新江ノ島水族館。
2012年 11月 18日
日曜日は「隙あらば関東の岩場へ」とも企んではいたが、さすがに昨日の豪雨ではモチベーションも沈下。ヨコハマは滅多に来られない場所だし、折角だから江ノ島周辺を散策してみることに。江ノ島へ向かうルートは幾つかあるが、前から気になっていた江ノ電で。
サザンの曲が頭をかすめる地名が。
信州には海がない。だからと言うワケではないが、海を見るとなんだかテンションが上がる。江ノ島周辺は低気圧の通過で波が良いからか、それはもう大量のサーファーでごったがえしていた。決して暖かくはないので「好きだなぁ」と思ったが、極寒の雪山を登ることを考えたら「お互いさま」か。
2004年に開館した「新江ノ島水族館」http://www.enosui.com/へ。
展示は「相模の海ゾーン」「冷たい海ゾーン」「暖かい海ゾーン」など色々あるが、目玉はやっぱり「相模湾大水槽・アクアツリー」かな。8,000匹はいるとされるマイワシの群れは圧巻。
他にも、波が出る水槽や深海魚コーナー、川を遡上する魚が見られる水槽など、なかなか趣向が凝らしてあって面白い。クラゲコーナーでは、ワイングラスの中を遊泳するクラゲも。
ダイバーなら馴染み深い、あんな魚やこんな魚も。
水族館と言えば、イルカショー。ただイルカがぴょんぴょん飛び跳ねるショートは違い、ミュージカル風にまとめ上げられていてとても楽しい。「すごいな!」と思ったのは、4人の女性ダンサー。なんと生歌でダンスをこなした挙句、シンクロまで披露、多彩(多才)やわぁ!
アナウンスにもあったのが、イルカショーでよく見る「ご褒美エサ」がないのだ。ショーのあいだ中、1度もエサを与えることなくイルカたちとの見事は競演を披露してくれた。それにしても、イルカの飛翔力にはびっくりだわ。
かなーりマニアックな深海コーナーでは、深海生物の人工飼育研究の成果展示も。なんか臭そうなものを餌に、反応性の低い赤い灯りで照明。でも、そもそも高い水圧をかけなくてよいのかが不思議でならない。徐々に減圧したら順応できるのかな?機械屋としては、実物の「しんかい2000」展示にはどきどきであった。
ひっさしぶりの水族館であったが、存分に楽しむことができた。こんなのが近くにあったらなー。
折角だからと、江ノ島にも渡ってみた。結構な人だなー。
島の裏側には岩場が。さすがにボルトは見当たらなかったが、なかなかよさげな岩であった。残念ながら洞窟巡りはタイムオーバーで入場できなかったが、相模湾に沈む心奪われるような夕陽に出会えただけでも、来てよかったなー。
折角だから生シラスを頂こうかと思っていたが、どこも品切れ。悪天候で船が出なかったみたいだ。ダメモトで江ノ島駅前の食堂で板前さんに伺ったら「ぎりぎり用意できるよ」と!うーん、湘南の味、満喫!
とまぁ、思いもかけずゆっくりと海辺の町を散策できて、なかなか楽しかった。今度はぜひ、鎌倉の町並みも歩いてみたいな。
「新江ノ島水族館」 http://www.enosui.com/
開館時間:
3月~11月 (※GW、夏期以外) 9:00~17:00
12月~2月 (※年末年始以外)10:00~17:00
年末年始 12月29日(土)~1月6日(日) 9:00~17:00
一般入場料:
大人2,000円、高校生 1,500円、中学生・小学生1,000円、幼児(3歳以上) 600円
(江ノ電や湘南モノレールなどのフリー切符を買った人は1割引になるので注目)
※入場料2回分で1年間有効の年間パスポートがあるとのこと。
住所
〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
TEL:0466-29-9960