カテゴリ:「山」の独り言( 159 )

裏妙義、縦走。

 2017年11月19日(日)
 今日はちょっと遠くへ遠征し、裏妙義。集合時間よりも1時間早く着いたので、御岳登山口をチェック。既に駐車場(10数台駐車可、トイレ有)は満杯、これはヤバくね?

 横川駅から御岳方面を見上げる。
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 西尾集落から妙義湖を越え、今は休館となっている国民宿舎へ。40台以上は停められそうな駐車場が、ほぼ満杯。裏妙義人気、すごい!トイレ、水場有。
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 はねとん、たまさん、すぎさんらと8:40頃に無事に合流し、出発。国民宿舎脇に登山届BOX有り。林道を進むこと数分で登山口。ここを右折。
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 標高500m位は紅葉がよい感じ。
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 落ち葉を「かさかさ」と踏み鳴らしながら、ゆっくり高度を上げていく。
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 途中、右手に素晴らしい壁が。カンテ沿いに登るクライマーも見える。裏妙義にルートがあるとは知らなかった!
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 最初の関門。地図には「ここを登れなかったら引き返したほうが良い」と書かれているが、のちに納得。
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 地図では尾根伝いに道が拓かれていたようであるが、谷沿いのマーキングに従い登っていく。
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 傾斜は徐々に増し、岩の上に砂が載っていて滑りやすい。
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 ここを越えれば稜線。
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 一旦、北側に下って「丁須の頭」(ちょうすのかしら)を巻く。じきに、丁の字状態の奇岩基部に到着。ちょうど、先行パーティーが懸垂下降していた。
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 関東平野の眺望が素晴らしい!
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 北に目を送ると、雪化粧が下がってきている浅間山が。
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 すぎさんの補助ロープをお借りし、みんなで「丁須の頭」に登ってみる。なかなかの傾斜であるが、ホールドとスタンスは豊富。上は風が強く、すぐに懸垂下降。これから進む稜線がくっきり望める。
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 稜線を進み、「丁須の頭」を振り返る。こうやってみると、なかなかの迫力。
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 程なくして、チムニーを下る。頑丈なチェーンが設置されており、両壁をうまく使いながら慎重に下る。
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 チムニーを振り返る。なかなかのスケール。
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 縦走路を進むと、こんなスラブ下りもあるが、チェーンが整備されている。 
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 赤岩を南側から巻く。足場は落石か何かで崩落したのか、足場は崩落。ただ、岩にしっかりステップが切ってあり、慎重に進めば見た目ほど怖くはない。
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 侮れないスラブ。
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 烏帽子岩基部の風を凌げる場所で、ランチ。
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 赤岩を振り返る。これは左から巻いてきた。
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 左から烏帽子岩、赤岩、そして「丁須の頭」。
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 稜線を下り始め、程なくして三方境。
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 谷急(やきゅう)山に向かって進み、P1でワタシとはねとんは引き返し、たまさん、すぎさんはP2から女坂を下ることに。

 三方境からの道(巡視道)はよく踏まれており、快適。
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 夕日に照らされる紅葉に、心が浮く。
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 谷地形と紅葉って、なんか合うなぁ。
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 トラバース気味に下っていくと、じきに林道へ。登ってきた「丁須の頭」方面を振り返る。
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 ルートの概要。
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 行動時間は6時間40分(休憩含む)、沿面距離は11.6km、累積登高は1,300m(GPS数値)。
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 「緊張」と「癒し」が絶妙に混ざり合う、素晴らしいルートであった。提案者のはねとん、一緒に歩いてくださったたまさん、すぎさんに感謝!

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by kanechins | 2017-11-19 23:19 | 「山」の独り言 | Comments(0)

餓鬼岳~燕岳縦走 day2

 2017年8月27日(日)
 午前3:40、起床。外に出ると雲海は消え去っており、安曇野方面の夜景がきらきら輝いていた。お湯を沸かしてコーヒーを飲み、ゆったり朝食を摂る。
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 うっすらと空が白み始めた頃からテントを撤収。
 全天に光が届いた4:50、ヘッドランプを点けて出発。
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 またいつか、来ることができるといいな。
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 縦走路をゆっくり歩を進め、剣ズリに差し掛かったところで朝日が昇り始めた(5:15頃)。
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 見た目どおり、剣ズリは岩場が幾つも出てくる。ルートはよく整備されており、慎重に進む。
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 そうこうしていると、お日様の光が裏銀座を照らし始めた。
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 細やかなアップダウンが続く。どこが剣ズリの頭かわからない。
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 飛騨側を巻くように樹林帯の中を下る。ここはそんなに急ではなく、難なく剣ズリを下りきる。コルまでの部分で、崩落地帯あり。歩いている最中も、ぱらぱらと小さな落石が続く。上部に注意しながら、一人ずつ渡りたい。
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 2,430m付近から、剣ズリを振り返る。
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 左上の緑色の三角山が、東沢岳。そこから右側の尾根を下り、右上の稜線まで登る。
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 7:00に東沢岳(2,497m)。軽く食事を摂りながら、15分休憩。
 ここから西側のトレイルに入り下る。

 7:35、東沢乗越(2,253m)。奥秩父を想わせる、良い雰囲気。
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 休まずに、そのまま燕岳の稜線を目指して登り始める。
 道は頃合いの傾斜で、ゆっくり高度を稼いでいく。途中、谷からの風に揺れるチングルマが応援してくれた。
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 振り返ると、東沢岳と同じ位の高さまで登り返していた。剣ズリの崩落地もよく望める。
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 恐らくここが、地図にある「雪渓が遅くまで残る所」。
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 その証拠に、9月なのにチングルマの花がまだ残っていた。
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 ざれた道を登ることしばしで、8:35に燕岳稜線(2,710m)の稜線へ。
 眼前に広がる裏銀座の峰々に、槍ヶ岳。
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 燕岳の稜線なのに、だーれも居ない贅沢な空間。
 20分ほど、貸し切り展望テラスで早めの朝食を。
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 北燕岳に続く、静かな稜線を歩く。
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 アルペンチックな風景に見とれてしまう。
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 空中散歩。
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 北燕岳は、信州側に大きく巻く。途中、ザレが流れた場所があり、慎重に歩を進めたい。写真は、餓鬼岳方面を振り返ったところ。
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 さらに進むと、多くの登山者で賑わう燕岳が近づいてきた。静かな時間も、あとわずか。
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 9:30に燕岳(2,763m)山頂。
 ここで15分ほど、歩いてきた道や裏銀座をゆっくり眺める。
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 大天井岳も近づいてきた。
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 10:05、燕山荘(2,704m)着。
 燕岳を正面に、右手に今日歩いてきた餓鬼岳が望める。
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 ヨーロッパ的な風景!?
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 後は下るだけと思うと、なんだか名残惜しい。
 25分ほど、小屋の前でゆったりと過ごし、10:30に下山開始。 
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 10:55、合戦小屋(2,380m)を通過。途中、本当に多くの人とすれ違ってびっくり!燕岳は本当に久しぶりだけど、道もすっかり良くなった気がする。
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 12:00、中房温泉(1,460m)に到着。
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 ここから5分ほどで、車をデポした第一駐車場(1,390m)に到着。
 本当にお疲れ様でした!北アルプスとは思えない、静かな稜線歩きは、本当に優雅な時間。またいつか、忘れた頃に静かに歩いてみたいと思える好ルートであった。

(参考タイム)
4:50、餓鬼岳キャンプ場発
7:00 東沢岳(2,497m)7:15発 (2:10 CT2:30)
7:35 東沢乗越(2,253m)(0:20 CT0:40)
8:35 燕岳稜線(2,710m)8:55発(1:00 CT2:10)
9:30 燕岳(2,763m)9:45発(0:35 CT0:50)
10:05 燕山荘(2,704m)10:30発(0:20 CT0:25)
10:55 合戦小屋(2,380m)(0:25 CT0:50)
12:00 中房温泉(1,460m)(1:05 CT2:00)
12:15 第一駐車場着(1,390m)
実行動時間(休憩除く)5:55(CT9:25)CT率0.63
累積登高 834m 下降2,034m
撮影:コンパクトデジカメ「オリンパス TG-860Tough」

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by kanechins | 2017-08-27 21:01 | 「山」の独り言 | Comments(0)

餓鬼岳~燕岳縦走 day1

 2017年8月26日(土)
 予報では「朝方にかけて降雨」とあったので出発を後(おく)らせる。
 白沢登山口の駐車スペースは、登山口、途中の路肩、広場に計20台近く停められる。水場は無し、簡易トイレ・登山届の提出箱あり。

 7:30 白沢登山口(標高993m)発。
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 なだらかな扇状地を歩いていくと、時期に白沢にでる。名前のとおり、花崗岩の白い礫が美しい沢。すぐに小橋を渡って右岸(川上から見て右)へ渡る。
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 じきに、傾斜がきつい斜面を登り、急峻さを増す白沢を眼下に進む。
 「紅葉の滝」辺りは、紅葉の時期にはかなり良さそうである。
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 途中、比較的最近に発生したと思われる土砂崩れの跡が。
 降雨中や降雨後には、あまり通りたくない地形である。
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 再び左岸へ。
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 沢登り気分も楽しめる道。
 逆に言えば、増水時はかなりリスクが増しそうな道でもある。この滝を登ると、道は再び右岸へ。
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 8:35 魚止ノ滝(1,310m)。
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 魚止ノ滝を高巻き、急峻な道を下る。ハシゴが設置されているが、針金でぶら下っている状況なので要注意。
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 右岸に渡り、これで白沢とはお別れ。
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 9:00、標高1,500m位にある「最終水場」着。ベンチもあり、休憩にはもってこい。
 すべての水筒を満タンに。小屋は天水のみで、好天が続くと「テント泊の人は水を買えないことがある」という噂を聞いていたので、水分だけで(お酒含む)5リットル担ぐ。(結果的に、小屋で水を200円/1リットルで購入可であった。噂の真偽を確認すればよかった)
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 15分休憩し、行動再開。
 高度を増すに従い、「鍬の峰」や「大町の街並み」が眼下に望めるように。
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 10:50、展望が利かない大凪山(2,079m)着。
 この先は急登らしいので、15分ほどしっかり休憩。
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 一旦、コルに下るところから、餓鬼岳が望めた。
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 しばらくなだらかな尾根を進むと、いよいよ最後の急登となる「百曲がり」。細かく道は折られていたので、傾斜の割りに登りやすくて良い。

 百曲がりを登り終え、尾根に上がった2,540m付近に嬉しい看板が。
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 餓鬼岳南面を巻くように道が進み、尾根をまたぐと餓鬼岳小屋、12:50着。 
 なんとも歴史を感じさせる佇まい。調べると、なんと建造は大正末期らしい。
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 しっかし、なかなかの眺め!明日の目的地である燕岳の稜線、その奥には槍穂の峰々が望める。
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 ここのテント場は狭いと聞いていたので、まずはテント設営に向かう。
 まだ誰も居ない、一番乗り。実際、6、7張位しか設営できない。

 再び小屋へ戻り、受付。テントは1人1泊700円。水は1リットル200円(天水だが塩素消毒済み)。トイレは大2つ、小1つ。大は土足禁止でキレイ。

 餓鬼さんが、花束を。
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 なぜ餓鬼岳?調べてみると2説あるらしく、裏銀座から見ると目の下に見えて子供のようだから。もう一つは峻険で岩場や崖続きの山であることから、崖(がけ)岳が転訛したという説があるらしい(引用:信州山岳ガイドHP)。

 明朝は3℃まで冷えるらしい。いよいよ、山の上は秋か。
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 写真左が餓鬼岳、中央の窪みに餓鬼岳小屋、右は展望テラス。
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 餓鬼岳(2,647m)山頂までは5分程度。
 山頂は、とても北アルプスにいるとは思えない静けさ。 
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 手前のコブは、とても気になる唐沢岳。見た目よりも遠いらしい。
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 その奥には裏銀座、立山、剣の峰々が。コブの左上が五色が原、右が獅子岳、鬼岳、竜王岳。さらに雄山に剣岳。手前さらに右は針ノ木、蓮華岳、爺が岳。

 眺めていて全く飽きない。
 お湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、オレンジを頬張ったり、サラミを齧りながらワインを頂いたりと贅沢な時間を過ごす。

 あっという間に3時間くらい経ってしまった。
 一旦、テントへ戻って夕食。稜線にテントが見えるが、テント場が一杯になったときは許可されるとのこと。
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 狭いテント場は満員御礼。お湯を沸かして夕食。
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 防寒着を持って、再び山頂へ。
 明日、歩く道。右側の剣ズリから左のコルへ下り、登り返して中央上の尖がりへ。そこから右下の見えないコルに下り、槍ヶ岳手前の尾根へ上がる。
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 稜線での日没は、およそ18:20。
 明日の安全と好天を願って、思わず手を合わせてしまう。
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 槍ヶ岳へ延びる雲がうっすらと燃えていた。
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 夕闇が迫る後立山連峰。
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 明日は天気が良さそうだ。(つづく)

(参考タイム)
7:30 白沢登山口発
9:00 最終水場 9:15(1:30 CT2:20)
10:50 大凪山 11:05(1:35 CT2:00)
12:50 餓鬼岳小屋着(1:45 CT2:30)
行動時間(休憩除く)4:50(CT 6:50)CT率0.7
累積登高 1,755m、累積下降 148m

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by kanechins | 2017-08-26 22:09 | 「山」の独り言 | Comments(0)

槍ヶ岳~穂高縦走(テント泊2日間) day2

 2017年8月20日(日)
 午前03:45、起床。高気圧が本州に乗ってきたのか、昨日までの天気がうそのようだ。雨が降っていれば天狗原経由で下山しようと思っていたので、ほっとした。
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 さっと朝食を摂り、テントを撤収して、04:50出発。
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 まずは、大キレットの底を目指していきなり200m程度の下降から始まる。一見、とても険しそうであるが、至る所にマークが施されており、迷わずに慎重に下れれば難しくはない。マークを見失ったら、迷わずに引き返すこと。
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 およそ下り切ったところから、南岳方面を振り返る。
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 5:15頃に大キレット(最低コル)。ちょうど、朝日が昇り始めた頃だ。左上が北穂高岳、中間右上が長谷川ピーク。
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 ふと横に目をやると、裏銀座の峰々が。
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 05:45、長谷川ピーク。飛騨側(右側)に切れ落ちている部分が多く、昨日の雨と夜露が乾ききっていないこともあり、思っていたよりも緊張を強いられた。
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 長谷川ピークを越えれば、A沢のコル。歩いてきた道を振り返る。
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 大キレットの北穂高側。
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 一見、どこを登るのかわからないが、弱点に沿ってしっかりマークが施されているのが心強い。
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 振り返ると、ちょうど長谷川ピークを後続パーティが進んでいるところであった。
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 歩いてきた、大キレットを振り返る。
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 所々、ガレているところがあり、下に人がいることを考えれば慎重に慎重を重ねた登りが求められる場所が少なくない。
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 高度を稼ぐに従い、長谷川ピークが目よりも下の位置に。
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 ここが飛騨泣き。北穂側から下ってくると、一番の難所となると思われる。写真では判り辛いが、左中央のハング部分から下がすっぱり切れてコルになっているのだ。
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 飛騨泣き付近から振り返ると、長谷川ピークが随分と下になった。
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 06:40、北穂高小屋着。ここまで来ると、長谷川ピークがどれだかわからないくらいになる。昨日登った槍ヶ岳が燦然と輝いている。
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 パンを頬張り、06:45に出発。
 06:50に北穂高岳(3,106m)に到着。南側に目を送ると、これから歩く涸沢岳(写真中央)と奥穂高岳(写真左)が望める。なんか、遠く感じる。
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 それは気のせいではなく、まず、北穂高岳を稜線に沿って降りなければならないが、結構シビアな場所があり、思っていたよりも時間がかかってしまう。
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 7月に登った前穂高岳・北尾根が見えてきた。何回見ても、かっこいいなぁ。
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 ハシゴ場、鎖場が思っていたよりも多く、アップダウンが続く稜線に体力を奪われていく。
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 08:10、涸沢岳(3,110m)着。穂高岳山荘、奥穂高岳が眼前に。
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 08:20穂高岳山荘着。
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 ここでしっかりと休憩。08:35に出発。
 涸沢岳を振り返る。南側と北側では、顔つきが全く異なる。
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 ハシゴ場を越え、山頂から続く尾根に取り付く。
 ガスの中に、ちょろっと槍ヶ岳が望める。遠くまで来たものだ。
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 09:00、奥穂高岳(3,190m)。5分ほど休んで出発。
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 さぁ、いよいよ長い下りが始まる。吊尾根の先に前穂高岳が聳える。
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 10:00、紀美子平。ここでも5分ほど休憩。ホントは前穂高岳も登ろうと考えていたが、テント泊装備をもって飛ばしてきたので疲れが蓄積しており、これからの下りを考えて大人しく重太郎新道を下る。

 今年、下部のハシゴ場付近で事故が相次いでいるらしい。足に疲れが出る頃なので、下部も気を緩めてはいけない。
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 11:15、岳沢ヒュッテ着。残ったパンを頬張りつつ、10分ほど休憩。
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 岳沢からの道は非常によく整備されていて歩きやすく、快調に飛ばしていくことができた。

 上高地登山口。
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 天気が良いためか、河童橋周辺はまるで新宿のような人混みでびっくり。
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そして、12:35に上高地バスターミナルに帰着。
運よく、到着していたバスに乗ることができたが、恐らく異臭を放っていると思われ、バスの中ではおっきな荷物を抱きながら落ち着かなかったなぁ。
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 駐車場の隅っこで、びっちゃびちゃに濡れたテントを干し、充実した週末は幕を閉じた。

【参考タイム】
03:45 起床
04:50 南岳キャンプ場を出発
05:45 長谷川ピーク(0:55 CT1:00)
06:40 北穂高小屋 06:45発
06:50 北穂高岳(3,106m)(1:00 CT2:00)
08:10 涸沢岳(3,110m)
08:20 穂高岳山荘(1:30 CT2:15)08:35 発
09:00 奥穂高岳(3,190m)(0:25 CT0:50)09:05 発
10:00 紀美子平(0:55 CT1:20) 10:05 発
11:15 岳沢ヒュッテ(1:10 CT2:30)11:25 発
12:35 上高地(1:10 CT2:00) 

2日目の行動時間(休憩除く)7時間5分(CT11時間55分)
累積登高差 766m、下降差2,294m

2日間の行動時間(休憩除く)15時間20分(CT24時間55分)
行動時間/CT率 約61%(やっぱ、一人だと速い)
累積登高差 2,725m

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by kanechins | 2017-08-20 23:40 | 「山」の独り言 | Comments(0)

槍ヶ岳~穂高縦走(テント泊2日間) day1

 2017年8月19日(土)
 2週間前にパキった指が、いまだ良くならず。だもんで、久しぶりにテントを担いでソロで北アルプスへ行くことに。
 今の自分がどれだけ歩けるのか不安ではあったが、ご無沙汰の槍ヶ岳~大キレット~穂高の縦走を企て、計画書を提出。総歩行距離34km、累積登高差はなんと2,700m。さて、どれだけ歩けるものか。
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 03:50、沢渡駐車場着。8月の週末なのに、だーれも居ないバスターミナル。
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 チケットセンターが開いたのが、04:30。それでも、列には20人も並んでいなかった。定刻の04:40にバス乗車(臨時便なので時刻表を参照されたい)。

 予報は土曜日は晴れ時々曇り、日曜日は曇り時々晴れ。であったのに、上高地バスターミナルはぱらぱらと小雨が舞う。05:15に上高地発。
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 河童橋から見上げる穂高連峰。
 なんか、思っていたよりも天気が悪い。
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 05:50に明神館を通過。06:30に徳沢園を通過。
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 07:15に横尾に到着し、最初の休憩。
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 ぱらつく雨で身体が濡れたので、10分ほど休憩して07:25発。河原添いの道は、全くと言ってよいほど人に会わない、静かな歩きとなった。
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 08:25、槍沢ロッジに到着。まさか、こんなに雨に当たるとは思わず、ザックもびちゃびちゃに濡れてきた。いよいよ登りが始まり、心拍数も上がってきたので10分休憩。

 08:35に出発。08:55にババ平にある槍沢キャンプ場に到着。
 トイレ、無料の水場完備の、素敵なテント場である。
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 5分ほど休憩し、09:00に出発。延々と続くかと思える槍沢の左岸を、ゆっくり上がる。沢の一番奥で左に屈曲する部分が「大曲」。
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 9:20、大曲。水俣乗越を越えて北鎌尾根を辿ったのは、もう随分と前のこと。日記を探してみたら、ちょうど10年前!てことは、このブログはもう10年以上続いているのだなぁ。(1泊で北鎌の記録はコチラ
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 やがて、槍沢にかかる雪渓が見えてきた。左岸(向かって右側)に人が歩いているのがわかる。
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 独りだとつい飛ばしがちになってしまうが、慌てずに高度を稼いでいく。
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 10:00に天狗原分岐を通過。
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 右手に見えるモレーン(氷河に削り取られた岩石等が土手のように堆積した地形)の上に殺生ヒュッテが鎮座する。
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 振り返ると、左手に西岳(2,758m)が、中央には平らな赤沢山(2,670m)が望める。
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 ヒュッテ大槍への分岐もスルー。
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 11:10に殺生ヒュッテ通過。
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 霧のヴェイルに覆われた、巨大な三角錐が近づいてきてどきどき。
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 横に目を送ると、東鎌尾根を辿る登山者とヒュッテ大槍が望める。
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 さらに高度を上げて稜線が近づいてきた。
 すると、な、なんと、突然に青空が!?
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 11:40、槍ヶ岳山荘に到着。殺生ヒュッテにテントを設営する予定であったが、思ったよりも良いペースで来れたので、天気が良い内に穂先へ上がることに。
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 ヘルメットを装着し、貴重品と食料を持って12:00発。
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 天気が好転してから、物資を揚げるヘリコプターが頻繁に訪れるように。
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 槍ヶ岳山荘にドラム缶を降ろすヘリコプター。
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 近々、登ってみたい小槍も偵察。なかなか面白そうな壁である。
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 先ほどまで穂先には人はほとんど取り付いていなかったような気がするが、好天を見て多くの登山者が登りはじめ、ちょっとした渋滞が始まった。
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 この2段梯子を過ぎれば山頂。
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 そして、12:30に日本第5位の高峰、槍ヶ岳(3,180m)に登頂。
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 どんどんと狭い穂先に人が上がってくるので、早々に下山開始。最後の2段梯子がボトルネックになっているようだ。
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 12:50に槍ヶ岳山荘へ帰着。登りと下りが交錯する部分でも渋滞が起こりやすく、大した距離ではなくても以外に時間がかかるものである。

 まだ時間も早いので、再び荷物をパッキングして南岳を目指すことにし、13:05発。写真は大喰(おおばみ)岳。
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 13:20に大喰岳(3,101m)、13:40に中岳(3,084m)を通過。中岳山頂から中岳へ続く道は途中、尾根が広くなり、視界が悪いときには迷いやすそうである。右奥が南岳。
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 14:05に天狗原分岐。疲れが取れていなかったり、天気が悪いようであれば、ここから槍沢へ下山しようと考える。

 14:25、南岳(3,032m)に登頂。奥に蝶ヶ岳、右下に屏風岩が望める。
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 じきに、赤色の屋根とテントが望めた。
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 14:30に南岳キャンプ地に到着し、テント設営料1,000円/泊・人を支払いテントを設営。
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  槍での青空はどこへやら、再び小雨が舞い始める。テントの中で、持参したビールとワインで無事を祝い、夕食の準備を始める。
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 夕食を済ませると、雨も上がったようだ。小屋の裏側にある高台に登ってみると、明日に歩く大キレットを望むことができた。
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 小雨が舞ったり、止んだり。暗くなるまでは時間があったので、ワイン片手に読書タイム。仕事のことを忘れ、嗚呼、なんと贅沢。
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 8月の週末だというのに、テントは5、6張程度?
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 飛騨側からは常にガスが上がってくるが、蝶ヶ岳方面はガスが晴れるときがある。
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 小屋の温度計は、10℃を指していた。肌寒いということもなく、至極快適な温度である。しかし、山の高いところは、着々と秋の空気が漂い始めているようだ。
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 19時には寝袋に入り込む。明日の好天に期待したい。(つづく)

【参考タイム】CT(コースタイム)は山と高原地図(1991年版)から引用。
05:15上高地発
05:50明神館(0:45 CT1:00)
06:30徳沢(0:40 CT1:00)
07:15横尾(0:45 CT1:10)07:25発
08:25槍沢ロッジ(1:00 CT1:40)08:35発
08:55ババ平09:00発
10:00天狗原分岐(1:20 CT1:40)
11:10殺生ヒュッテ(1:10 CT2:00)
11:40槍ヶ岳山荘(0:30 CT0:40)12:00発
12:30槍ヶ岳山頂(3,180m)
12:50槍ヶ岳山荘(0:50 CT1:00)13:05発
13:20大喰岳(3,101m)
13:40中岳(3,084m)
14:05天狗原分岐(1:00 CT2:30)
14:25南岳(3,032m)(0:20 CT0:20)
14:30南岳キャンプ地着

〇休憩を除く歩行時間 8時間15分(CT13時間)
〇累積登高 1,959m、下降 431m

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by kanechins | 2017-08-19 23:32 | 「山」の独り言 | Comments(0)

GWツアー day5 花の宝庫、アオネバ渓谷。

 2017年5月7日(日)

 GW最終日は、アオネバ渓谷へ。登山口(標高294m)からアオネバ峠(767m)までの、およそ5km、標高差500m弱のルート。20数年前に歩いた道は、今も変わらず残っていた。

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 佐渡弥彦米山国定公園に指定されており、海に囲まれ大陸からの風をうける佐渡は、高山植物の宝庫として知られているらしい。何より、「たぬき」以上の大型野生動物がいないらしく(佐渡観光協会)、花が動物により荒らされないことが寄与しているとのこと。

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 駐車場は、登山口に2台(バイオトイレ2基、水場なし)、歩いて1、2分のところに10台位停められる。花の山なのに、スマホカメラしかないのが切ない。。。

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 登り始めるとすぐ、ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科の多年草)の群落がお出迎え。花言葉は「友情」「協力」「ずっと離れない」。
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 高度が上がると、続いてオオイワカガミ(岩鏡、イワウメ科の多年草)が。花言葉は「忠実」。
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 チゴユリ(稚児百合、チゴユリ属の多年草)。花言葉は「恥ずかしがり屋」「小さな手をいつも握って」。
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 種は不明。セリ科?かわいらしい小花が咲き乱れる。
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 エンレイソウ(延齢草、ユリ科の多年草)。開花まで15年余りもかかることから、この名前がついたらしい。花言葉は「奥ゆかしい美しさ」「落ち着いた美しさ」「叡智」「熱心」。
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 ヒトリシズカ(一人静、センリョウ科の多年草)。花言葉は「静謐」、「隠された美」。
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 標高400m位からは、シラネアオイ(白根葵、キンポウゲ科の多年草、
日本固有種の1属1種。なるほど、花言葉は「完全な美」「優美」。
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 シラネアオイ群生の中を、登山道は続く。
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 標高が500mを越えた辺りから、カタクリ(片栗、ユリ科の多年草)が目立つようになってきた。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」。
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 カタクリの群生地を進むと、時期にアオネバ峠(十字路)。折角なので、縦走路をマトネに向けて進む。ほどなくして、「マトネ」(標高938m)へ。 時間が許せば、花の縦走路を歩くのも良さそうだ。
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 花の鑑賞しながら歩くと、思いの外、時間がかかってしまった。
 帰りの船もあるので、ぼちぼち下山開始。沢沿いの道は風景の変化もあり、飽きがこない。

 帰り道。両津のお土産やとスーパーへ。浜焼きを頂くことに。
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 海産物てんこもり。
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 牡蠣好きのワタシは迷わず焼き牡蠣!
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 楽しい島旅も、いよいよ終盤。人面岩越しに、相川方面を望む。
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 時間に余裕を持たせて、小木へ。船に乗る前に、佐渡温泉「おぎの湯」へ。温泉の泉質はpH9.54の高水準アルカリ性温泉。とろりとした肌触りの「美肌の湯」で、なかなかよい。
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 湯船からは、小木港が見渡せて気持ち良い。入湯料は500円で、午後1時~午後9時まで営業。休館日は毎週水曜日(祝日の場合は、翌日が休館日)。
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 汗を流して、さっぱりぽん。小木港へ。
 これから乗り込む、高速フェリー「あかね」が待機。
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 乗船までの時間、お土産屋さんを巡回。
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 乗船。
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 GW最終日ということもあってか、思っていたよりもガラガラ。
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 お洒落な船室。
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 フェリーは定刻通り、16:30に出航。さようなら、佐渡。
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 徐々に速度を増し、およそ30ノット(時速55km)で航行。結構、速い。
 風が強く、揺れに強い高速フェリーとはいえ結構な揺れ。
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 1時間40分程で、フェリーは無事に直江津港へ。ゲキさんとお別れし、帰路に就く。
 そして、21:30に無事に帰宅。総走行距離は、1,323km。

 久しぶりに、5日間という長いお休みを頂け、また素敵な仲間たちと天候、幾つもの出会いにも恵まれ、今年のGWも充実したものとなった。諸々に感謝。さぁ、5月もがんばろう!
 

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by kanechins | 2017-05-07 23:25 | 「山」の独り言 | Comments(0)

シール糊。

 2017年1月8日(日)
 「疲れ」という言葉がじーんと体感できるこの頃。レストを兼ねて、年賀状の整理や掃除、溜まっている仕事などをこなしながら、思い出したようにシールの修理。

 去年は1度も使うことがなく、そのまま室温で干しっぱなし。ふと気になって触ると、全く粘着力がない。ティッシュを当てても付かないくらいで、むしろ驚き。
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 相変らず雪は少ないが、いつバックカントリーのお誘いがあっても飛びつけるよう、重い腰を上げてシール糊の塗り替え。まずは、アイロンで糊はがし。センターテープが邪魔して、なかなかに面倒臭い。 
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 今回使用した糊は、Black Diamondの「Gold Label Adhesive」(82mlで1,600円程度)。
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 古いスクレイパーを使って、薄く均等に伸ばしていく。シール2枚に1本。
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 さて、干すところが問題。暖かくて、有機溶媒を使用しているため換気も欠かせない。ということで、洗濯機のある小さな部屋へ。溶媒が抜けて乾燥すれば出来上がり、のはず。うーん。うまくいくかなぁ。

 換気をしてはいても、なんだか頭がくらくらする。塗る手間とクオリティを考えたら、やっぱりちょっと高くてもシート糊のほうがよかったなぁ。プロに任せるのが一番だとは思うけれど。


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by kanechins | 2017-01-08 22:50 | 「山」の独り言 | Comments(0)

戸隠~五地蔵山ハイク。

 2016年11月5日(土)
 好天が約束された休日、足慣らしを兼ねて地元の戸隠山へ。
 奥社から八方睨み、戸隠山、九頭龍山を経て五地蔵山までのリングワンデリングに。
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 08:00、奥社駐車場に到着。この時期、駐車場は全て有料(600円)らしい。
 荷物を整え、08:10に奥社駐車場を出発。
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 奥社へと続く参道は、晩秋の装い。
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 ほどなくして、08:25に随神門。
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 樹齢400年を誇る杉並木は、いつ来ても圧巻。
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 奥社まで来ると、そこは岩壁の懐。
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 08:45、社務所の横にある登山口から入山。
 樹々は落葉し、登山道を埋め尽くしている。日陰には、先日降った雪が残っている。
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 五十間長屋を擁す岩頭。
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 五十間長屋の中から、九頭龍山方面を望む。
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 雲ひとつない良い天気。
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 百間長屋に沿って道は続く。
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 この辺りから、鎖場が続く。
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 有名な「蟻の戸渡」直前の壁。
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 振り返ると、遠く八ヶ岳や南アルプスも望める。
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 本ルートの核心「蟻の戸渡」。両側がすぱっと切れている。
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 10:05に八方睨み(1,900m)。
 北アルプス連峰をバックに西岳。
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 これから進む、九頭龍方面。
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 なかなか立派な高妻山。
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 10:25m、出発。10分ほどで戸隠山(1,904m)。
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 飯綱山、根子岳そして浅間連峰。
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 日陰は雪が残る。踏みしめられた場所が滑って難儀。
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 11:10に九頭龍山(1,882m)。
 そのまま歩みを進め、11:45に一不動避難小屋へ。ビバークには十分な佇まい。
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 15分ほどランチ休憩。稜線上は、Docomoはバリ4。
 歩いているときは半そでTシャツでも寒さを感じなかったが、止まると寒い。

 12:00、五地蔵山に向けて出発。
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 ここ一不動(不動明王)から、二釈迦(釈迦如来)、三文殊(文殊菩薩)、四普賢(普賢菩薩)、五地蔵(地蔵菩薩)と続く。お地蔵さんが五体、鎮座しているわけではないらしい。

 ちなみに六弥勒(弥勒菩薩)、七薬師(薬師如来)、八観音(観音菩薩)、九勢至(勢至菩薩)、十阿弥陀(阿弥陀如来)と高妻まで続き、さらには
十一阿閦(あしゅく、阿閦如来)、十二大日(大日如来)、十三虚空蔵(虚空蔵菩薩)と乙妻まで続く。

 山頂から飯綱、鏡池方面を振り返る。
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12:45、五地蔵山(1,998m)。笹を切り開いた場所で休憩するが、展望なし。
 13:15、出発。が、歩いてすぐに展望が良い山頂を発見。。。

 六弥勒に弥勒尾根への分岐。右側の戸隠キャンプ場まで下る。
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 上部は残雪交じりのぐちょぐちょな急斜面、下部は木の根や石の上に落ち葉が積もって油断ならない下りとなった。

 14:25、牧場入口。五地蔵を振り返る。
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 牧場の縁に沿って進むと、一不動との分岐。
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 牧場の中を下り、11月に入って閉鎖した戸隠キャンプ場も通過。
 14:50、戸隠キャンプ場入口(冬季もトイレあり)。ここから散策路に入り、駐車場を目指す。
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 そして、15:20に奥社駐車場に帰着。
 沿面距離14.3km、累積標高1,408m(GPS誤差あり)、行動時間7時間10分(休憩含む)となった。
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 戸隠は新そばの季節。「そばの実」へ寄ってみる。
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 駐車場は満車で7組ほど待ちがあったが、回転がよく15分ほどで入店できた。
 ここは思い切って、天ざる(1,700円)を。

 最初につゆを付けずに麺だけ頂く。そば良し、水よし、喉越しよし。
 天ぷらもあつあつで、美味しく頂くことができた。
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 久しぶりに、戸隠神告げ温泉・湯行(ゆにいく)館へ。600円、無休、10~20時。弱アルカリ性低張性低温泉、pH 7.8。食堂は17時まで。
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 しっかり体を動かして、美味しいお蕎麦も頂いて、おっきな温泉で癒されて。
 また来週からもがんばれるかな。

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by kanechins | 2016-11-05 21:53 | 「山」の独り言 | Comments(0)

朝日・雪倉縦走 day2

 2016年9月4日(日)
 午前03:20、起床。テントを出ると、外は満点の星。
 予報では、天気は持って午前中。お湯を沸かし、朝食。

 テントを撤収し、ヘッドランプを装着して04:20に出発し、朝日岳を大きく巻く水平道に入る。細かなアップダウンはあるが、よく整備されており快適に距離を稼げる。

 徐々に空が白んできて、雪倉岳、そのさらに奥に白馬岳が望める。
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 1/25,000地形図に載っている池。地形図と道の位置が合わないが。
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 05:30に朝日岳分岐(2,040m)。すっかり空も明るくなった。
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 登山道は、赤男山の中腹を巻くように設置されている。
 奥に望めるのは旭岳。
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 雪倉岳への登りが始まった。写真は、標高2,200m付近から朝日岳方面を振り返ったところ。随分と歩いてきた。
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 礫っぽい道を慎重に登る。
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 のっぺりした稜線歩きを想像していたが、起伏に富んでおり、思っていたよりも楽しい。妙高、戸隠方面の視界が開けてきた。
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 標高2,280m付近まで上がると、山頂直下にある大きなカールの縁に。
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 カールの縁に沿って高度を稼いでいく。随分と歩いてきた。
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 07:45に雪倉岳山頂(2,611m)。ここまでくると、白馬方面の視界がどんと開けた!遠く白馬岳、旭岳(右のとんがり山)が望める。
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 素晴らしい展望に加え、秋を感じる冷涼な風がそよいで心地よい。
 08:10、出発。なんか、日本っぽくない風景。
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 山頂からは、200mほどの下りになる。
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 2,467m付近。このトレイルは、なかなか素晴らしい。
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 08:30に、雪倉避難小屋(2,390m)。地図には「緊急時のみ使用のこと」と注意書きがあったので相当にヘボい小屋と思いきや、トレイまで付いた立派な小屋であった。水場はなし。
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 小屋の中の様子。なかなかに快適そうな避難小屋である。
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 鉢ヶ武を巻くようにトレイルは続く。北アルプスとは思えない、静かさ。
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 ここから稜線までは、再び300m強の登りとなる。雪倉を振り返る。南側から眺める雪倉も、なかなか雄大で良い。ガスガスだと道がわかりづらい砂礫地帯には、かようなケルンも。
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 鉢ヶ岳(2,563m)。登山道が走っていないのが勿体ない。
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 旭岳が随分と近づいてきた。手前の沢は、いつかBCで滑りたい場所。
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 雪倉周辺は滑るのに垂涎の山域ではあるが、アプローチを考えるとこの季節限定のエリアなのかもしれない。
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 再び高度を上げると、鉢ヶ岳はリトル鷲羽に見えなくもない。
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 そして、10:05に稜線へ。ここまで来て振り返ると、実際の起伏に反し、ノッペリとした印象に感じてしまう。
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 予報が芳しくなかったからか、大雪渓が通行止めだからか、稜線に人は少ない。
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 最後の登りが終わり、10:35に小蓮華岳(2,766m)へ。
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 さらに下ると、白馬大池が見えてきた。
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 11:50、白馬大池(2,380m)着。
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 お昼休憩を挟み、12:05に出発。12:45に天狗の庭、展望ナシ。
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 いつ雨が降ってもおかしくない予報であったので、先を急ぐ。
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 そして、13:45に蓮華温泉(1,470m)に帰着、お疲れ様でした。
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 2日間のルートの概要図。
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 そして、鳥瞰図。
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 この2日間の累積登高差は2,900m強、距離にして約33km。思っていたよりも、なかなかに歩き応えのある山行となった。
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 北アルプスにしては人が少なく(花の季節は多い?)、またルートも多彩で、「あー、縦走ってこんなに楽しかったっけ?」と思わせてくれる2日間となった。
 同行させてくださったあっきゃんにも感謝。いつか、また花の季節に歩いてみたい。

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by kanechins | 2016-09-04 21:14 | 「山」の独り言 | Comments(0)

朝日・雪倉縦走 day1

 2016年9月3日(土)
 この週末は、白馬岳北方に位置する朝日岳、雪倉岳の縦走。昔に白馬岳から望んだときはのっぺりとした印象であったのでナメていたが、なかなかに登り応えのある2日間となった。

 前夜に長野を出て、蓮華温泉を目指す。小谷までは慣れた道ではあるが、平岩から先の林道が思ったよりも長い。漆黒の闇に包まれた山深き林道は、一人で走るには正直、心細い。

 夜半に蓮華温泉に到着。花のシーズンが終わったこともあり、駐車場にはまだ余裕があった。駐車可能台数は、70台位と聞く。トイレ、水道あり。魔法瓶に詰めてきた、冷えた白ワインを嗜み、寝袋に入る。

 04:00、起床。あっきゃんと無事に合流。
 荷物をまとめ、05:10に蓮華温泉(標高1,470m)を出発。

 蓮華温泉の本館を過ぎ、林道に入る。キャンプ場を過ぎて、整備が進んだ木道を歩むと、じきに朝靄にうっすらと覆われる湿原「兵馬ノ平」に入る。正面には、朝陽を受けて輝く朝日岳が望める。
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 湿原の末端まで来ると、そこから瀬戸川に向けて下ることになる。登山に来て、いきなり大きく下るルートは珍しい。
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 06:10に瀬戸川橋(1,160m)へ。豪雪地帯だけあってか、なかなか立派。
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 橋を渡るとすぐ、至極立派な、樹齢を重ねた大樹とご対面。
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 07:00に白高地沢橋(1,340m)着。大きな渡った広場で最初の大休止。河原の左奥に、明日登ることになる雪倉岳が遠く望める。遠いなぁ。20分ほど休んで出発。
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 ヒョウタン池を越えると、いよいよ登りも本格的となってくる。右手に望める、五輪山から広がる尾根は湿原となっており、五輪高原と呼ばれている。
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 整備された木道を登ると、人々が集う小さな広場がある(08:50)。右手に水場があるらしい。小さな管からこんこんと流れ出る地下水はよく冷えており、汗ばんだ体にすごく美味しい。(標高1,770m)
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 この辺りから、朝日岳から下ってくるハイカーとすれ違うようになる。五輪山にかかる、平和な雲。登りはまだ、始まったばかり。
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 尾根沿いの木道を黙々と登り、尾根を南にまたぐと視界がぱっと開け、眼前に雪倉岳の雄姿を覗かせた。
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 五輪高原を振り返る。
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 ここからは、尾根の南側斜面をトラバース気味に登っていく。

 10:00に、ベンチが設置される2番目の水場(2,020m)に到着。途中に幾つか沢があり水を汲めないこともないが、ここまで我慢すべし。
 岩清水はキンと冷え、疲れを癒してくれる。アイスコーヒーのポーションを持って来ればよかったなぁ。
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 登山道は、稜線直下のカール状地形を巻くように続いている。
 楽園のような光景に、息を呑む。
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 いよいよ、朝日岳が目前に迫ってきた。
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 五輪山を振り返る。
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 11:10に主稜線分岐(2,220m)。
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 ウメバチソウ。
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 遠く日本海と、朝日・黒部の街並みが望める。
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 左に進めば朝日岳、右に進めば栂海新道を経て親不知、日本海だ。
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 荒涼とした尾根道を登る。振り返ると、随分と歩いてきたことに驚かされる。
 木道を整備してくださった方々には、本当に頭が上がらない。
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 タカネマツムシソウ。
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 12:05、朝日岳山頂(2,418m)。
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 人が少ないせいか、ライチョウも山頂の展望を楽しみにやってきた。
 12:20、出発。朝日小屋に向けて下る。
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 水平道との分岐。テント場まで、もうひと踏ん張り。
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 12:50、朝日小屋着(2,150m)。
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 受付(1人1泊1,000円)を済ませ、テントを張る。
 フラットだし、なかなか素敵なテント場である。
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 発電小屋があり、冷えたビールも販売されているのは嬉しい。
 夕食まで時間があるので、ベーコンと野菜を炒めて乾杯。
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 水はふんだんに使えるうえ、無料。トイレもきれい。
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 夕食は、あっきゃんがご飯を炊いて「ピビンパプ」を作ってくれた、うまい。
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 考えたら、稜線に泊まるのなんていつ振りだろう。
 火器の音、賑やかな声、流れる雲。贅沢な時間だなぁ。オフシーズンでこの静けさだと、花の季節は一体どうなるのであろう。
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 日没。台風の影響は明日にも現れる予報であるが、西には今のところ厚い雲は無さそうだ。
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 本日の行程。歩行沿面距離は12.8km、累積登高は1,528m、下降は768m!?。
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 Google Earthによる鳥瞰図。
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(つづく)

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by kanechins | 2016-09-03 18:39 | 「山」の独り言 | Comments(0)


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