最近のハマリ歌
2006年 03月 16日
スチール弦のイントロから間もなく、清らかな強い声。ただ澄んでいるだけでなく、力強さを感じる。例えるなら、空き地にエーデルワイスが咲いている感じ。
調べてみると、Aselin Debisonの「Moonlight shadow」(試聴)という曲であった。
この曲は、マイク・オールドフィールドの1983年のヒット曲、「ムーンライト・シャドウ」をカバーしたものらしい。しかし残念ながら、マイクさんは知らない。
この曲でデビューした当時、彼女は12歳。現在は作詞、作曲も手がけているようで幾つか視聴してみたが、琴線に触れたのは今のところ、残念ながらこの曲だけである。
ところで、洋楽って邦楽に比べ韻を踏んだものが多い。この曲も例外ではなく、
Lost in a riddle that Saturday night・・・
・・・caught in the middle of a desperate fight
としっかりやっている。
アップテンポなカントリー調のヴァイオリンが入るので明るい歌詞かと思えば、恋人が殺されちゃった、みたいな実に悲しいもので、理解に苦しむ。けど、そういった「闇」を明るく吹き飛ばしちゃうぞ、みたいな意図があるとすれば、彼女はしっかりと歌い込んでいることになる。
そんな意味も知らずに聴いても元気をくれる、ちょっと疲れたときにオススメできる一曲かな。。。
どうも最近、Avril Lavigneの「Why」を始め、シンプルなアコースティックサウンド+女性ヴォーカルという組み合わせに滅法弱い。癒されたい年頃なのか。