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by kanechin
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トレーニング on 空木岳!?

 翌朝、6時に目覚めた。帰宅する者、人工壁に向かう者とそれぞれの中、自分の中には淡いプランがあった。それは「空木岳・日帰り」。登り1,600m弱、エアリア行動時間が11時間と、ちょっと登り応えのあるルート。折角、長野から駒ヶ根まで来たんだし、いつか実現させたい厳冬期登山の下見、それと秋のアルパインの足慣らしを兼ねて登ろうかな、と考えていた。

 林道終点の駐車場に着くと、当然のように車で満杯。
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 前日はしっかり呑んでいるし、駐車場は一杯だし、雲も重たそうだし「やっぱ、やめて人工壁班に混ぜてもらおうかな~」、と正直思った。ちょっと引き返したところで、ちょうど車3台ほど停められるスペースが。真剣に悩んだ挙句、久しく山にも登っていないし、ということで荷物をまとめる。軽量化を図り、「ライト&ファースト」で行くことにする。

 登山口に入ってすぐ「あれ?見たことある人がいるなぁ」と思ったら、な、なんとU嬢とそのお友達に遭遇!!午前6時位から登り始めるはずが、トラブルがあってこの時間(07:10)になってしまったとかで、お仲間に混ぜていただくことに。写真は小地獄を登る2人。冬期2泊3日だと、地獄前に幕営するのがよいかと、テントを張れそうなスペースを確認。
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 山慣れしている2人であり、折角なので登頂を果たしたいとかなりのハイペースで登っていく。写真は尾根ルートと避難小屋ルートの分岐。
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 空木は何度か来ているが、避難小屋に行くのは初めて!3年ほど前に改築されたらしく、とーっても綺麗な内装にオドロキ!トイレも素晴らしく、これで1泊1000円ならお買い得!?冬も使えるのか、気になるところだ。
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 小屋からは沢伝いに結構な急登となる。迷いやすい支沢にはケルンが積まれている。
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 9月の高山なのに、汗ばむほどの暑さ。チングルマが風にそよいでいた。
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 丸山をバックにルンゼを詰める2人。ここから駒峰ヒュッテまでは胸突き八丁。
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 そして尾根に辿り着いた!写真は駒峰ヒュッテ。
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 分岐から空木岳山頂を見上げる。
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 山頂直下から駒峰ヒュッテ、尾根を見下ろす。
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 そして、11:40に空木岳山頂(2,864m)に登頂~!稜線は冷たい風が流れ、秋を感じさせてくれた。少しのんびり昼食タ~イム!
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 駒峰ヒュッテまで降りる。今日の小屋番はHさんでした~!昨晩、駒ヶ根で一緒に呑んだHさんのお父さんということが発覚!?小屋に泊まっていたオヤジさんたちとしばしの談笑。イロイロと差し入れ、ありがとうございました!小屋番、お疲れさまです!
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 稜線上にはボルダーが一杯!?岩に食べられつつあるU嬢。
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 やっぱり、こうなってしまうんだな。お約束の駒石にも登る。
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 ここから、鬼のような長~い下りが始まる!「特急」でガンガン下っていく。他にも妙齢の日帰りのパーティーが何組がいたが、さすが日帰りで来るだけあって、早い、早い!20年後、私もそんな速さで登れているだろうか。。。

 今回は下見も兼ねていたので、初めて「池山避難小屋」にも寄ってみる。行ってびっくり、ここもステキに綺麗&明るい&広い小屋であった!前夜にここまで上がって来ることができれば、日帰り登山がもっと身近なものになるかもしれない。
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 18:10、休憩やボルダータイムを含め、9時間で帰ってくることができた。最後の最後は夕立に降られたものの、心配してくださった師匠も池山手前まで迎えに来てくれ、念願であった空木・日帰りが、偶然にも楽しい仲間と登れて充実した1日となった!ありがと~!

 帰りもまた「お約束」の「こまくさの湯」にて汗を流す。
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 2人は羽広ファームへバイキングを満喫しに向かったようだが、私は帰路も長いのでここで失礼。けど、結局、サー○ルKで牛乳を飲んだら深い眠りに入ってしまい、目覚めたら外はもう真っ暗。。。こんなことなら、オレもバイキングに行けばよかったかなぁ!?
by kanechins | 2007-09-09 22:40 | 「山」の独り言