野菜のお勉強
2006年 12月 05日
午前中は、各地でのフェロモントラップ調査について討議。
減農薬野菜は消費者ニーズという視点だけでなく、環境負荷の面でも急務。そのためには、適切な時期の農薬散布が不可欠になるが、害虫の発生状況を予報(予察)することが重要であり、そのためにはフェロモントラップ調査(害虫が引き寄せられる性フェロモンにゴキブリほいほいみたいな粘着版を設置したもの)が欠かせない。各地の取り組み、課題と対応などについて話し合った。
午後は、病害の診断について外観だけでなく、菌などの培養による診断方法について学び、特にイチゴ病害の検定方法について実演いただけた。
現地ではとかく概観、病徴で即座に判断を求められるケースが多いが、「恐らく」という判断でなく、このようにしっかりとした診断と対応することの重要性を再認識できた。