寒々ルート in 瑞牆・不動沢。
2013年 06月 09日
今朝は少し出遅れ、不動沢の駐車場に09:30頃到着。シーズンだけあるなぁ、駐車場は満杯。徐(おもむろ)に荷をまとめ、すっかり慣れた道を屏風を目指して歩を進める。
アップで「おしん」(5.8)へ。写真はsono。
我々はエンペラータワーにある「寒々ルート」(5.7)へ。1P目(5.7)はアーチ状のクラックをワタシがトップ。下部は湿っぽいハンド、中間はレイバック、後半はスラブと多彩で楽しい!こんなクラックは他では見たことがないし、★が付いてもよいとは思うのだけど(RP)。
2P目(Ⅲ級程度)はMegで、匍匐前進から歩き。写真は終了点から振り返ったところで、左側は崖になっている。
そして、3P目(5.5)はチムニー。見えない場所に、こんな巨大なチムニーが潜んでいたとは!
いくら5.5とはいえ、チムニーのOSトライは初めてなので緊張。右か左か悩むが、まぁ素直に右側に入ってみる。奥まで行かないと支点が取れないが、手前に戻ると流れが悪くなるので、プロテクションに苦労しながらズリズリ上がる。
上部は岩が狭まってきて快適。限られた弾を上手に使い、トンネルを抜けると終わり。終了点は無いので、カム3つで支点を構築する。カムを1セット持ってきておいて良かった。しかし、これで5.5って、汗。もっとカンタンに登る方法があるのかなぁ。オンサイトできてこんなに嬉しい5.5は他にあるであろうか。
一旦下ると、sono&fukuは「不動沢愛好会ルート」の2ピッチ目(5.10b、フィンガー)を登っていた。オレンジ色の小動物がsono。
2人が戻ってくるまで「エンパイア・ジャム」(5.9)でハンド修行。そうこうしていると、エンペラーのコルから声が聞こえてきた。2ピッチ目は、なかなか手応えがあったみたい、お疲れ様。
後半は、お父さんが開拓した「よろめきクラック」(5.10a★、オフィズス~スクイズ)へ。sonoが果敢にリードトライ。
ちっちゃいsonoはすっぽり中に入れるみたいで、ワイド系を得意とする。
上部のほうが厳しいらしいが、なんとか抜けてトップロープをセットしてくれた。交代で「エンパイア・ジャム」と「よろめき」をよろめきながら遊んだ。もうそろそろ、ワイド系もリードでトライしなきゃいけないかな><。
帰りは、恒例の台湾料理「鮮味館」(長野稲里店)で「油淋鶏定食」を。メニューが変わり、少し値上げ?変わりに、ごはん丼が大きくなった模様。ボリューム満点、お味もGood!
「鮮味館」 長野稲里店
長野県長野市稲里町下氷鉋1137-9
026-286-1600
月~金:11:30~14:00、18:00~24:00
土・日・祝:11:30~15:00、17:30~24:00
年中無休!
■ 本日のメニュー ■
●「おしん」(5.8 Ha~Ch) 再RP。
●「寒々ルート」1P(5.7LB):RP、2P(Ⅲ)~3P(5.5Ch):OS/m。陽が射さず、風も抜けやすいから「寒々」なのかわからないが、名前からは想像できなかった楽しい1本!個人的には★2つでも良いと思う。ギアは6番まで1セット。3P目は終了点が無いため、弾を幾つか残しておく必要がある。ビッグブロー(青)も持参したが、俺のビッグブローは今日も火を吹けず、ただジャマになるだけであった><。
●「エンパイヤ・ジャム」(5.9 Fi~Ha)RP 出だしのフィスト数手を越えれば快適なハンド。終了点はない。壁は寝ているので、練習には良い?
●「よろめきクラック」(5.10a★、Ow~Sq~Ha~Fi~Sq) x、TR パワーだけでは登れない、確実なワイド技術が求められる秀逸な1本。ギアの配分も考えないと上部で苦労する?終了点のシュリンゲが傷んでいたので注意。