瑞牆・不動沢。
2012年 08月 05日
瑞牆に新しい朝が訪れる瞬間。
今日はひらひらさん、アイロンさんと不動沢。最初は前絵星岩に行く予定であったが、駐車場でお行き会いしたクラック仙人さんたちから「焼けこげるよー」と伺い、日陰っぽい屏風岩へ。
まずはひらひらさんが不動沢愛好会ルート(左)を登り、トップロープをセットしてくれる。
屏風という名だけあって、素晴らしいスケール。
うーん、なんだか今日は、岩がすっごく怖い。コーナーとかオフセットになると体の向きや動かし方がわからなくなる。多テンでなんとか抜ける、汗。
続いて、チムニーから始まる愛好会ルート(右)へ。これがまぁ、厳しい!ずりずり体を上げるが、「10m位登ったかな?」と思ったら、まだ数mしか上がってない。普段使わない筋肉を使うのか、肩に上腕、内股やふくらはぎがパンパンだし、膝が痛い!「痛い!」って言うと、アイロンさんが「それは岩からの愛情だから、ココロして受けるように」と。確かに、痛い=効いているってことだよね^^;。
なんとか抜けて、続いてツヨツヨなお二人はエンペラークラックへリード&フォローで。写真はアイロンさん。
余裕の笑顔でフォローするひらひらさん。
皇帝岩は裏がすぱっと切れているので、青空が抜けて爽快な印象。グレードの割りに厳しいらしいけれど、汗。
そして、「よろめきクラック」にトップロープをセットしてくださる。なんか、顔に見えるネ。
まずはワタシから登らせて頂く。が、最初はなんだかチンプンカンプン。それでもずりずり上がっていく。途中も何度も頭にクエスチョンマークが飛び回るが、体の向きを変えたりあらゆる体の動きを駆使し、多テンでなんとか上まで這いずり上がった、汗。
フェースもクラックもツヨツヨなひらひらさんは、岩に挟まってとっても嬉しそう^^。
ルート全体は、こんな感じ。
上部は上部で厳しいけれど、修行には良さそう!また来たいな~^^。ワタシはどうしても半身を入れてヨジヨジするしかないけれど、ひらひらさんは両手両足をしっかりジャムを利かせて登る。さすがやわー!
続いて、左のハンドへ。昨日、アイロンさんに教えていただいたとおりに登ると、うん、下部は結構快適に登れた。
少し早めに下山。
「増富の湯」で汗を流す。うあー、あっちこっち、シミるシミる。すでにあっちこっちの肌や筋肉、筋が悲鳴を上げているが、低温のお風呂に浸かっているとホントに癒される~。たまたまお行き会いしたK田さんにご紹介いただき、35℃のお風呂でクライマー談義。話に花が咲いていたら、あれ、あっという間にお時間。
帰り道。須玉でしげのツイッターから「小仏を先頭に30kmの渋滞」と。慌てる旅でもなし、みんなで「すき家」で夕食。渋滞の洗礼を受け、23時頃に高井戸着。長時間運転してくれたあっきー、ありがとう!ここでひらひらさん、あっきーとお別れし、アイロンさん宅で車を乗り換え、外環経由でつくばへ。到着したのは午前1時前。6時間のドライブとなった。
お誘いくださったアイロンさん、ご一緒いただいたひらひらさん、あっきー他、関東クライマーのみなさん、本当に楽しい時間をありがとうございました!まさか、つくばに来て瑞牆に行けるとは思いもしなかった!
それにしても、東京から瑞牆へ行くの(帰るの?)ってホントに大変なんだ~。今まで「瑞牆って遠いなー」って思っていた自分が恥ずかしい!もっと修行を積んで、瑞牆の魅力をもっともっと楽しめるようになりたいと思う。
皆様、今後ともよろしくお願いします!