カテゴリ:「山」の独り言( 154 )

GWツアー day5 花の宝庫、アオネバ渓谷。

 2017年5月7日(日)

 GW最終日は、アオネバ渓谷へ。登山口(標高294m)からアオネバ峠(767m)までの、およそ5km、標高差500m弱のルート。20数年前に歩いた道は、今も変わらず残っていた。

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 佐渡弥彦米山国定公園に指定されており、海に囲まれ大陸からの風をうける佐渡は、高山植物の宝庫として知られているらしい。何より、「たぬき」以上の大型野生動物がいないらしく(佐渡観光協会)、花が動物により荒らされないことが寄与しているとのこと。

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 駐車場は、登山口に2台(バイオトイレ2基、水場なし)、歩いて1、2分のところに10台位停められる。花の山なのに、スマホカメラしかないのが切ない。。。

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 登り始めるとすぐ、ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科の多年草)の群落がお出迎え。花言葉は「友情」「協力」「ずっと離れない」。
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 高度が上がると、続いてオオイワカガミ(岩鏡、イワウメ科の多年草)が。花言葉は「忠実」。
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 チゴユリ(稚児百合、チゴユリ属の多年草)。花言葉は「恥ずかしがり屋」「小さな手をいつも握って」。
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 種は不明。セリ科?かわいらしい小花が咲き乱れる。
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 エンレイソウ(延齢草、ユリ科の多年草)。開花まで15年余りもかかることから、この名前がついたらしい。花言葉は「奥ゆかしい美しさ」「落ち着いた美しさ」「叡智」「熱心」。
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 ヒトリシズカ(一人静、センリョウ科の多年草)。花言葉は「静謐」、「隠された美」。
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 標高400m位からは、シラネアオイ(白根葵、キンポウゲ科の多年草、
日本固有種の1属1種。なるほど、花言葉は「完全な美」「優美」。
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 シラネアオイ群生の中を、登山道は続く。
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 標高が500mを越えた辺りから、カタクリ(片栗、ユリ科の多年草)が目立つようになってきた。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」。
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 カタクリの群生地を進むと、時期にアオネバ峠(十字路)。折角なので、縦走路をマトネに向けて進む。ほどなくして、「マトネ」(標高938m)へ。 時間が許せば、花の縦走路を歩くのも良さそうだ。
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 花の鑑賞しながら歩くと、思いの外、時間がかかってしまった。
 帰りの船もあるので、ぼちぼち下山開始。沢沿いの道は風景の変化もあり、飽きがこない。

 帰り道。両津のお土産やとスーパーへ。浜焼きを頂くことに。
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 海産物てんこもり。
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 牡蠣好きのワタシは迷わず焼き牡蠣!
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 楽しい島旅も、いよいよ終盤。人面岩越しに、相川方面を望む。
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 時間に余裕を持たせて、小木へ。船に乗る前に、佐渡温泉「おぎの湯」へ。温泉の泉質はpH9.54の高水準アルカリ性温泉。とろりとした肌触りの「美肌の湯」で、なかなかよい。
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 湯船からは、小木港が見渡せて気持ち良い。入湯料は500円で、午後1時~午後9時まで営業。休館日は毎週水曜日(祝日の場合は、翌日が休館日)。
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 汗を流して、さっぱりぽん。小木港へ。
 これから乗り込む、高速フェリー「あかね」が待機。
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 乗船までの時間、お土産屋さんを巡回。
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 乗船。
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 GW最終日ということもあってか、思っていたよりもガラガラ。
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 お洒落な船室。
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 フェリーは定刻通り、16:30に出航。さようなら、佐渡。
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 徐々に速度を増し、およそ30ノット(時速55km)で航行。結構、速い。
 風が強く、揺れに強い高速フェリーとはいえ結構な揺れ。
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 1時間40分程で、フェリーは無事に直江津港へ。ゲキさんとお別れし、帰路に就く。
 そして、21:30に無事に帰宅。総走行距離は、1,323km。

 久しぶりに、5日間という長いお休みを頂け、また素敵な仲間たちと天候、幾つもの出会いにも恵まれ、今年のGWも充実したものとなった。諸々に感謝。さぁ、5月もがんばろう!
 

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by kanechins | 2017-05-07 23:25 | 「山」の独り言 | Comments(0)

シール糊。

 2017年1月8日(日)
 「疲れ」という言葉がじーんと体感できるこの頃。レストを兼ねて、年賀状の整理や掃除、溜まっている仕事などをこなしながら、思い出したようにシールの修理。

 去年は1度も使うことがなく、そのまま室温で干しっぱなし。ふと気になって触ると、全く粘着力がない。ティッシュを当てても付かないくらいで、むしろ驚き。
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 相変らず雪は少ないが、いつバックカントリーのお誘いがあっても飛びつけるよう、重い腰を上げてシール糊の塗り替え。まずは、アイロンで糊はがし。センターテープが邪魔して、なかなかに面倒臭い。 
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 今回使用した糊は、Black Diamondの「Gold Label Adhesive」(82mlで1,600円程度)。
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 古いスクレイパーを使って、薄く均等に伸ばしていく。シール2枚に1本。
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 さて、干すところが問題。暖かくて、有機溶媒を使用しているため換気も欠かせない。ということで、洗濯機のある小さな部屋へ。溶媒が抜けて乾燥すれば出来上がり、のはず。うーん。うまくいくかなぁ。

 換気をしてはいても、なんだか頭がくらくらする。塗る手間とクオリティを考えたら、やっぱりちょっと高くてもシート糊のほうがよかったなぁ。プロに任せるのが一番だとは思うけれど。


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by kanechins | 2017-01-08 22:50 | 「山」の独り言 | Comments(0)

戸隠~五地蔵山ハイク。

 2016年11月5日(土)
 好天が約束された休日、足慣らしを兼ねて地元の戸隠山へ。
 奥社から八方睨み、戸隠山、九頭龍山を経て五地蔵山までのリングワンデリングに。
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 08:00、奥社駐車場に到着。この時期、駐車場は全て有料(600円)らしい。
 荷物を整え、08:10に奥社駐車場を出発。
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 奥社へと続く参道は、晩秋の装い。
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 ほどなくして、08:25に随神門。
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 樹齢400年を誇る杉並木は、いつ来ても圧巻。
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 奥社まで来ると、そこは岩壁の懐。
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 08:45、社務所の横にある登山口から入山。
 樹々は落葉し、登山道を埋め尽くしている。日陰には、先日降った雪が残っている。
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 五十間長屋を擁す岩頭。
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 五十間長屋の中から、九頭龍山方面を望む。
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 雲ひとつない良い天気。
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 百間長屋に沿って道は続く。
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 この辺りから、鎖場が続く。
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 有名な「蟻の戸渡」直前の壁。
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 振り返ると、遠く八ヶ岳や南アルプスも望める。
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 本ルートの核心「蟻の戸渡」。両側がすぱっと切れている。
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 10:05に八方睨み(1,900m)。
 北アルプス連峰をバックに西岳。
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 これから進む、九頭龍方面。
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 なかなか立派な高妻山。
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 10:25m、出発。10分ほどで戸隠山(1,904m)。
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 飯綱山、根子岳そして浅間連峰。
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 日陰は雪が残る。踏みしめられた場所が滑って難儀。
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 11:10に九頭龍山(1,882m)。
 そのまま歩みを進め、11:45に一不動避難小屋へ。ビバークには十分な佇まい。
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 15分ほどランチ休憩。稜線上は、Docomoはバリ4。
 歩いているときは半そでTシャツでも寒さを感じなかったが、止まると寒い。

 12:00、五地蔵山に向けて出発。
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 ここ一不動(不動明王)から、二釈迦(釈迦如来)、三文殊(文殊菩薩)、四普賢(普賢菩薩)、五地蔵(地蔵菩薩)と続く。お地蔵さんが五体、鎮座しているわけではないらしい。

 ちなみに六弥勒(弥勒菩薩)、七薬師(薬師如来)、八観音(観音菩薩)、九勢至(勢至菩薩)、十阿弥陀(阿弥陀如来)と高妻まで続き、さらには
十一阿閦(あしゅく、阿閦如来)、十二大日(大日如来)、十三虚空蔵(虚空蔵菩薩)と乙妻まで続く。

 山頂から飯綱、鏡池方面を振り返る。
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12:45、五地蔵山(1,998m)。笹を切り開いた場所で休憩するが、展望なし。
 13:15、出発。が、歩いてすぐに展望が良い山頂を発見。。。

 六弥勒に弥勒尾根への分岐。右側の戸隠キャンプ場まで下る。
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 上部は残雪交じりのぐちょぐちょな急斜面、下部は木の根や石の上に落ち葉が積もって油断ならない下りとなった。

 14:25、牧場入口。五地蔵を振り返る。
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 牧場の縁に沿って進むと、一不動との分岐。
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 牧場の中を下り、11月に入って閉鎖した戸隠キャンプ場も通過。
 14:50、戸隠キャンプ場入口(冬季もトイレあり)。ここから散策路に入り、駐車場を目指す。
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 そして、15:20に奥社駐車場に帰着。
 沿面距離14.3km、累積標高1,408m(GPS誤差あり)、行動時間7時間10分(休憩含む)となった。
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 戸隠は新そばの季節。「そばの実」へ寄ってみる。
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 駐車場は満車で7組ほど待ちがあったが、回転がよく15分ほどで入店できた。
 ここは思い切って、天ざる(1,700円)を。

 最初につゆを付けずに麺だけ頂く。そば良し、水よし、喉越しよし。
 天ぷらもあつあつで、美味しく頂くことができた。
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 久しぶりに、戸隠神告げ温泉・湯行(ゆにいく)館へ。600円、無休、10~20時。弱アルカリ性低張性低温泉、pH 7.8。食堂は17時まで。
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 しっかり体を動かして、美味しいお蕎麦も頂いて、おっきな温泉で癒されて。
 また来週からもがんばれるかな。

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by kanechins | 2016-11-05 21:53 | 「山」の独り言 | Comments(0)

朝日・雪倉縦走 day2

 2016年9月4日(日)
 午前03:20、起床。テントを出ると、外は満点の星。
 予報では、天気は持って午前中。お湯を沸かし、朝食。

 テントを撤収し、ヘッドランプを装着して04:20に出発し、朝日岳を大きく巻く水平道に入る。細かなアップダウンはあるが、よく整備されており快適に距離を稼げる。

 徐々に空が白んできて、雪倉岳、そのさらに奥に白馬岳が望める。
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 1/25,000地形図に載っている池。地形図と道の位置が合わないが。
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 05:30に朝日岳分岐(2,040m)。すっかり空も明るくなった。
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 登山道は、赤男山の中腹を巻くように設置されている。
 奥に望めるのは旭岳。
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 雪倉岳への登りが始まった。写真は、標高2,200m付近から朝日岳方面を振り返ったところ。随分と歩いてきた。
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 礫っぽい道を慎重に登る。
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 のっぺりした稜線歩きを想像していたが、起伏に富んでおり、思っていたよりも楽しい。妙高、戸隠方面の視界が開けてきた。
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 標高2,280m付近まで上がると、山頂直下にある大きなカールの縁に。
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 カールの縁に沿って高度を稼いでいく。随分と歩いてきた。
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 07:45に雪倉岳山頂(2,611m)。ここまでくると、白馬方面の視界がどんと開けた!遠く白馬岳、旭岳(右のとんがり山)が望める。
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 素晴らしい展望に加え、秋を感じる冷涼な風がそよいで心地よい。
 08:10、出発。なんか、日本っぽくない風景。
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 山頂からは、200mほどの下りになる。
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 2,467m付近。このトレイルは、なかなか素晴らしい。
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 08:30に、雪倉避難小屋(2,390m)。地図には「緊急時のみ使用のこと」と注意書きがあったので相当にヘボい小屋と思いきや、トレイまで付いた立派な小屋であった。水場はなし。
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 小屋の中の様子。なかなかに快適そうな避難小屋である。
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 鉢ヶ武を巻くようにトレイルは続く。北アルプスとは思えない、静かさ。
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 ここから稜線までは、再び300m強の登りとなる。雪倉を振り返る。南側から眺める雪倉も、なかなか雄大で良い。ガスガスだと道がわかりづらい砂礫地帯には、かようなケルンも。
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 鉢ヶ岳(2,563m)。登山道が走っていないのが勿体ない。
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 旭岳が随分と近づいてきた。手前の沢は、いつかBCで滑りたい場所。
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 雪倉周辺は滑るのに垂涎の山域ではあるが、アプローチを考えるとこの季節限定のエリアなのかもしれない。
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 再び高度を上げると、鉢ヶ岳はリトル鷲羽に見えなくもない。
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 そして、10:05に稜線へ。ここまで来て振り返ると、実際の起伏に反し、ノッペリとした印象に感じてしまう。
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 予報が芳しくなかったからか、大雪渓が通行止めだからか、稜線に人は少ない。
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 最後の登りが終わり、10:35に小蓮華岳(2,766m)へ。
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 さらに下ると、白馬大池が見えてきた。
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 11:50、白馬大池(2,380m)着。
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 お昼休憩を挟み、12:05に出発。12:45に天狗の庭、展望ナシ。
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 いつ雨が降ってもおかしくない予報であったので、先を急ぐ。
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 そして、13:45に蓮華温泉(1,470m)に帰着、お疲れ様でした。
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 2日間のルートの概要図。
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 そして、鳥瞰図。
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 この2日間の累積登高差は2,900m強、距離にして約33km。思っていたよりも、なかなかに歩き応えのある山行となった。
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 北アルプスにしては人が少なく(花の季節は多い?)、またルートも多彩で、「あー、縦走ってこんなに楽しかったっけ?」と思わせてくれる2日間となった。
 同行させてくださったあっきゃんにも感謝。いつか、また花の季節に歩いてみたい。

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by kanechins | 2016-09-04 21:14 | 「山」の独り言 | Comments(0)

朝日・雪倉縦走 day1

 2016年9月3日(土)
 この週末は、白馬岳北方に位置する朝日岳、雪倉岳の縦走。昔に白馬岳から望んだときはのっぺりとした印象であったのでナメていたが、なかなかに登り応えのある2日間となった。

 前夜に長野を出て、蓮華温泉を目指す。小谷までは慣れた道ではあるが、平岩から先の林道が思ったよりも長い。漆黒の闇に包まれた山深き林道は、一人で走るには正直、心細い。

 夜半に蓮華温泉に到着。花のシーズンが終わったこともあり、駐車場にはまだ余裕があった。駐車可能台数は、70台位と聞く。トイレ、水道あり。魔法瓶に詰めてきた、冷えた白ワインを嗜み、寝袋に入る。

 04:00、起床。あっきゃんと無事に合流。
 荷物をまとめ、05:10に蓮華温泉(標高1,470m)を出発。

 蓮華温泉の本館を過ぎ、林道に入る。キャンプ場を過ぎて、整備が進んだ木道を歩むと、じきに朝靄にうっすらと覆われる湿原「兵馬ノ平」に入る。正面には、朝陽を受けて輝く朝日岳が望める。
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 湿原の末端まで来ると、そこから瀬戸川に向けて下ることになる。登山に来て、いきなり大きく下るルートは珍しい。
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 06:10に瀬戸川橋(1,160m)へ。豪雪地帯だけあってか、なかなか立派。
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 橋を渡るとすぐ、至極立派な、樹齢を重ねた大樹とご対面。
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 07:00に白高地沢橋(1,340m)着。大きな渡った広場で最初の大休止。河原の左奥に、明日登ることになる雪倉岳が遠く望める。遠いなぁ。20分ほど休んで出発。
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 ヒョウタン池を越えると、いよいよ登りも本格的となってくる。右手に望める、五輪山から広がる尾根は湿原となっており、五輪高原と呼ばれている。
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 整備された木道を登ると、人々が集う小さな広場がある(08:50)。右手に水場があるらしい。小さな管からこんこんと流れ出る地下水はよく冷えており、汗ばんだ体にすごく美味しい。(標高1,770m)
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 この辺りから、朝日岳から下ってくるハイカーとすれ違うようになる。五輪山にかかる、平和な雲。登りはまだ、始まったばかり。
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 尾根沿いの木道を黙々と登り、尾根を南にまたぐと視界がぱっと開け、眼前に雪倉岳の雄姿を覗かせた。
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 五輪高原を振り返る。
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 ここからは、尾根の南側斜面をトラバース気味に登っていく。

 10:00に、ベンチが設置される2番目の水場(2,020m)に到着。途中に幾つか沢があり水を汲めないこともないが、ここまで我慢すべし。
 岩清水はキンと冷え、疲れを癒してくれる。アイスコーヒーのポーションを持って来ればよかったなぁ。
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 登山道は、稜線直下のカール状地形を巻くように続いている。
 楽園のような光景に、息を呑む。
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 いよいよ、朝日岳が目前に迫ってきた。
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 五輪山を振り返る。
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 11:10に主稜線分岐(2,220m)。
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 ウメバチソウ。
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 遠く日本海と、朝日・黒部の街並みが望める。
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 左に進めば朝日岳、右に進めば栂海新道を経て親不知、日本海だ。
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 荒涼とした尾根道を登る。振り返ると、随分と歩いてきたことに驚かされる。
 木道を整備してくださった方々には、本当に頭が上がらない。
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 タカネマツムシソウ。
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 12:05、朝日岳山頂(2,418m)。
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 人が少ないせいか、ライチョウも山頂の展望を楽しみにやってきた。
 12:20、出発。朝日小屋に向けて下る。
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 水平道との分岐。テント場まで、もうひと踏ん張り。
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 12:50、朝日小屋着(2,150m)。
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 受付(1人1泊1,000円)を済ませ、テントを張る。
 フラットだし、なかなか素敵なテント場である。
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 発電小屋があり、冷えたビールも販売されているのは嬉しい。
 夕食まで時間があるので、ベーコンと野菜を炒めて乾杯。
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 水はふんだんに使えるうえ、無料。トイレもきれい。
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 夕食は、あっきゃんがご飯を炊いて「ピビンパプ」を作ってくれた、うまい。
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 考えたら、稜線に泊まるのなんていつ振りだろう。
 火器の音、賑やかな声、流れる雲。贅沢な時間だなぁ。オフシーズンでこの静けさだと、花の季節は一体どうなるのであろう。
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 日没。台風の影響は明日にも現れる予報であるが、西には今のところ厚い雲は無さそうだ。
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 本日の行程。歩行沿面距離は12.8km、累積登高は1,528m、下降は768m!?。
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 Google Earthによる鳥瞰図。
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(つづく)

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by kanechins | 2016-09-03 18:39 | 「山」の独り言 | Comments(0)

八ヶ岳南部縦走 day2

 2016年8月14日(日)
 午前3時過ぎには目覚めてしまう。起床は04:30の予定だったので、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、玉村豊男著「種まく人」をヘッドランプの灯りで読み始める。

 04:30、起床。朝食を軽く済ませ、テントを撤収。

 05:30にキレット小屋を出発。標高2,600m付近から岩稜帯に入る。
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 下部はガレガレの部分が多く、落石注意。
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 上部に差し掛かると、岩も硬くなってくる。
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 雨が降ったら、ちょっと嫌な感じの部分もある。
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 お互いに、お気をつけて!
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 なかなかガスは晴れない。
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 その昔、厳冬期に登ってエラい目にあった大天狗。
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 標高2,800m付近まで上がってきたところで、突然に空が明るくなった!
 気圧の谷が抜けたのだ。早く出発しなくて正解!
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 先週に登った仙丈ケ岳や、甲斐駒ケ岳、北岳、鳳凰三山らが頭を雲上に現してきた。
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 昨日歩いてきた権現からの稜線が一気に視界に入ってきた。権現の右肩裏にある丸い山が、編笠。
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 登山道の下方から、感嘆とも溜息ともとれる声が聞こえてきた。下山が、少し早すぎたみたい><。
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 阿弥陀岳に掛かっていた霧も、徐々に薄くなってきた。遠望できる山は、左は乗鞍、右は北アルプス。
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  赤岳山頂方面からも、時折、歓声が聞こえてくる。
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 雲海をバックに。(撮影:あっきゃん)
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 07:00、赤岳(2,899m)山頂着。ずっと晴れているに越したことはないけれど、ずっとガスガスで諦めかけていたころに幕が開くと、感激も一入(ひとしお)。
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 突然に開けた視界。昨日の分も含めて楽しむべく、山頂でゆったり過ごす。
 写真は、この後に登る阿弥陀岳。
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 07:30、中岳に向けて出発。振り返ると、赤岳は再びガスの中に。
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 中岳は、とんがり山。
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 ダイヤモンド赤岳。
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 08:10、中岳山頂を通過。再びコルへ下り、そこからは阿弥陀岳への急な登りが始まる。
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 夏は夏で、冬は冬でいやらしい急斜面が続く。
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 08:40、阿弥陀岳(2,805m)山頂。
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 予定よりも早く到着。後は下るだけなので、赤岳と比べると静かな阿弥陀でゆっくり過ごすことに。お湯を沸かしてコーヒーを頂く、至福の時間。

 1時間強、行き交う登山者を眺めながら、まさに雲上のひと時を過ごすことができた。さぁ、降りねばならぬ。09:50、下山開始。
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 御小屋尾根を下るのは初めて。西峰から急激に高度を下げていく。ザレ場も少なくなく、久しぶりの身体にはちときつい。
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 冬にここを登るとかなりキツイと聞くが、納得。
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 10:40、不動清水。稜線から2、3分あるが、行く価値のある水場。頭がきーんとするほどに、よく冷えている。
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 11:10、御小屋山(2,137m)山頂。
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 そのまま一気に下り、別荘地の辛いアスファルト道を下る。
 11:50、美濃戸口(1,480m)着。コースタイムのおよそ半分で下ってしまった。
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 累積標高差は登り2,000m、下り2,100mと、トレーニングには十分な登下降を行うことができた。少しだが、山の感覚も取り戻せた気がする。
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 車を回収に再び観音平へ行き、再会を誓ってそれぞれの地へ旅立った。
 急な提案に快く応じ、楽しい時間を共有させてくれたあっきゃんに感謝。

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by kanechins | 2016-08-14 21:30 | 「山」の独り言 | Comments(0)

八ヶ岳南部縦走 day1

 2016年8月13日(土)
 八ヶ岳主要ルートの中で唯一歩いていないのが、権現岳~赤岳間の縦走。車が2台ないと不便なので、行けないままでいた。不意に訪れたこの好機、逃す術はなし。

 美濃戸口に車を1台デポし、観音平へ。駐車場は2段になっており、上下合わせれば70台位は停められそう。簡易トイレが3基あるが、水場はないので要注意。
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 05:35、観音平(約1,560m)発。テント泊装備に加え、キレット小屋の水が枯れている恐れもあったので、歩荷トレを含めて水分を4.5リットルを担ぐ。久しぶりのせいか、ぐっと肩にくる。
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 06:55、押手川で小休止。雲海の中にいるので、比較的涼しい。
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 分岐を編笠山方面に進む。
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 徐々に傾斜が増してくる。ヤマハハコ(山母子、キク科の多年草)。雌雄異株で、花言葉はなるほど「母子愛」。
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 「冷たいビール」。。。
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 ウメバチソウ(梅鉢草、ユキノシタ科)。
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 08:05、編笠山(2,524m)頂着。残念ながら、ガッスガス。
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 慌てる旅でもなし、行動食を頂きながらガスが晴れるのを待つ。が、どうにも晴気配がないので、08:40に出発。小径を進むとゴロゴロと岩が重なる道へ。じきに青年小屋が見えてきた。
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 08:50、飯田時代に何度か訪れた、懐かしの青年小屋。
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 お盆で山も賑わう季節。安全登山を祈念。
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 09:00、出発。シラカバ林に囲まれた小径が心地よい。
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 ヤマハハコが群生している。
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 タカネナデシコ(高嶺撫子、ナデシコ科)。
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 ノロシバを越えると、ガレガレの岩稜帯が始まる。
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 可憐なるイブキジャコウソウ(伊吹麝香草、シソ科)。
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 お盆だけあって、賑わっている。
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 シコタンハコベ(色丹繁縷、ナデシコ科)。
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 10:00、権現小屋着。ガスに覆われ、暑くなかったのは幸い。
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 小屋番さんは、10年ほど前にI夫妻の結婚披露宴in青年小屋のときにお会いした方!お元気そうで何よりでした。http://kanechin.exblog.jp/5890286/
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 小屋の周辺に、キオン(黄苑、キク科)が彩りを添えていた。
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 10:35、出発。築、40年になるらしい権現小屋を後にする。
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 10:40、権現岳(2,715m)分岐。
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 ここから先は、未知のルート。このわくわく感、いいね。
 最初に、長い梯子が掛かる大下り。濡れていると滑るので要注意。
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 可憐な、ミヤマウイキョウ(深山茴香、セリ科)。
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 下る、下る。
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 道標を兼ねた遭難碑。静かに手を合わせる。
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 ツルネに向かい、再び登りはじめる。
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 ガスはガスで、趣があってよい。
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 ケルン。
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 11:25、ツルネ。ここから、キレット鞍部へ向けて下る。
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 11:45、キレット小屋(2,440m)着。
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 テントは10張程度しか張れないと聞いており、お盆も重なったで心配していたが、杞憂。見晴らしがよい場所にテントを設営(1人1泊550円)。
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 水場は、やはり最近の干ばつで干上がっていた。
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 天水をお分け頂けた(テントを含め宿泊者は無料で頂けた、要煮沸)。
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 時折、赤岳が姿を見せてくれる。湿度120%で、すっきり晴れる気配はない。
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 キレット小屋。比較的に新しくキレイな印象。
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 テント場のすぐ近くに、コマクサ(駒草、ケシ科)の群生が。
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 セリバシオガマ(芹葉塩竈、ハマウツボ科)。
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 時間も早いので、野菜のぺミカンとポークビッツでコンソメスープを。
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 そうこうしていると、テントが徐々に増えていった。結局、夕方にはテント場は一杯に。
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 早目の夕食は、焼きビーフンに。
 野菜ぺミカンとベーコンでささっと炒めれば完成。
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 久しぶりに荷を担いだ山。暗くなる前に眠気を催し、静かに寝袋にくるまった。(つづく)

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by kanechins | 2016-08-13 23:03 | 「山」の独り言 | Comments(0)

南アルプス・仙丈ケ岳。

 2016年8月6日(土)
 午前2時過ぎに仙流荘の駐車場に到着。2時間仮眠し、午前4時過ぎに起床。既にバス停前には人の列ができ始めており、末端に加わる。
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 前はチケット売りが来た気がするが、今は自動券売機でチケット(片道1,340円、手荷物代込)を購入。天飾氏、はねとんと無事に合流。2台目のマイクロバスに乗車し、5:25に出発。

 午前6時前に北沢峠(2,032m)に到着。
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 気温は13℃程度、快適。
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 荷物をまとめて、6:10に出発。心地よい風が流れる樹林帯の中を、一歩一歩ゆっくり足を上げていく。
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 はい。
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 セリバシオガマ(芹葉塩竈、ハマウツボ科)。
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 ゴゼンタチバナ(御前橘、ミズキ科)。御前は白山の最高峰「御前峰」に由来するらしい。
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 高度が上がるに連れて、甲斐駒ケ岳と摩利支天が頭を覗かせてくる。
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 今日も気温はかなり上がる予報であったが、心地よい風が汗を拭ってくれて暑さをあまり感じない。
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 小仙丈ケ岳への登り。滑るのにはもってこいの斜度。
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 樹林帯を抜けると、展望が一気に開ける。
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 実は未踏の鳳凰三山。
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 8:20、小仙丈ケ岳(2,864m)に到着。
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 眼前に広がる、小仙丈沢カール。
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 トウヤクリンドウ(当薬竜胆、リンドウ科)。
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 人気のチングルマ(実:稚児車、バラ科)。
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 長野県自然保護レンジャーも務めている天飾氏に、花ガイドを頂く。
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 大好きな花のひとつ、イワツメクサ(岩爪草、ナデシコ科ハコベ属)。
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 ハクサンフウロ(白山風露、フウロソウ科)。
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 ケルン。
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 大学生のパーティー。いいね!
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 小仙丈ケ岳から続く稜線を振り返る。
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 タカネツメクサ(高嶺爪草、ナデシコ科)。
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 10:15、仙丈ケ岳(3,033m)に到着。
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 思ったよりも天候は安定しているので、のんびり過ごすことに。

 ミヤママンネングサ(深山万年草、ベンケイソウ科)。葉が多肉植物っぽくてかわいい。花言葉は「私を想ってください」。
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 タカネヒゴダイ(高嶺平江帯、キク科)。
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 馬の背にかかる、綿あめのような雲。
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 甲斐駒ケ岳、遠望。天飾氏の望遠レンズは、ぴたっとぶれが止まって気持ちいい。
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 名残惜しいが、11:15に山頂を出発。大仙丈ケ岳へと続く稜線。
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 藪沢カールと、仙丈小屋。
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 雲上の小屋で、のんびり過ごせる日は来るのか。
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 太陽光パネルに風力発電。自然に優しい山小屋。
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 11:35、仙丈小屋。なぜだか、嬉しくなる光景。
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 山頂を振り返る。水はほとんど枯れているそう。
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 小仙丈ケ岳を見上げる。この斜面を滑り降りる予定?
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 さようなら、南アルプスの女王様。
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 12:25、馬の背ヒュッテ。
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 藪沢を下ることに。滑りの場合は、藪沢に滑り込むよりも、夏道に沿って稜線へ戻るのが賢そう。
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 意外にザレていて、下るのには悪い部分がある。まさかの、仕事関係のパーティと遭遇!こんなこともあるのだなぁ~。
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 涼を与えてくれる滝。
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 音だけが聞こえる大滝から、登山道は東に延びる。

 タケシマラン(竹縞蘭、ユリ科)。
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 苔むした美しい道を歩む。
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 ハナガサタケ。
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 家族。
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14:35、大平山荘。山荘の前にはお花畑。
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 近道を通り、北沢峠を目指す。
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 14:50、北沢峠に帰着。ここのスープカレーは美味らしい。
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 実行動時間は、およそ8時間。花を調べたり、滑走ルートを探索したり、写真を撮ったりと、実にのんびりと時間を過ごすことができた。突然であったのに、お仲間に混ぜてくださったお二人には感謝!

 帰りは、伊那まつりで賑わう街中にある「竜門」で、名物ローメンを。
 日和って、豚肉に。はねとんにマトンを分けてもらったが、ここのなら行けそう!
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 汁or焼き、マトンor豚肉を選べるので、初心者(?)には良いお店。

 今回のルート(一部、GPSデータ損失)。
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 鳥瞰図(Google Earth)。
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by kanechins | 2016-08-06 22:16 | 「山」の独り言 | Comments(0)

角田山(新潟県新潟市、標高481.7m)。

 2016年5月5日(祝)
 角田山(かくだやま)は、東京都の面積に匹敵する「越後平野」の日本海側に位置し、弥彦山から連なる弥彦山塊の中で最も北に位置する。東西南北に8つ(?)の登山道を有し、新・花の百名山にも選ばれている。

 登りは地図北側の「桜尾根」へ、下りは「灯台」コースへ行くことに。
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 灯台麓の、公衆トイレがある広場に駐車。
 8:30頃にあっきゃんのお友達Mさんと無事に合流し、国道402号を横切る。
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 私有地のようで、駐車は厳禁。登山道保護について、看板もある。8:50に出発。
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 「山を登る」という行為から遠ざかっていたので、花を眺めながらのペースに救われる。
 登山道を彩る花を見つけると、あっきゃんと天飾さんは「これはニリンソウ」など、楽しそうに登っている。

 自分、花の名前はほとんど興味がなかったが、良い機会なので天飾氏の日記を参考に記録したい。
 ニリンソウ(二輪草、Anemone flaccida)、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)。
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 ツクバネウツギ(衝羽根空木、Abelia spathulata、スイカズラ科の落葉低木)。
 衝羽根とは羽根突きのアレで、果実がプロペラ状の萼片をつけるらしい。
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 ヤマツツジ(山躑躅、Rhododendron kaempferi、ツツジ科の半落葉低木)のつぼみ。
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 サワハコベ(沢繁縷、Stellaria diversiflora、ナデシコ科の多年草、ツルハコベとも)。
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 恐らくは、キクバオウレン(菊葉黄連、Coptis japonica 、キンポウゲ科)の実。
 葉の形状からミツバオウレン、セリバオウレンを同定するらしいが、葉の写真がない、汗。
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 そうこうしていると木道が現れる。訪れる人も多いらしく、よく整備されている。
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 幾つものルート取りを行えるのも魅力。
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 10:15、避難小屋がある山頂に到着。残念ながら、展望はない。
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 稲島ルートに沿い、東側の尾根を下ること10分弱で、標高445.3m地点へ。
 観音堂がある、見晴らしの良い広場である。
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 広大な越後平野を見渡すことができる。180°の展望が広がり、思わず感嘆。
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 風が強く、平野部では砂塵が吹き荒れている。
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 11:10に再び山頂へ。登った道を下り、途中から分岐を左に「灯台」コースへ。
 なかなかに傾斜が強い。
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 途中から、日本海を望みながらの下降となる。
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 下ってきた道を振り返る。
 隆起によりできた山なので、岩っぽい雰囲気が残っている。
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 アマドコロ(甘野老、Polygonatum odoratum、キジカクシ科の多年草)。
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 浸食により形成されたトンネル。日本っぽくない風景。
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 じきに、灯台が近づいてきた。
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 灯台から左に下り、波打つ岸壁へ。高波の時は要注意。
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 岸壁に穿たれたトンネルを潜り抜けると、駐車場へ。12:30に下山。
 なかなかの登り応えに、変化ある登山道。多岐に渡る花々に、越後平野の大展望。実に楽しい里山であった。

 下山後、寺泊の近くにある、Mさんのオススメである丸金丸へ。
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 海鮮刺身丼ランチ(850円)に舌鼓。
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 角田山を提案してくれたあっきゃん、ガイド下さったMさん、花ガイドの天飾さんのおかげで、不意に里山を楽しむことができた。今年の東北ツアーも、本当に充実。みなさんに感謝です。
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by kanechins | 2016-05-05 18:49 | 「山」の独り言 | Comments(0)

蝶ヶ岳~常念岳縦走 day2

 2015年8月9日(日)
 午前03:00、起床。このところの疲れが溜まっていたのか、珍しく1度も目覚めることなく朝を迎えた。

 外は、満点の星空。標高により空気の層が薄くなるうえ、気温もぐっと下がって空気は澄み渡り、「天の川」も川のように望める。星を眺めながら、バーナーの音を聞く。この時間、結構好きである。

 お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、インスタント麺で軽く朝食。そうこうしていると、周囲のテントからも音が聞こえるようになった。
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 テントを撤収し、蝶ヶ岳ヒュッテへ。
 S氏へ挨拶しようと思っていたが、小屋は朝食の準備で嵐の様相。失礼して、小屋を通り過ぎる。
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 04:20に蝶ヶ岳ヒュッテ出発。ヘッドライトに照らし出される縦走路を北に。ずっと先に、ヘッドライトが3つ、動くのが見える。

 04:50、蝶槍。比較的に平坦であった縦走路は、ここから起伏が激しくなる。先行の3人を追い抜き、200m下の鞍部を目指して下り始める。

 じきに、東の空から太陽が昇り始めた(05:00)。習慣で、手を合わせて安全を祈る。
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 西に視線を送ると、朝陽に燃える穂高連峰が。
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 槍ヶ岳。穂先からは、きっと歓声が上がっていることであろう。
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 2592から稜線を振り返る。右側にちょこんと頭が出ているのが、蝶槍。左が大滝山。
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 縦走路を進むにつれ、槍・穂高の風景が刻々と変化するので、飽きが来ない。
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 06:20に最低鞍部(2460付近)。さぁ、ここからおよそ400mの楽しい登り返しだ。ここで初めて、縦走者とすれ違う。
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 屏風岩を眺めるのにも絶好の場所。全体の概要や上部の様子がわかってよい。
 今日、sonoらは雲稜を登るそう。聞こえぬであろう声援を送る。1ルンゼの崩壊は、規模が大きい。こうやって見ると、T4尾根の取り付きって、結構ヤバい感じ。
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 穂高と大キレット。
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 左が前穂高岳、右が先月に雨の中歩いた奥穂高岳。
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 常念へ続く道は、思ったよりも急で登り応えがある。
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 縦走路を振り返る。思えば遠くへ来たもんだ。
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 そして、07:20に常念ヶ岳山頂(2,857m)に到着。思ったよりも空いている。
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 北側には、大天井へ続く縦走路が延びる。時間が欲しい。
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 予定よりもかなり早いので、展望の良いテラスを確保し、ゆっくり朝食。
 昨日、満腹で頂けなかった砂肝のムネ肉の燻製を頬張る、美味哉。

 名残惜しいが、08:10に下山開始。
 登りはいくらあっても良いが、下りは勘弁。ここを降りるのかと思ったら、現実へ戻る気持ちも重なり、気分が凹む。ええい、いってまえ。
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 下山を始めてすぐ、登山道にライチョウ一家が。親鳥を真似て、子供も砂浴び。かわいらしい。
 保護色なので、登山客に踏まれないか、ちょっと心配。
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 「常念と前常念は見た目よりもはるかに遠い」とは聞いてはいたが、納得。
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 主稜線の向こうに、穂高が沈んでいく。
 「穂高よさらば、また来る日まで」という唄が懐かしい。
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 前常念から先は、かなりの急斜面に。
 荷物もあるので、気を引き締める。
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 下り始めてすぐに、岩小屋(08:50)。ここで小休止。陽射しが痛い。
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 巨岩が折り重なる。ザレ場も少なくなく、油断は禁物。ガスったら、わかりにくそうだ。
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 ここの登りは、なかなかだなぁ。
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 急な尾根を降りてから樹林帯に入るまでが、少々わかりづらい。
 調子よく下っていくと谷に入り込んでしまうので、異変を感じたら戻り、左の尾根を目指すと良い。

 樹林帯に入ると直射は遮られるので、涼しさを感じる。しばらく平坦な道を下り、尾根が左へ曲がったあと、再び急な道になる。九十九(つづら)折れになるので、それほど傾斜は感じられない。
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 途中、トレイルランナーが迫ってくるのを感じ、思わずそのままペースアップして下ってしまった。

 10:50に三股登山口に帰着。常念からの1,500mの下りは、久しぶりの足腰には堪えた。
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 はるか彼方に稜線が見える。あそこから降りてきたのかぁ、人間の足って意外にやるなぁ。
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 小休止し、のんびり林道を下って、11:20に無事に駐車場に帰着。お疲れ様でした。

 「いつでも行ける」と思いながら、なかなか行けなかった蝶、常念。素晴らしく良かった。
 歩き応えもあり、また好天にも恵まれ、なかなか充実した山行となった。

※ タイムは少し早めのようです。健脚向きのルートらしく、行かれる方はガイドブックなどのコースタイムを参考にご計画ください。

 やっぱり、山はいいなぁ。b0050067_11501157.jpg
 (写真は、最低鞍部から穂高連峰を振り返ったところ)
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by kanechins | 2015-08-09 18:38 | 「山」の独り言 | Comments(0)


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