長野県クライミング大会2017 兼 国体予選

 2017年6月18日(日)
 今年の会場は2年前にもお世話になった「achieve」(伊那市、http://achieve2015.com/)にて。県山岳協会の一員として、今年もビレイを中心にお手伝いさせていただくことに。受付時から壁はオープンになっており、早速、オブザベーションに取り組む選手たち。
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 ルート課題。
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 中には、熱心にムーヴメモを作成するUeQの姿も。
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 9:30から開会式。唐木会長の挨拶に始まり、競技部長の森山さん、そしてルートセッターから競技説明。
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 写真がMⅠクラスのルート課題(赤棒)。
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 MⅡクラスのルート課題(青棒)。
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 そして、MⅡクラスのボルダー課題1-1、1-2。
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 課題2-1、2-2。
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 制限時間5分間の中で、2課題ずつトライ。今年も伊藤さん、米倉さん、そしてDKの豪華セッター陣が素晴らしい課題を用意して下さった。

 土曜日の準備の際は、猛暑でホールドが滑りどうなるかと思っていたが、天気予報に反して曇り空で風が通り、大会本番としてはよいコンディションになってくれて本当に良かった。

まずはMⅡクラスのリード競技から。
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 今年は全クラスを通して50名弱がエントリー。特に中高生の数が増えてきている。小学生の選手も何人かいて、こんな小さな時から壁に触り、コンペに参戦するだなんて、これからが楽しみでならない。

 後半からはMⅠクラスのリード競技と同時並行に。ここからビレイを2人体制で回すことになったが、ロープ周りの補助には大変に助けられた。

 MⅠ課題はさすがに難しいようで、中間部に到達するのすら容易ではなさそうであった。

 そうこうして自分としては幾つか課題を残しながらも、リード競技は無事に終了。お昼を挟み、午後からはボルダー競技。

 MⅡの2-2課題。練りに寝られた好課題。
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 強傾斜の2-1課題、Toyaっち、軽々一撃。
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 同じく、Hayarieさんも安定の一撃!
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 今年も遠路からのご参加、ありがとうございます、煙草屋さん。
 見事、完登!
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 続いて、MⅠのボルダー競技。1-1、1-2課題。
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 2-1(終了点は裏側)、2-2課題。
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 なかなかハードな課題。
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 豪快なムーヴが繰り出される毎に、歓声が上がる。
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 強傾斜の課題2-1にトライするwataru。
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 そして、大会は無事に終了。公式リザルトはこちら(http://www.nmaj.org/about/yakuinmeibo.pdf)から。入賞したみなさま、ぱちぱち!そして、国体選手に選考された皆さま、がんばです!まずは北信越大会in福井、応援してます!

 表彰式、閉会式が終わり、課題を一般開放!
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 熱い(暑い)戦い、素晴らしいトライを見せてくださった選手諸氏、応援くださったみなさま、素晴らしい課題を設定くださったセッター陣、また素晴らし場を提供くださったachieveの皆様、そして運営スタッフの皆様。お疲れ様でした&ありがとうございました!


~前日の準備の様子~ 2017年6月18日(日)
 9:00に会場着。既にセッター陣は無地のキャンパスに向かってホールドを付けたり外したり。
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 今年はどんな課題が生まれるのか、楽しみ。
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 ホールドを付けては試登。面白いだけではなく、参加者全体のレベルを見て、差がうまく出るように調整を重ねるという地道な作業が続く。
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 今年も結局、課題設定は22:00近くまで及ぶ。毎年のことながら、セッター陣のみなさま、本当にお疲れ様でした!今年の課題も素晴らしかったです!!

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# by kanechins | 2017-06-18 22:43 | 「人工壁」の独り言 | Comments(0)

瑞牆山 十一面岩 末端壁。

 2017年6月11日(日)
 入梅という予報に反し、晴れマークが付いた日曜日。
 お休みを頂けたので、A氏とともに瑞牆山へ。まともにクラックに触るのは2年振りであったので、末端壁は自分には敷居が高かったが、思い切って同行させて頂く。
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 末端壁というと混雑しているイメージが強かったが、今日はほどほどの密度。
 風は涼しく快適で、花崗岩クラックの洗礼を楽しく受けることができ、A氏には本当に感謝。

 間髪入れずに再訪したいが、そうは問屋が卸してくれそうもない><。

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# by kanechins | 2017-06-11 21:55 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

神通川水系 高原川 沢上谷(岐阜県上宝町)

 2017年6月3日(土)
 「でこでこてっぺん」を読んでいて、ふと「たまにゃ沢もいいなぁ」と思っていた矢先。以前に所属していた山岳会のお仲間から沢のお誘いが!!タイミングが良すぎ。

 日記を見ると、最後に沢に行ってからなんと6年。目的となる「沢上(そうれ)谷」は、手ごろな入門向けの沢らしいので丁度よい。

 松本で集合し、6:00過ぎに出発。安房トンネル、平湯温泉を抜け、県道89号線へ。沢上谷に掛かる橋を過ぎて、すぐ左手に駐車場が2カ所(合わせて5~6台は停められそう)ある。谷間なのでGPS測位に誤差あり、衛星「みちびき」に期待。
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 入渓点には7:40頃到着。ハーネスにヘルメット、そして久しぶりの沢靴を履いて、いざ入渓!
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 フェルトのフリクションを確かめながら歩くと、程なくして左手に10m滝が。左手から巻くことができる。
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 さらに進むと、6m滝。左岸(上流から見て左側)に巻き道あり。
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 この滝の上部は少し傾斜のあるナメとなっており、スリップに気を付けて進む。視界が開けると、そこが「五郎七郎滝」。
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 ナメは、登りよりも下りが怖い。スリップに気を付けて、慎重に下る。途中の小滝は、練習を兼ねて懸垂下降。
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 本流に戻り、先に進む。大きな淵も散見された。(撮影:T氏)
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 とにかく、ナメが多い沢である。(撮影:T氏)
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 段々状のナメ。
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 3段のナメ。
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 沢が左に曲がると、左手が開けてくる。およそ1:2の出合いを左手に進む。少々歩きづらい谷を進むと、突如、巨大な庭園のような空間が。そこに掛かる滝が「岩洞(がんど)滝」(30m)である。
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 周囲はオーバーハング状にえぐれ、なかなか圧巻。(撮影:T氏)
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 滝の裏側に回り込むことができた。暑い日であれば飛沫が気持ちよさそうであるが、今日はちと寒い。
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 1株だけ花開いていた、ラショウモンカズラ(シソ科の多年草)、花言葉は「幸せを招く」。
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 再び本流まで戻る。ナメの廊下が続く。
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 そして、目玉である「蓑谷大滝」(30m)に到着。
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 左岸の踏み跡を辿り、高度を上げていく。
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 滝の落ち口を越えると、進路が岩で阻まれる。ここまで上がってから、右手(下流側)の踏み跡を進む。
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 すると、まるで整備されたような道へ。
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 なかなかのスケール。
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 壁の末端まで登り、右手へ曲がるとすぐに下降点。小沢が出てきたら行き過ぎである。結構な傾斜の斜面を70m程度下る。
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 慎重に下ると、蓑谷大滝の落ち口へ。ここでのスリップは致命的。
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 さらに、美しいナメを進む。
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 縁に2本の滝が流れ込む。
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 10m滝は左岸にフィックスロープあり。
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 意外に滑るので、ロープがあるからと言って気が抜けない。
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 そして、再びナメ。沢は徐々に細くなり、旅を終わりを感じされる。さらに二俣となり、左手に橋が見える。右側の沢に入り、きれいなナメ床をあるくと、11:45にゴールとなる橋が見えてきた。
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 林道に上がり、トレッキングシューズに履き替える。しばし未舗装の林道を進み、国道89号に入る。途中、登ってきた蓑谷大滝に岩洞滝、五郎七郎滝を見ることができた。
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 13:15、駐車場に帰着。お疲れ様でした!
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 帰り道、平湯温泉「ひらゆの森」(500円)へ。 日曜日の割りには空いていた。
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 ウワサ通りのナメ天国で、4時間程度とコンパクトな谷にインパクトのある大滝が散在。気は抜けないが、沢入門としてはなかなかよいルートである。いつか、紅葉の季節に入ってみたい。
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 お誘い頂いたTさん、Yさん、ありがとうございました。
 今シーズン、機会があればまた沢をご一緒させてください!こえーけど、やっぱ沢はいいなぁ。

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# by kanechins | 2017-06-03 23:17 | 「沢」の独り事 | Comments(0)

マルチトレ in 小川山。

 2017年5月28日(日)
 天気の良い日曜日。今日はお休みを頂けたので、Tさんにお付き合い頂き小川山でマルチトレ。花崗岩はほんと久しぶりだし、マルチなんていつ振り!?

 この土日は廻目平でイベントがあり、テント村が!近場のマルチエリアはどこも混んでそうだったので、久しぶりに「流星巡り」(9P、5.10c)へ行くことに。

 標高1,700m位は新緑の中にシャクナゲの花が開き、単調な林道歩きも苦にならない。取り付きがわかるか不安であったが、無事に到着。

 こんな遠いルートに人がいるわけないと思っていたら!しかも、知っている方々であったので、2度びっくり!

 1P目(5.9)。こうやってみると、逆層のスラブなのがよくわかる。
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 2P目(5.10c)。バランシーな核心を越えると、快適なスラブが待っている。
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 2P目終了点から右へ大きくトラバース。3P目(5.8)は25m位ある長いスラブ。下部は苔むしており、先日の雨でじっとり濡れる。上部のカエルの頭も楽しい。
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 4P目(5.8)はボルダー。ボルトを打って頂いた方に敬意を表してクリップ。
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 5P目(5.10c)。快適なスラブを登り、壁が立ったところが核心。バランシーな立ちこみが求められるが、ボルトが近いのは嬉しい。
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 6P目は上半分は歩きではあるが、ボロボロに風化している上、ランナーが取れないので慎重に。
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 後半に登る峰が見えてきた。今日もいい天気。風が思ったよりも冷たい。
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 6Pピークの終了点はボロボロに。また来る機会を作って、交換したい。
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 6P頭と金峰山。
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 60mロープであったので、7P目(5.8)と8P目(5.9)をつなげて登る。途中でヌンチャクが足りなくなり、後半は1本飛ばしに、汗。後でトポを見たら、ボルト15本、反省。。。
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 先ほど登った6P頭。
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 最終ピッチへ向けて歩き。風が心地よい。
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 9P目(5.8)はスラブからチムニー状。高度感もあり、ルートのハイライト。
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 ルート全体を通して山っぽくて、改めて楽しさとシブさを実感。
 また、忘れた頃に登りに来たい。

 少し時間があったので、火星人エリアへ。10P目として選んだのは、「半魚人のシングルキャッチ」1P目(5.8)。
 1ピン目から遠い。RCCボルトな上に、それ以降もボルトが遠い。20m位あるのに、ボルト3本(見落とした?)。登ってみれば、確かに5.8?しかし、今日1番シビれた1本となった。
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 立ち木から懸垂下降し、下山開始。荷物を回収し、なんだかんだで駐車場に16:45頃に帰着。(途中、火星人を登っていた方々が、落としたヌンチャクを拾って届けてくださいました、ありがとうございました!)

 この感じで岩モードに入っていきたいが、そうは問屋は卸してくれるか?
 今シーズンも、どうぞよろしくお願いします、皆様。

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# by kanechins | 2017-05-28 22:14 | 「岩」の独り言 | Comments(0)

岩、始まりました。(甲府幕岩)

 2017年5月20日(土)
 最後に岩を触ってから、はや4か月!?すっかり岩から遠ざかってしまっていたが、CMC他の皆さんに混ぜて頂く機会に恵まれ、実に4年半振りに甲府幕岩へ。

 今日も賑やかな幕岩。簡単なルートをいっぱい登りたいというkyokoと思惑が一致し、「アイソメトリックス」「きのこ狩り」「てるやまもみじ」「メイプルの涙」「次いってみよー(TR)」「モカ(TR)」「イエローマウンテン」と思いの外登ることができた。

 指皮は弱いわ、足裏感覚が乏しいわ、足指に血豆ができるわとブランク感が満載なうえ、体の重さも実感。また一から出直そうという気持ちになれた、リハビリとしては上出来な一日となった。ご一緒頂いたみなさま、ありがとうございました!

 「きのこ狩り」(5.10b/c)を登るAZ。身長を下半身の柔軟さでカバーした、粘りある登りが印象的。出だしと終了点直下にムーブがある、短いながら凝縮された楽しい1本。
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 「クリひろい」(5.10c)を登る、まだ外岩数回目という18歳のS君。若さ、身軽さ、バランスの良さがあまりに眩しくてクラクラした。強くなる要素しか見つからない。
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 「てるやまもみじ」(5.10a/b★★)を登るkyoko。爆弾低気圧を一緒に落としたあの頃が懐かしい。1ピン目が遠く緊張、スラブながらルートファインドが楽しめ、終了点間際もムーブがある、山っぽい1本。ちょっと怖いけど、好きかも。
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 「メイプルの涙」(5.10c★★)を登るAZ。安定したスタティックな登りが持ち味。RPしても、より新たなムーヴを求め再登するその心構え、見習いたい。中間の核心部は幾つかムーブがあり、最後まで気が抜けない濃い1本。
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 「つぎいってみよー」(5.11b)を登るS君。自分の初イレブンとなった、思い出のある1本。今となっては、過去の自分が眩しくてクラクラ。。。
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 最後に、大好きな「イエローマウンテン」(5.9★★★)でクールダウン。スケール、美しさはなかなか。山っぽい登りをボルトで楽しめる1本。
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 慣れ親しんだ岩場を通じ、いかに自分が登れなくなったかを自覚させられた。ここから進むも退くも、自分次第。
 あの頃の自分に戻るのがいかに大変かがわかっているだけに悩ましいが、ぜひ時間を有効に使って、少しずつ戻して行けたらな、と思える、楽しくも貴重な一日となった。ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。
 

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# by kanechins | 2017-05-20 22:06 | 「岩」の独り言 | Comments(0)


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