
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 燕岳をバックに筆者。雪を抱いた生の燕岳は初めてなので、ちょっと感慨深い。
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 別隊で入山していた愛知のKさんが確保してくださった個室へご案内~。す、すごい!山小屋とは思えないキレイな部屋に感激~!Kさん、ありがと~!!
 それよりもビックリだったのが、J嬢のザックの中身!なんか重そうだなぁ、とは思っていたが、なんと!ガラスびん入りのすだち酒2本にビールにチューハイ、さんざし酒につまみ!?
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 J嬢は、偶然にも私が青春時代を過ごした中四国地区のワンダラーOG。その魂をしっかりと引き継いでいるJ嬢の心意気にぐっと熱くなってしまった。いいぞ、J嬢!
 
 落ち着いたところで、忘年会第2弾!愛知組のKさん、Sさんも加わり、みんなで乾杯~!ビールに梅酒、ラム酒にサワー、すだち酒に山査子(さんざし)酒、ワインと選り取り見取り。そんなにつまんだら、夕食が食べられなくなるぞぉ!?
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 6時から夕食。主人の講話を聞きながら、おいしい夕食、お酒に舌鼓を打つ。
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 黙っていても食事が出てくるのは、なんともうれしい。標高2,700mの稜線で頂くおいしい食事に感激。
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 夕食も終わり、部屋で団欒。ふと窓から外を見ると、月明かりが雪面を照らし出していた。カメラを持って外に飛び出すと、安曇野の夜景が一望できた。
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 月が照らし出す谷間。新聞が読めそうなほどに明るかった。
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 暖かげな室内。マッチ売りの少女の気分だ。
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 暖かみを感じる照明。
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 月明かりで浮かび上がる燕岳。
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 同じく、立山へ続く尾根。
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 午後9時には照明が自動的に落とされ、それぞれ就寝に入る。窓から入り込む月の明かりをぼんやり見つめているうちに、まぶたが重くなってきた。明日も好天を祈る。。。 【続く】
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by kanechins | 2007-11-24 23:48 | 「山」の独り言 | Comments(2)

今年、最初の忘年会

 今年最初の忘年会は、気が置けない山仲間とバンガローを借り切りって。ロフト、暖房、コタツ完備で、思わず住みたくなってしまうような佇まい。風呂も付いているが、本館には安曇野、北アルプス連峰を見下ろす展望風呂があるとか!?
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 2時にチェックインし、早速に「たこ焼き」を作りながら乾杯~!
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 テフロン加工であったのでノンオイルで焼いてみると、ヘルシーなたこ焼きが完成!って、ただ油を忘れてきただけ。。。
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 太陽がアルプスに沈む前に、長峰山へ向かう。手にはテルモスと芋焼酎を忘れないに。
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 じゃじゃ~ん!空気は澄みわたり、明日に登る燕岳から北は白馬までの大パノラマ!
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 アルプスに夜の帳(とばり)が降り始めてから町に灯りが点るまで、芋焼酎で体を温めつつ「夕焼けグラデュエーション」の静かな変化を楽しむ。
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 下界とも、山とも違う、中間の世界。巨大なる地球の動きを感じるひととき。予報では、明日は天気は悪いらしい。しかし、この夕焼けはナンダ!?もしや、と淡い期待を抱く。どうか、晴れますように。。。
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 再びバンガローに戻ると、J嬢のダンナ様が到着!彼は私が飯田に居た頃、ボードを教えてくれた先生でもある。メンバーが全員揃ったところで、去りゆく2007年を慈しみながら乾杯~!今年もよく遊んだなぁ。
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 第2弾は冬の定番、アツアツ鍋~!
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 さぁ、来年はどんな山に行こうかな!え?とりあえずは12月の計画をだって!? 【続く】
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by kanechins | 2007-11-23 23:16 | 「山」の独り言 | Comments(0)

三ツ峠

 「道の駅」で午前6時起床。飯田からやってくるShimizu師匠、Kentaroに須玉でピックアップしてもらい、三ツ峠を目指す。予報はイマイチの天候を告げていたが、今のところ青空に覆われている。今回も晴れ男パワー炸裂といきたいところ!?

 登山口の駐車場は、すでに満車。08:30、登山開始。
 09:20、三ツ峠山荘着。キター!富士さんだっ!!広いすそ野に支えられた富士は、やっぱりかっちょいい!
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 左を見れば、三ツ峠の岩場が鎮座。で、デカい、予想よりも。。。それよりも、岩場の基部にものすごい人だかりが!?やば、出遅れたか!?

 山荘から南側に10分ほど下ると、岩場の基部に降り立てる(09:30)。が、なぜかわからないが、手前側の岩場には人の気配がない。どのみち「中央カンテ」は行列ができているだろうから、空いている場所から登り始めることに。
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 雲一つ無い青空。日差しは暖かいが、標高が1,800m弱あり朝夕の冷え込みは相当なのか、つららが随所に見られる。日差しで暖められたせいか、頻繁に小石や氷が落ちてくる。
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 とりあえず、やさしそ~な名前の「亀ルート(4P、Ⅳ+、80m、★★★)」を登ることに。「ハーケンとかやたらと打ってあるよ~」と聞いていたので、カムは適当に5~6本、ナッツ一式、50mダブルロープで登攀開始!

 1P目(トポでは0P目、以下カッコ書きはトポのピッチ)、師匠リード。階段状の場所を弱点をついて登る。
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 迫力ある巨岩をバックに、スケールを感じる登り。
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 1P(0P)目の終了点にて。
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 2P(1P、Ⅳ+)目は著者がリード。出だしから垂直のフェース。リングボルトはサビサビな上、びょ~んと楕円形に伸びきっている。まじ??結構シビレるピッチであった。。。写真は終了点から。
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  3P(2P、Ⅳ+)目は師匠リード。トラバース気味にバンドを登るが、支点が少ない上に腐っており、緊張感が絶えない。
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 まだ半分も登っていないのに、人がもうあんなにちっちゃく見える。すごい高度感だ。
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 バンド後のカンテを登る師匠。
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 終了点にて。支点は古く、シュリンゲも腐ったようなものが2本かかっているだけ!?わずか20cmほどの狭いバンドなので、高度感もすごい。。。
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 支点が崩壊すれば3人とも墜落する不安があったので、カムでバックアップ。
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 トポ上の3P目は八寸トラバースのはずだが、ルートが読めない。横トラバースは支点が皆無で厳しそうなので、弱点を目指して登ることに。4P目はKentaroがリード。斜めトラバース気味に上を目指して登っていく。すると、大きなテラスの右端に出た。

 「さぁ、ここからどうするか??」「支点が見あたらないぞ??」。恐らく、ココを直上すると「鶴ルート(Ⅳ+)」のはず。弱点をつけばなんとか登れそうだったので、5P目(4P、Ⅳ+?)は著者がリード。一見、カンタンそうであったが、取り付くとかなり岩が立っており、アンカー(支点)もほとんどない(冷汗)。。。
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 カムを積極的に使ってグイグイ登る。ランナウトしてさぁマントリングという場面で突っ込むと、ホールド・ゼロな上に、テラスはザレザレ状態!?もはや降りるに降りられず、一か八かで突っ込む。その一手が、私にとっては核心となった。
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 進路が完全にわからなくなったこと、いずれのルートを選択するにしても大きく屈曲すること、カムが残り少なくなったことから、10数mでピッチを切る。ビレー用のアンカー無し。クラックからしかアンカーが取れない。カム2つにナッツでアンカーを取る。

 写真は5P目の終了点から。ナチュプロだけでこんなとこにいるのが極めて居心地が悪いのは、まだ慣れていないせいか??
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 6P目(Ⅴ?)。師匠リード。チョックストーンでランニングを取り、カブッたところを乗り越える。写真はフォローするKentaro。
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 なんとか緩傾斜帯に入っって「ホッ」と一息。が、ザレザレの岩場であり、足跡もない。どうやら、ココはあまり人が登っていないようだ(って、ルートを誤ったから?)。コンティニュアスでザレ場を登っていくが、思えばここで誰かが滑落すれば、下は100m以上の絶壁。。。

 なんとか尾根まで登ると、三ツ峠山頂(13:50)はすぐであった。岩場は80mと記されているが、ピッチ終了点から山頂までも同じくらいの高さがあるので、150m以上の登攀になった??
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 一般道を下って富士見山荘へ。そこでびっくり、諏訪のT橋さんをはじめ、青年小屋のT内さんら大きなグループとばったり!しばしお話をして、基部を目指して下っていく。途中、登ってきた岩壁を見上げる。こんなとこ登ったんだなぁ。。
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 14:20、基部まで無事に降り着いて、登った壁を見上げる。これだけでもスケールが大きいが、見えている部分は、まだ山頂までの半分ほど。。。
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 結局、ほぼ4時間かけての登攀となった。時間も時間なので、基部散策&ボルダーで遊んで帰路につく。写真は15:50、三ツ峠山荘からの富士。幸運にも一日中、好天に恵まれた。
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 登ってきた壁を振り返る。赤い点線が我々が登ったライン。結局、正解ラインはわからなかった。
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 16:30、登山口着。ここはトイレ、水場が完備されているが、車上荒らしに注意とのこと。
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 帰り道、御坂峠からの富士さん。
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 一日を通じて快晴に恵まれ、岩が冷たい風を遮ってくれたおかげでポカポカ陽気の本チャン(と言っていいでしょう!?)登攀となった。誰もルートを知らなかったので、冒険心と緊張感が溢れる楽しい登攀となった。楽しい時間を共有させてくれた二人に感謝!!
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by kanechins | 2007-11-18 22:40 | 「アルパイン」の独り言 | Comments(18)

7年ぶりの岩場

 土曜日。Mさん、Sさんと一緒に佐久の某岩場へ向かう。この岩場は、私が東部町(現東御市)に住んでいた頃に山岳会の人に連れて来てもらっていた場所。ずっと気になりながら、それでいて来ることにちょっぴりためらいもあった場所。二人のお陰で、7年ぶりにこの地を訪れることができたことに、まず感謝!

 紅葉も終わり掛けの山肌、びっしりと霜が降りた木陰、ハラハラと落ちる桑の葉。情緒深い景色が、懐かしさに彩りを加えてくれる散歩道。
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 一本杉エリアに到着。あの頃と変わらず、大きな岩神たちはドンと鎮座していた。
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 とっても楽しそうな笑顔で岩を見上げる二人。岩登りには不利と思われるほどにグッと小柄な二人なのだが、腕前は私なんか足元に及ばないほどのクライマー。なのだが、そんな雰囲気を微塵も感じさせない二人の笑顔を見るに、岩を楽しむココロって大切だなー、っと思った。
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 ぽかぽか陽気の山の中、散歩しながら岩場探索。
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 巨大洞窟を探検するMさん。住み心地はいかが??
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 さらに奥のエリアを探検すると、あ、あれれ??佐久時代にとーってもお世話になったI出さんとばったり!!近隣のルート開拓はもとより、50歳の目標として「エクセレント・パワー(5.13a)」を掲げ、それを実現させてしまったすごい人!7年ぶりの再会であったが、あまり久しぶりな気がしなかったのが不思議~!
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 私たちは、まずウォームアップで「道しるべ(5.10a)」に取り付く。クライマーはSさん!
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 I出さんが、左ルート「テレパシー(5.10c)」にヌンチャクを残してくれたので、取り付かせて頂く。が、もう大変なこと、大変なこと。各駅停車状態で、なんとか登り切る。写真はMさんのトライ!さ、さすが!カンタンにフラッシュを決めてしまう!
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 I出さんらは「登竜門(5.11a)」に取り付いていた。下から見上げると、このハング!
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 今も変わらず優しいI出さん、「トップロープを張ってあげるで、登りなよー」って。お言葉にあやかり、3人ともトライさせて頂いた!
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 堪能したあと、黄昏エリアへ。すると、ここの岩場の看板ルートでもある「イエロー・キャット(5.11b)」で、またもI出さん「ロープ張ってあるで、使っていいよ~!」と。その昔、畏敬の念から触れることさえできなかったこのルート。それをTRで触らせてもらえるなんて・・・。ありがとー!
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 上の写真のとおりロープスケールは長く、甘くはないルート。しかし、Mさんは初見にも関わらず、ノーテンで登ってしまう!あ、あなたって、ほんとすごい。。。あ!写真を見て、なぜ「イエローキャット」というかがわかった!!(新発見)
 続いて、Sさんがトライ!優しいSさんは、私のために早速、テンションしてくれた。。。出だしからいきなりポケット&カチ。ビレイしながら登りを見ていると、顕著なレストポイントもなくストレニュアスなルートと伺える。
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 Mさんは休むことなく、隣りの5.11c に取り付く。ちょっと苦労してはいたものの、自力で登り切ってしまった!私も遠慮なくイエローに取り付かせて頂く。何テンかけたかわからないが、なんとか自力で這い上がることができた。その昔、遠い眼差しで見ることしかできなかったルートであったので、感激もひとしおであった。

 「楽しかったかわん??」
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 これまた佐久でお世話になったNさん夫婦とも再会。みんな変わらず岩を楽しんでいるんだなーって思うと、なぜだかウレシクなった。
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 落ち葉が覆う登山道を下る。
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 思い出の岩場。懐かしい先輩方との再会。ほんわかと暖かいクライミング。不意にこんなスバラシイ機会を与えてくれた二人、そして佐久のみなさんに心から感謝デス!!荷揚げでも料理でもなんでもするので、また誘ってね~!

 駐車場で皆と別れ、私はひとり野辺山高原へ向かってハンドルを握った。今夜は、山梨県・韮崎にある「道の駅」で車中泊だ。
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 去年、北岳バットレスに行ったときに「ぶらいあん」「ねいすん」と泊まった懐かしの場所。トイレはもちろん、温泉、コンビニ、ほか弁、テントを晴れる芝地まであるスグレモノ!寝場所を確保し、お酒を舐めながら、色々な思い出に耽っているうちに深い眠りに入っていった。。。  【続く】
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by kanechins | 2007-11-17 21:14 | 「岩」の独り言 | Comments(2)

あっという間の一週間

 「ふじ」の収穫も始まり、公私共に忙しさもピークを迎えてきた。週末のことを書く前に、次の週末が来る勢いには、さすがにオドロキだ。

 先週の土曜日。
 外遊びに諦めがキッパリつく雨天。そうとなれば、カ○シカスポーツ「岳楽多市」にオープン5分前から並ぶ。2Fフロアに並ぶ山道具、全てが50%以上オフというすばらしきイベント。このときばかりは、「バーゲン」という名に弱い女性の気持ちがよ~くわかる!

 半額以下となると、思わず余計なものまで買ってしまう。というのは、昨年の反省。
 今年はグッと私欲を抑え、必要となるものを狙って徘徊。バーゲンの女神は、果たして私に微笑んだか??

 今回の戦利品は。。。
(1)バイル(Simond Maverick MXC) 冬期アルパインに行きたいなぁ、と思えば
 欠かせない一品。軽量かつシンプルという、まさに理想の逸品をGET!(ちなみに
 ウレシイ64%OFF!)
(2)3シーズン・ダウンシュラフ(lafuma) 今も愛用しているシュラフ(寝袋)は、学生
 時代に買ったもの。振り返れば、もう18年も使っている!?当時の寝袋は化繊もの
 で「重い」「かさばる」「寒い」 の三重苦。とはいえ、山や世界を共に歩いてきた仲なの
 で、捨てがたいものもある。けど、18年も使えば許してくれないかな??(60%OFF!)
(3)サブザック(Millet ECRINS25) 軽量かつ高機能、欲しかった容量。ミレーなの
 に考えられない「65%OFF!」なら、買わない手はないでしょ??
(4)エアーマット 何度となく風呂水に漬けて修理してもエアが漏れるM社のエアー
 マットは、これで車中泊専用となる。今度こそ、しっかりエアーを抱いていて欲しい。
 (50%OFF)
 
 (3)、(4)が必要かと言われれば???ではあるが、今年は「戦利品」と呼ぶにふさわしいものが手に入ったと、喜んでいる。

 日曜日。Shimizu師匠と、その師匠の師匠であるKasagi師匠とともに「ほりえジム」へ。
 がっちりした躯体から生み出されるパワー系の師匠。
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 繊細な躯体を操り、華麗なるバランス系のKasagi師匠。写真は「ノーハンド課題」を登る様子。
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 リードトライする「ゆんでぃ」。安定した登りが印象的。このあと、週末の星穴岳に向けてユマーリングの特訓。熱いなぁ!
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 瞑想中の「はな」。
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 週末が終わったなぁ、と思ったばかりなのに、今日はもう金曜日!?
 嬉しいことに、冷え込んだ空気が信州に流れ始めた。遠くに望める山々が白い化粧を纏い始めた。備えあれば、憂い無し。仕事が終わってから、早速にタイヤ交換。
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 さぁ、これでいつでもOKだよ、冬将軍!!
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by kanechins | 2007-11-17 01:18 | 「日常」の独り言 | Comments(4)

晩秋の小川山

 「そろそろ小川山も終わりかなぁ」という季節になってきたが、予報は好天を告げ、懲りずに晩秋の廻目平へやってきた。諏訪・東京チームよりも早く到着したので、テントサイトを確保し独りでテント、タープを建て、秋の終わりを感じさせる山肌を眺める。
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 黄緑色のテントは、11年前にH沢さんから授かったテント。ポールはバキバキ、コードも伸び呆け。テーピングで補強してなんとか建てたものの、さすがに今回が最期になりそうだ。
 このテントは、ワタシに人生について教えてくださったH沢さんが、2度に渡るバイクでのサハラ砂漠横断に使用したもの。ワタシが授かってからも、ジンバブエ、南アフリカ、ネパール、南米へと共に旅をしてきた思い出のテントでもある。やっぱり、捨てられないなぁ。。。

 なんて思い出に耽っていると、諏訪・東京チームが到着!ちゃちゃっとテントを設営し、昼食を摂り荷物をまとめる。今日はリバーサイド・エリアを目指す!結構、ハマる人が多い最初の関門、渡渉。と思っていたら、ばしゃ~ん!!ケガがなくてよかった~。
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 地図も見ずに右へ、右へ進んでいくと、あれ?見覚えのある沢に出た。どうやら、マラ岩下部まで行ってしまったようだ。折角なので、マラ岩へ向かい登っていく。急なルンゼを詰めると、巨岩の基部に到着!写真は「届け手の平(5.10c)」。「これでホントに10c~??」という声が聞こえてきた。かなり手強そうだ。
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 マラ岩裏に登り、アップを兼ねて「川上小唄(5.8、★★)」へ登る。ここを登ると、マラ岩のてっぺんに立てるのだ。実際には立てないけど。。。写真は、マラ岩トップからの風景。
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 白樺の落葉が進んだ屋根岩方面。いよいよ、楽しかった秋も終わりだなぁ。
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 全員がトップに立ったところでエリア移動。写真はマラ岩北面。横から見ると、こんなに尖がっているんな。かぶったカンテ沿いのルートは「帰ってきた開拓王(5.11c)」。
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 リバーサイドエリアへ。いつも人が並ぶ人気ルートも、今日はさすがに閑散としていた。前から気になっていた「アウト・オブ・バランス(5.9)」に取り付かせてもらう。クラックには落ち葉が積もりぐちゃぐちゃに濡れていたが、なんとかオンサイト~。
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 登ってみて「なるほどなぁ」というルート名に感動~。快適ムーブが続きボルト位置も極めて素晴らしいのに、なぜ★が付かないのかなぁ??個人的には、久しぶりにとっても楽しいルートであった。

 落ち葉でライスシャワーをするKouki。
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 全員がトライし、美都さんに支点の回収をお願いする。何度も基部で練習をし、確認に確認を重ねてのトライ。無事に回収を終えた美都さんは、登れたことよりも回収できたことの方がウレシそうだ。

 渡渉を無事に終え、キャンプ場に到着する頃にはヘッドランプが必要なほどに暗くなってしまった。「しまった!!」、七輪を忘れてきた。。。仕方なく、石でちっちゃい「かまど」を作り炭火を起こして焼き鳥を始める。Koukiは「火起こし」が随分と上手になってきた。
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 今回は地鶏だけでなく、つくね、牛串もやってみたが、と-てもおいしかった~。やっぱ、炭火はいいなぁ。眺めていても飽きが来ない。残り火で「鮭ときのこのホイル焼き」「マグロの粕浸け」「油あげ」なども焼く。気温は一桁ではあったが、ビールが美味しい~。
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 タープの下では「アン肝鍋」や「キムチ鍋」がグツグツと煮えていた。食事がひと段落したところでファイアーを起こし、火を囲んで語り合う。空は満点の星で溢れ、夜空に上る煙が星の光を瞬かせるのも、いとおかし。
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 翌朝はのんびり起床。今日は「そらまめスラブ」方面に向かう。まずは「やわらかソラマメ(5.8)」でアップ。お尻アップでごめんなさい。美都さんも、事故以来はじめてのリードに挑戦!念には念を入れ、TRでクリップを意識しながら2回試登してのトライ!落ち着いた登りで、無事にレッドポイント(リードでの完登)!ビレイしていたワタシまでウレシクなった~^^;
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 次に「ソラマメ(5.9+)」を登ってロープを張る。これで「9+」なんだよなぁ~??Oちゃんのビレイも堂々としてきた。
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 次に下部スラブへ移動し、「生木が倒れたよ(5.9)」、「三色すみれ(5.10a)」を登る。グレードもスタンダードで、なかなかの好ルートである。
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 楽しい時間は矢のように過ぎ、またもキャンプ場へ戻る頃には日は西に傾いていた。。。残っていた鍋、ホイル焼きで空腹を満たし、しっかりと後片付けをしてそれぞれ帰路につく。
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 楽しい時間って、ホントに貴重だ。みんな、ホントにありがとぉ~!!
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by kanechins | 2007-11-04 23:26 | 「岩」の独り言 | Comments(2)


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