人工壁に通いはじめて3ヶ月
2007年 08月 01日
最初の1ヶ月はメタボな体重に腕が耐えられず10分もやれば「ごちそうさま」状態。2ヶ月目に入ると徐々に顔見知りも増えロープクライミングを始めるようになった。が、通っている割には進歩が感じられず「人工壁がある街に来ても上手にならんなんてセンスなし。。。」と諦めかけ、プラトー(というよりは「くぼみ」)に早くも陥った。そんなときにワカ様が本を貸してくれた。
クライミングの本ではあるが技術的な記述は一切なく、クライミングに必要なトレーニングの考え方をフィジカル・メンタル両面から掘り下げたもので、その内容は200ページに及ぶ膨大なものである。
今まで、自分が上達しない「言い訳」はいくらでも挙げられた。体重が重い、高いところがダメ、センスがない、手足が短い、手足がちっちゃい、気もちっちゃい、人工壁がない。けれど、この本を読んでいるとどれも「上達しない理由」にはならないことが伺える。どうやら「気合い」だけで上手くなる性質のスポーツではなく、効率的なトレーニングや地道な努力は不可欠のようだ。「もうちょっと頑張ってみよう」という気持ちにさせてくれた本、いつも付き合ってくれる皆様に感謝。
そして3ヶ月が経過した。新しい職場が体を使うせいもあるが、食べ物にも気を配るようになり、この3ヶ月だけでBMIが25.8(俗に言う肥満、メタボ)から23.1(いちおー普通)まで下がった。標準体重まではまだまだ遠いが、継続すれば「もしかする」かもしれない。まずは目指せ標準22ダケド。
最初はたかだか8mの壁のトップロープでも恐怖に慄いていたものだが、ホールドが持てるようになってきた安心感も加わってかリードトライも少しづつできるようになってきた。
センスのなさ、低身長はどうしようもないが、トップクライマーで私より小さい人なんていっぱいいるので、そこは技術を磨き上げていくしかない。
普通よりもかなり進歩が遅いようだけど、頑張りたい!と思う。今後ともビシビシご指導をお願いします。1年後、どうなっていることか。。。てか、まさかやめてないよナァ???
ああ、岩に行きたい。岩に行きたい。岩に行きたい~。(前は「岩は見ているだけで満足」だったんで、少しは進歩したってことカナ?)