カテゴリ:「岩」の独り言( 366 )

小川山ボルダー。

 2017年8月6日(日)
 今日はお休みを頂いて、日帰りで小川山ボルダー。昨日は午後から雨が舞ったみたいで、しっとり感が残る。
 まずは、水晶岩下ボルダーへ。標高1,600mあるはずなのに、蒸し暑くて汗だらだら。入口岩のマントル7級、スラブ4級でアップ。

 その後に、涙岩へ。昨年秋に登れた「ホワイトティアーズ」4級をさくっと登ってアップの締めへ!と、そうは問屋が卸さない。フリクションのせいにしたくはないが、とにかく左上のカチを取ったあと、右手が離せないのだ。

 先に涙岩で撃っていた方に混ぜて頂く。
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 azも撃つ。
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 左上のカチのフリクションが低く、完全に左足に重心を移さないと右手をフリーにできない、ごまかしが効かないコンディション。ゆえに悔し面白く、撃って撃って撃ちまくる。

 目まぐるしく湿度が変化する中、だんだんとコツがわかってきた。トライを続けること2時間強、なんとか昨年の秋の自分に追いつくことができた、汗。秋は何便かで登れたのでほとんど印象が残っていないが、改めて触ってこの課題の面白さ、人気の理由がよくわかった。

 そうこうしているうちに、雷鳴とともに大粒の雨が降り始めて撤収。が、駐車場まで降りてくると、再び青空が。だめもとで、雨でも登れる「サブウェイ」3級へ。

 さすがに雨が当たらないのでいけそうだ。岡谷の強いご夫婦に混ぜて頂く。
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 岩のコンディションは悪くはないものの、スタンスが微妙に不安定で、細かいカチを全力で保持る必要があり、指への負担が大きい。
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 何度かトライするうちに、中間地点まで到達できるように。しかし、窪みに左手の薬指を載せて体重をかけた瞬間、パチンという音と激痛が!?え?あれ?まさか?

 しばらくレストをして様子を見る。指は動くので大したことはないとは思うが、小指、薬指、中指に疼痛が走るので、無理をせずに今日はこれで止めておくことに。しかし、面白い課題だなぁ~。(写真は岡谷の強いクライマーさん)
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 結局、数年前の自分には今日も追いつくことができなかった。トレーニングを積んで、今シーズン中には再登を決めたいところである。

 予報では午後から雨であったが、結局、16時頃まで登ることができた。楽しい時間を共有させて頂いた皆様、ありがとうございました!

~本日の成果~
入口岩・マントル7級〇(再登)
入口岩・スラブ4級〇(再登)
涙岩・ホワイトティアーズ4級〇(再登)
ビクター・サブウェイ3級×

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by kanechins | 2017-08-06 23:48 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

小川山 day2(セレクション~ガマルート)

 2017年7月9日(日)
 午前5時起床。予報は芳しくはなかったが、外を見ると青空!?
 朝食を摂り、濡れたボルダーマットを広げて乾かしながらストレッチしつつ、ダブルロープのマルチピッチトレに付き合ってくれるというTを待つ。

 まずは、屋根岩Ⅱ峰のセレクション(6P、5.9)へ。
 1P目(5.7NP)はワタシ。ハンドがばち効きの快適クラック。
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 1P目をフォローするT。
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 2P目のダイヤモンドスラブ(5.8)はT。昨日の沢で脚がぷるぷるする、とか言いながら、安定の登り。
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 3P目(5.5、チムニー)はワタシ。いつもはチョックストンの奥を登るが、ロープの流れがよく、チムニーの練習にもなる手前側を登る。
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 4P目(5.8NP+B)はワタシ。
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 4P目最後のスラブを登るT。
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 5P目(5.7NP)もワタシ。1枚岩の上部をトラバース。
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 トラバースの抜け口。
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 6P目(5.9NP)もワタシに譲っていただく。オフハンドからフレアしたリップへつなぐ、短いながらも登り応えのあるピッチ。 
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 6P目を登ってくるT。
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 このままⅢ峰へ継続しようとしていたが、3パーティーほど入っているようなので難しいかな。
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  山頂から懸垂下降。50mダブルだと、一気に下まで降りられる。
  荷物を回収し、ガマルートへ継続することに。実は、10数年前にも、Tとガマルートを登ったことを思い出した。振り返れば、長い付き合いね、笑。

 7P目(5.7)はT。簡単ではあるが、疲れが出てきているので慎重に。
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 8P目(5.8)はワタシ。
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 9P目(5.7)はT。スラブからコーナーへ続く。
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 10P目(5.8)はワタシ。久しぶりに登ったが、なかなか面白いピッチ。
 11P目(Ⅲ)はT。墜ちることはないであろうが、なかなかの高度感。
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 12P目(5.5)もT。ノープロだが快適な登り。
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 13P目(5.7)はワタシ。ハーケン2枚だけの短いルートであるが、ここを抜けると高い所がなくなるので、登った感があってよい。
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 お疲れ様でした。まさか、またこうやって一緒にガマルートを登る日が来るとは、あの頃は微塵も思わなかったね^^。
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 距離的にはダブルで1回で下降できそうであったが、ロープの流れが悪そうだったので、途中で切る。
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 後続パーティーは、ガマの頭からそのまま下降。
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 意外に天気が持っており、若干の時間があったのでボルダーに転身。去年の秋に手を付けた「ラブリートラバース」(初段)を撃ちに。

 先客がいらっしゃったので、前回できなかった右側のスラブ(4級)へ。
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 最初はやはりチンプンカンプンであったが、あーでもない、こーでもないとやっているうちに、ホールド発見!思い切って立ちこみリップへ。ボルダーは5年振りというTも完登!ムーヴがわかれば、なかなか面白い1本であった。

 ラブリートラバースに混ぜて頂く。しかし、ポッケへの寄せがやはり止められない。先行者に「今日はしけってますよね」というと、「まぁでも、今は種まきのシーズンだから」と。なるほど!「蒔かぬ種は生えぬ」である。

 なんだかんだ、天気は1日持った。むしろ、予報が良かった昨日よりも良い。
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 ふらり訪れた、久しぶりの小川山。やっぱ、いい所であることを再認識。
 また、時間を作って再訪したい。わがままに付き合ってくれたTに感謝。

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by kanechins | 2017-07-09 23:05 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

小川山 day1。

 2017年7月8日(土)
 久しぶりに土日ともフリーな週末。が、金曜夜は夜間調査の仕事が入っており、帰宅したのは土曜の午前1:30。。。
 おまけに、スマホを職場に忘れるわで、空虚な週末になる予感。。。

 深夜3:00に寝ても、6:30に目覚めてしまう。これって、まさか!?
 いっそ雨でも降ってくれれば諦めがつくが、いそいそとロープとボルダーの準備を整え職場へ。スマホを回収し、とりあえず小川山を目指す。

 スタートが出遅れ、10時半に廻目平。一人だし金峰山でも登ってこようかなと思っていたが、空はどんよりしてテンション下がる。そしたらなんと、デキさんらがボルダーに来ているという情報があり、マットを担いでビクターへ。KO君は小川山デビューとのこと。
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 石楠花遊歩道エリアへ移動するも、森の中は湿度が高い。そうこうしているうちにゴロゴロと天が唸りはじめ、小雨が舞ってきたので撤収。

 駐車場にてしばし歓談していると、本格的に雨が降り始めた。時間は早いが、たまたまお行き会いしたK氏と金峰山荘にお風呂を頂きに上がる。

 風呂上がりに、屋根岩の展望が良いベンチでK氏と夜宴を始める。
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 19:30にはとっぷりと日が暮れ、早々に就寝体制へ。久しぶりの車中泊であったが、寝不足もあってか、珍しくすぐに寝付くことができた。

 あてもなくやってきた小川山であるが、思いの外に楽しむことができた。ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。


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by kanechins | 2017-07-08 22:20 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

カンマンボロン。

 2017年7月2日(日)
 どんよりどよどよ、瑞牆山。
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 今日はツヨツヨのN氏、A氏に混ぜて頂き、N氏のオススメであるカンマンボロンの砂のエリアへ。砂の塔(5.12a)を登るA氏。悪条件ながら、2便でRP。さすがだわ。
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 N氏、T氏は「LOL」(5.13a)へ。見るからに厳しい1本。しけった状態でもトップアウトされたN氏、すごいわぁ。
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 後でトポを見たら「国内最難の花崗岩エリア」と書かれていた。自分?もう本当にボロンボロンになって帰ってきた><。しかしながら、この岩のスケールはなかなかのもの。この場所に連れてきていただけて感謝。
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by kanechins | 2017-07-02 23:00 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

雨上がりのカサメリ。

 2017年6月25日(日)
 今日は貴重な休日、だが午前4時に雨音で目覚める。雨雲レーダーを見ると、関東甲信越一帯、広い範囲で降雨があった様子。

 前日にA氏に「予報では夜半より雨。」とメールした返事が「了解!では、カサメリで。」であったので、「今日はどうしますか?」なんて野暮なメールは打てなかった、笑。

 6時半に集合、路面はびったびたに濡れている。不動沢の駐車場は、当然のように車はゼロ。一路、雨でも登れるらしいモツランドへ。
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 名前の由来が気になるモツランド。周囲はびちょびちょに濡れているのに、あら不思議。どうやったらこの地形が生まれるのか不思議な、要塞ちっくなエリア。
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 もつクラック(5.8 NP)を登るA氏。濡れていないとは言えじめじめ感に溢れ、結構難しく感じた。
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 続いて、オリーブ(5.11c)を登るA氏。上部は湿っぽい感じであったようだが、さくっと登ってしまう、さすがだ。
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 レーザーズエッジ(5.10d)の部分だけリードさせてもらったが、思いのほか難しかった。出直してきて、またいつかトライしたい。(写真はA氏)
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 そう、ビレイしていて、ヌカカがいることに気付く。瑞牆にヌカカがいる認識がなく、既に10カ所くらい刺されていた。自分はかなり腫れがひどいので、明日が心配。梅雨時期のクライミングは虫よけスプレーが必要であったことを、すっかり忘れていた><。

 雨ということで登れるエリアが限られるのか、続々とクライマーが集まってきた。続いて、A氏のお目当てであった「金のわらじ」(12a)へ。ガスが立ち込め、上の方は濡れているようにも見えるが、A氏は気にしない!
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 ワタシは「ぞうりむし」(5.11a)を触らせていただくが、出だしのスクイズチムニーがちんぷんかんぷんで激消耗。中間から上部はクラック&右壁が濡れていて大苦戦。長時間に渡るビレイ、ありがとうございました。。。

 そして、A氏。2、3便目で終了点直下まで登るも、最後のマントルでフォール!?時折小雨がぱらつく中、トライを重ねる。そして、この悪条件の中、見事にRP!!このコンディションの中で、果敢に攻める姿はかっこよかったです。
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 梅雨らしい天気の割りに、岩に触れることができてよかった。本当に登れなくなっていて情けなくなったが、登らないことには体を戻せない。精進したいと思います。梅雨時ながら岩に触らせてくれたA氏に感謝。

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by kanechins | 2017-06-25 22:39 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

瑞牆山 十一面岩 末端壁。

 2017年6月11日(日)
 入梅という予報に反し、晴れマークが付いた日曜日。
 お休みを頂けたので、A氏とともに瑞牆山へ。まともにクラックに触るのは2年振りであったので、末端壁は自分には敷居が高かったが、思い切って同行させて頂く。
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 末端壁というと混雑しているイメージが強かったが、今日はほどほどの密度。
 風は涼しく快適で、花崗岩クラックの洗礼を楽しく受けることができ、A氏には本当に感謝。

 間髪入れずに再訪したいが、そうは問屋が卸してくれそうもない><。

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by kanechins | 2017-06-11 21:55 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

マルチトレ in 小川山。

 2017年5月28日(日)
 天気の良い日曜日。今日はお休みを頂けたので、Tさんにお付き合い頂き小川山でマルチトレ。花崗岩はほんと久しぶりだし、マルチなんていつ振り!?

 この土日は廻目平でイベントがあり、テント村が!近場のマルチエリアはどこも混んでそうだったので、久しぶりに「流星巡り」(9P、5.10c)へ行くことに。

 標高1,700m位は新緑の中にシャクナゲの花が開き、単調な林道歩きも苦にならない。取り付きがわかるか不安であったが、無事に到着。

 こんな遠いルートに人がいるわけないと思っていたら!しかも、知っている方々であったので、2度びっくり!

 1P目(5.9)。こうやってみると、逆層のスラブなのがよくわかる。
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 2P目(5.10c)。バランシーな核心を越えると、快適なスラブが待っている。
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 2P目終了点から右へ大きくトラバース。3P目(5.8)は25m位ある長いスラブ。下部は苔むしており、先日の雨でじっとり濡れる。上部のカエルの頭も楽しい。
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 4P目(5.8)はボルダー。ボルトを打って頂いた方に敬意を表してクリップ。
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 5P目(5.10c)。快適なスラブを登り、壁が立ったところが核心。バランシーな立ちこみが求められるが、ボルトが近いのは嬉しい。
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 6P目は上半分は歩きではあるが、ボロボロに風化している上、ランナーが取れないので慎重に。
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 後半に登る峰が見えてきた。今日もいい天気。風が思ったよりも冷たい。
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 6Pピークの終了点はボロボロに。また来る機会を作って、交換したい。
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 6P頭と金峰山。
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 60mロープであったので、7P目(5.8)と8P目(5.9)をつなげて登る。途中でヌンチャクが足りなくなり、後半は1本飛ばしに、汗。後でトポを見たら、ボルト15本、反省。。。
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 先ほど登った6P頭。
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 最終ピッチへ向けて歩き。風が心地よい。
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 9P目(5.8)はスラブからチムニー状。高度感もあり、ルートのハイライト。
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 ルート全体を通して山っぽくて、改めて楽しさとシブさを実感。
 また、忘れた頃に登りに来たい。

 少し時間があったので、火星人エリアへ。10P目として選んだのは、「半魚人のシングルキャッチ」1P目(5.8)。
 1ピン目から遠い。RCCボルトな上に、それ以降もボルトが遠い。20m位あるのに、ボルト3本(見落とした?)。登ってみれば、確かに5.8?しかし、今日1番シビれた1本となった。
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 立ち木から懸垂下降し、下山開始。荷物を回収し、なんだかんだで駐車場に16:45頃に帰着。(途中、火星人を登っていた方々が、落としたヌンチャクを拾って届けてくださいました、ありがとうございました!)

 この感じで岩モードに入っていきたいが、そうは問屋は卸してくれるか?
 今シーズンも、どうぞよろしくお願いします、皆様。

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by kanechins | 2017-05-28 22:14 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

岩、始まりました。(甲府幕岩)

 2017年5月20日(土)
 最後に岩を触ってから、はや4か月!?すっかり岩から遠ざかってしまっていたが、CMC他の皆さんに混ぜて頂く機会に恵まれ、実に4年半振りに甲府幕岩へ。

 今日も賑やかな幕岩。簡単なルートをいっぱい登りたいというkyokoと思惑が一致し、「アイソメトリックス」「きのこ狩り」「てるやまもみじ」「メイプルの涙」「次いってみよー(TR)」「モカ(TR)」「イエローマウンテン」と思いの外登ることができた。

 指皮は弱いわ、足裏感覚が乏しいわ、足指に血豆ができるわとブランク感が満載なうえ、体の重さも実感。また一から出直そうという気持ちになれた、リハビリとしては上出来な一日となった。ご一緒頂いたみなさま、ありがとうございました!

 「きのこ狩り」(5.10b/c)を登るAZ。身長を下半身の柔軟さでカバーした、粘りある登りが印象的。出だしと終了点直下にムーブがある、短いながら凝縮された楽しい1本。
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 「クリひろい」(5.10c)を登る、まだ外岩数回目という18歳のS君。若さ、身軽さ、バランスの良さがあまりに眩しくてクラクラした。強くなる要素しか見つからない。
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 「てるやまもみじ」(5.10a/b★★)を登るkyoko。爆弾低気圧を一緒に落としたあの頃が懐かしい。1ピン目が遠く緊張、スラブながらルートファインドが楽しめ、終了点間際もムーブがある、山っぽい1本。ちょっと怖いけど、好きかも。
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 「メイプルの涙」(5.10c★★)を登るAZ。安定したスタティックな登りが持ち味。RPしても、より新たなムーヴを求め再登するその心構え、見習いたい。中間の核心部は幾つかムーブがあり、最後まで気が抜けない濃い1本。
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 「つぎいってみよー」(5.11b)を登るS君。自分の初イレブンとなった、思い出のある1本。今となっては、過去の自分が眩しくてクラクラ。。。
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 最後に、大好きな「イエローマウンテン」(5.9★★★)でクールダウン。スケール、美しさはなかなか。山っぽい登りをボルトで楽しめる1本。
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 慣れ親しんだ岩場を通じ、いかに自分が登れなくなったかを自覚させられた。ここから進むも退くも、自分次第。
 あの頃の自分に戻るのがいかに大変かがわかっているだけに悩ましいが、ぜひ時間を有効に使って、少しずつ戻して行けたらな、と思える、楽しくも貴重な一日となった。ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。
 

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by kanechins | 2017-05-20 22:06 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

レスキュートレ2017。

(本日記は備忘のためのメモであり、相互に技術を検討・確認した記録であるため、記載内容が正しい技術であるとは限りません。)

 2017年5月13日(土) Day1
 毎年恒例の、所属山岳会のトレーニング。少し早めの実施であったが、涼しくてよかったかも。翌週であったら、灼熱地獄であった。

 まずはKY(危険予知)。それから、今年のトレーニングの方針について確認しあう。
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 (1)ごぼう(ポンプアップ)
 フォールした際に壁から離れてしまった場合、墜落距離が短い場合や、支点が強固である場合(支点に2人分の衝撃荷重が加わるため)、もっとも簡単な自己脱出。フリークライマーであれば日常的にやっているが、前傾壁をあまり触らないワタシのような人は一苦労。
 手と全身を使ってロープに登り、一気に手を離す。大きくやるより、小さく多回数やるほうが楽?
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 体重差があっても、ビレイヤーがぶら下ればクライマーは上がることができる。クライマーはぱっと手を離すのもコツ。
 しかし、体重差がある場合や、墜落距離が相当に長い場合は、ビレイヤーはクライマーの体重を支えながらロープを登る必要がある。プルージックなどを使って足で踏み込むと楽であった。
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 (2)自己脱出
 シュリンゲや器具(ベーシックやアッセンダーなど)を使った、通常の自己脱出も確認。アルパインでは、とっさにシステムを作れることが大切。
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 生憎の天気ではあったが、涼しいのは助かる。
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 若さ溢れる地元のS大山岳部は、雨の中でマルチトレ。
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 (3)クライマーのトラブル対応
 リードがロープの半分以上を登り、落石を受けてクライマーがフォールし意識不明のときを想定。

 ぎりぎりまで事故者をロワーダウン。ロープが一杯になったところで、自己脱出の要領でクライマーを重石にカウンターで登りアクセス。
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 支点を構築してクライマーの体重を移す。
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 クライマーのロープを解除し、構築した支点を使ってカウンターラペル。前傾かつテラスが狭い場合には、既存支点にクリップしながら下降。
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 (3)カウンタラペル、(4)懸垂下降時にエイト環、ATCでの結び目通過を確認。

 夜は山岳総合センターの会議室をお借りし座学。
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 昨年のヒヤリハットや事故事例について検証。
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 実際にあった事故事例をもとに、1)事故者及び救助者の安全の確認、2)意識有無の確認、3)視診、触診、出血の確認、4)頸椎、脊椎損傷の確認(指先、⾜先を触って、感覚があるか。両⼿を差し出して、⼿を握ってもらう)、5)移動させる場合の注意事項や姿勢の変え方などを確認。
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 2017年5月14日(日) Day2
 KYとラジオ体操。
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(1)事故者の搬送
 搬送方法として、2人で道具なしに行う方法。意識があって、ちょっと移動させたい場合には良い。長距離の移動や狭い登山道では困難。
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 ザックとポールを使った搬送。上着などをポールに巻き付けると、事故者の足が痛くなりにくい。ポールを複数使えば、強度も上がるし、事故者の負担はより少なくなる。介添えがあったほうが楽。
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 横にストックが出るので、幅が狭い道では少々不便か。
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 カラのザックを使用した方法。安定感も良く、背負うほうも、背負われるほうも楽であるが、荷物を出すのが欠点。
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 ロープを使用する方法。およそ2尋の輪っかを作り、8の字にして事故者の足を入れて担ぐ。シュリンゲでチェストベルトを作ると楽。クッションを入れないと、背負われる方は痛い。ロープを使うような場所ではなく、かつロープも運べるのはメリット。
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 ブルーシートを使用した運搬。ポールを持ち手に巻き込むと、より安定する。ボルダーでは、大抵はブルーシートを持ち運ぶので使える。
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 複数人で交互に手を組んで運ぶ方法。結構、楽に運べる。脊椎を固定する人が頭側を支えると、より安定する。
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 実際に経験したこともあるが、搬送は本当に大変。何より、やはり事故を起こさないことが肝心であることを痛感できる。

(2)懸垂下降時のトラブル対応
 下降中に落石を受けて意識不明になった場合の対応を想定。まずは、荷重が掛かった下降ロープを使ったアクセス。安全環付カラビナを2枚使う方法、エイト環を使う方法を試すが、エイト環の方がセットが楽だし、間違いもないので良い。カラビナを使う場合、セットの仕方によってはゲート荷重される場合があるので注意。
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 傾斜が強い場合は自重を使えるため、比較的に事故者にアクセスしやすい。
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 緩傾斜では、体重が軽い人は下降に苦労することも。
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 事故者へのアクセスに成功したら、長ヌンで事故者と連結し、事故者の体重も活用すると楽。事故者を壁から浮かせて摩擦を減らし、左手でレスキューのバックアップ、右手で事故者のバックアップをずらして下降。
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(3)懸垂下降時に、地⾯までロープが⾜りないときの対応
 次の下降支点が見えている場合、次の下降者が途中で支点の仕切り直しが可能な場合、次の下降者と意思の疎通が可能である場合でないと、かえってリスクが大きくなる。自分の体重を移す支点も必要。
 オートブロックなどでロープの一方を固定し、必要な分だけロープを伸ばしてシングルロープで下降。次の下降者は、途中で下降支点を構築しなおす。
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(4)1/3引き上げシステム
 人数がいて、かつロワーダウンよりも引き上げのほうが良い場合を想定。
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 1/3引き上げシステムを構築し、1人はシングルロープで下降。事故者にアクセスしたら、自己脱出システムを構築し、事故者の壁や障害物から回避させるだけで、引き上げが随分と楽になる。
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(5)トラバースルートでのフォールの対応
 カンテを越えて見えない場所でフォールし、ロワーダウンでは事故者を回収できない場合。
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 2人の場合はロープを固定し、事故者ロープでアクセスするしかないが、実質、1人での引き上げは困難なので、下手には動けない。3人いる場合は1人がアクセスし、事故者を支点側に誘引する支点を作り、ビレイヤーにロワーダウンしてもらうのがせいぜい。今後の課題とする。
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 いよいよ、シーズンイン。年に1度のトレーニングでは足りない気もするが、基本的な技術を確認できる貴重な機会なのでありがたい。皆さん、今年もこのような技術を使うことなく、安全に山を楽しめますように。

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by kanechins | 2017-05-14 23:51 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

登り初め on 兜岩。

 2017年1月7日(土)
 今日はS氏、H氏と山梨・兜岩で登り初め。快晴で風もなく、2F部分は暖かい。まずは「薫風」(5.10a★★)でアップ。
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 スラブフェースは久しぶりなせいか、ちょっとおっかなびっくり。しかし、星も納得のなかなか面白い1本。
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 振り返れば、てっかてかに光る富士山が。
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 続いて「青とブドウ色」(5.10a★★)へ。ムーヴがあって、これもなかなか面白い。
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 そして、懲りずに「スターゲイザー」(5.10d)。相変らず登れなかったが、いよいよムーヴが見えてきた。次回!?
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 そして、下部は薄カブリのカンテ、上部は迫り出したフェースが印象的な「火山」(5.11c★)へ。出だしからボルダームーヴが求められる。
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 上部はクラックとカンテを上手に使って登る。
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 結局、ワタシは上部フェースの最終ピンに辿り着けず、トップアウトならず。修行も指皮も気迫もと、色々が足りぬ><。
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 しかし、目標ができたことは素晴らしい。
 楽しい時間をありがとうございました。また、近々行きたいな。

◆ 本日を振り返って ◆
薫風(5.10a★★) 〇(再登)
青とブドウ色(5.10a★★) 〇(再登)
スターゲイザー(5.10d) ×
火山(5.11c★) ××

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by kanechins | 2017-01-07 23:39 | 「岩」の独り言 | Comments(0)


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